2008/03/30

Lip organic.

マジック・オーガニック・リップ・バーム(レモンライム)

(Dr. Bronner's & Sun Dog's Magic) 


愛用していたエコ・リップスを使い切っちゃって困ってたところに朗報。エコ・リップスは確かオシュマンズで買ったんだけどもう扱ってないみたいで、楽天で探せば売ってはいるんだけど、リップ・バーム 1 本を送料払って買うのもなんだなぁ、と思ってて。そうしたら偶然立ち寄ったみなとみらいのフェールラーベンでコイツを発見。レモンライムを即買いしました。

ドクター・ブロナーマジックソープを愛用してるんで、まぁ、信頼してるっていうか、何の問題もないな、と。薬とか整髪料とか、なるべく使わないようにしたいな、と思ってはいるんだけど、マジックソープ(髪も身体も、なんなら食器なんかも洗えちゃう)と同様、まぁ、最低限必要かな、と。唇荒れると痛いし。使った感じもいい感じだし、本当に偶然立ち寄っただけだったんで、思わぬところで悩みが解決というか、幸運な出会いでした。ストックしといたほうがいいのか? なんて思っちゃったりして。

2008/03/25

More than an icon.

ゲバラを脱神話化する

. :太田 昌国 現代企画室

ゲバラ関連の著作や監修作で知られる著者が、「英雄」というアイコンで単一のイメージの中に括られがちなゲバラ像を問い直す一冊。

こういう試みは、特に若死にしてしまったヒーローの価値をキチンと理解する上で避けられない(必要不可欠な)もので、そういう意味ではけっこう期待していたんだけど、読後の感想としては満足度と物足りなさが半々という印象。

満足したのは、ゲリラと(革命後の)軍事の在り方についての言及が思いのほか面白いこと。(ちょっと理想主義的過ぎな感じはあるにせよ)とても合点がいくし、すっかり忘れられてる潜在的な矛盾をダイレクトに指摘してて、ちょっとハッとさせられた。「戦争がない状態」という言葉でしか「平和」を定義できない現代では、当たり前のように無視されてる、とても大事なハナシ。

物足りなかった部分は、ヴォリューム。全 171 ページなんだけど、少なくとも倍、できれば 3 倍くらいのヴォリュームであって然るべきだし、そのほうが(適度に脱線を加えながら)読み応えのあるものになった気がする。着眼が面白いだけに残念。

2008/03/23

Pack your life.

Spectator Vol. 16 (2006 Autumn & Winter issue) "Mountain High Life"
(エディトリアル・デパートメント) ☆ Link(s): Amazon.co.jp

今ひとつポイントがつかめないというか、ツボが合わない感じであまり読む機会がなかった『Spectator』だけど、この「バックパッキング特集」はなかなか読み応えあり。いわゆる「山系」の雑誌ではカバーしきれない側面であり、『Spectator』が得意とする(サブ・)カルチャー的な面をカバーしつつ、あくまでも専門誌ではない(読者が山について詳しくない)というスタンスでバックパッキングの基本的な部分はしっかりと押さえてるので、入門書としてもなかなか面白いし、芦沢一洋氏の『バックパッキング入門』からの貴重な抜粋原稿や、『森の聖者 - 自然保護の父 ジョン・ミューア』の著者、加藤則芳氏のインタビュー、丹沢のボッカなど、読み応え十分な記事も多い。特に、芦沢一洋の古典書『バックパッキング入門』の第 1 章「SPIRIT & MIND 成り立ちと背景。 バックパッカーの誕生 」が全文掲載されているだけでも十分貴重で、チェックする価値アリ。考え方的に、ちょっとアメリカのバックパッキング・カルチャー寄り過ぎな感は否めないけど、その文化はその文化で学ぶべきモノは多いので、その辺をちゃんと押さえつつ、上手いこと日本的な考え方と融合させていけば、なんとなく先が見えてきそうな気がする。コレだけを鵜呑みにするのはどうかと思うけど、ヒントはいろいろと含まれてる。個人的にはいわゆる「山系」だけでは物足りない部分をカバーしてくれてるし、好み的にも(サブ・)カルチャー的な面はアリなので、こういうモノはもっとあってもいいね。

2008/03/22

Viva la revolución.

チェ・ゲバラ 革命を生きる

. :ジャン・コルミエ 著
. :太田 昌国 監修
. :松永 りえ 訳(創元社

フランスの『パリジャン』紙の記者によるゲバラの軌跡。誕生から死後まで、一通り網羅されている。

写真や図版が多めでテキストは少なめなので、読み応え的にはイマイチではあるけど、スッキリとまとまってるし、著名な写真がたくさん載っているので入門編としては便利かな、と。


On the road again.

『オン・ザ・ロード  
 ジャック・ケルアック 著 青山 南 訳 (河出書房新社
 Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books

池沢夏樹=個人編集 世界文学全集(全 24 巻)の栄えある第 1 巻として発売されたジャック・ケルアックのクラシック、"On the Road" の新訳。タイトルも『路上』から『オン・ザ・ロード』に変更されている。

路上』はもちろん、言わずと知れたビートニクスの代表作なわけで、ご多分に漏れず 10 代の頃に読んでかなり影響を受けて、頑張って(かなりムリをして)原書、"On the Road" まで読んでみちゃったことがあるくらい好きな作品なんだけど、今回の青山南氏の訳は、適度に時代に合わせてアップデートされてて、個人的にはかなり好印象だった。

わりと見過ごされてると思うんだけど、そもそも '翻訳' なんてモノは、100% の精度でできるわけがないモノで、訳す人が違えば印象が微妙に違ってくるのは当たり前。世の中では、'翻訳' や '通訳' というモノはあたかも 100% 正確なモノであるかのように思われてるフシがあるような気がしてて、スゴク違和感を感じているんだけど、外国語が多少わかってくると気付くけど、そんなことできるわけがない。強いて言えば、バイリンガルの著者が書いたモノ(本人が語ったモノ)が(少なくとも本人の意思との整合性の面で)いちばん精度が高いわけで、世の中の訳書や通訳の多くはそうではない以上、多かれ少なかれ訳者のカラーが出て当然だろ、と。

2008/03/21

New Amerykahn funk.

ERYKAH BADU "New Amerykah Part One (4th World War)" 
(Motown / Universal) 

前にレビュー(これこれ)したジル・スコットと並んで、21 世紀のリアル・ソウル・ミュージックを聴かせてくれる女性シンガー、エリカ・バドゥの 4 枚目のスタジオ・アルバム。ものすごい厳ついアートワークが目を魅きます。

日本のリリース元のレーベルの紹には「さらにヒップ・ホップ・ビートの効いたエリカのニュー・ディレクション!!」と書いてあるけど、聴いた印象としては、個人的には「いわゆるヒップ・ホップ」にはまったく聴こえないかな。たぶん、9th ワンダー、マッドリブサ・ラジェイ・ディー(R. I. P.)辺りがプロデューサーとして名を連ねてるからだと思うんだけど、むしろ、ヒップ・ホップも体内に取り込んで消化(=昇華)したソウル・ミュージックって趣き。

2008/03/17

Black drive.

ラシー 250GB リトル・ディスク USB2 & FW400

(ラシー) 


ポルシェ・デザインに続くラシーのデザイナーズ外付けハード・ディスク・シリーズ(なんて呼ぶのか?)のデザインはサム・ヘクト(Sam Hecht)。

黒光りする筐体はシンプルで美しく、ハード・ディスクとしてはラシーなんでもちろん文句はない。USB2 と FireWire の両方が使えて、しかも USB ケーブルが内蔵されてるのは、なかなか考えられてる。ただ、唯一不満なのは写真にも写ってる「フタ」。使ってるうちに、失くす自信満々。これはもうちょっとと考慮の余地があったんじゃね?

2008/03/01

Sync sync sync.

Spanning Sync

(Spanning Sync Inc.) 


Spanning Sync は Mac OS X の iCal と Google Calendar のデータを同期(シンク)してくれるソフトウェア。両方を使ってないと便利じゃない(つまり、必然的に Mac ユーザーのみ)、かなりニッチな製品ですが、両方使ってる人にはなかなか便利。

iCal のデータを書き出して Google Calendar で読み込むことはできたけど、そうすると iCal は使わずに Google Calendar に一本化しなきゃいけなかったけど、iCal は iPod にシンクできたりして、それはそれで便利だったりする(特に iPhone や iPod touch を PDA 的に使ってればなおさら)し、Google Calendar も便利なんだけど、所詮はオンライン・ツールだからオフラインでは役に立たず、モバイラーには不十分。

そういう意味で、どっちも完璧じゃない中で、それぞれをシンクさせることでお互いの不満点を補い合う、まぁ、ベストじゃないまでもベターな環境を提供してくれます。たぶん、これを読んでピンとこない人には要らないけど、すぐに「いいじゃん!」って思った人にはオススメ。