4 ヒーローの主宰するレーベル、ロウ・キャンバスのニュー・リリースは、なんと 4 ヒーローのカヴァー・アルバム。まぁ、「4 ヒーローのカヴァー・アルバム」って言われると、「4 ヒーローがいろんなアーティストの曲をカヴァーしたモノ」みたいに思われそうだけど(しかも、それはそれですごく良さそうだし。これまでにも、ミニー・リパートンの "Les Fleur" とかロイ・エアーズの "2000Black" とか、秀逸なカヴァーが多いんで)、今回はそうではなくて、逆の企画。つまり、「4 ヒーローがカヴァーされる側」で、いろんなアーティストが 4 ヒーローの曲をカヴァーしてる、と。まぁ、それをカヴァーされる側の 4 ヒーローが自らイニシアチブをとって制作してるってのは、この手の企画としてはちょっと珍しいとは思うけど、企画としてはすごく面白い。普通ならリミックス・アルバムになりそうなもんだけど、あえてカヴァー。曰く、「1 ファイルも渡してない」んだと。まぁ、もちろん、企画だけじゃなくて、作品としての出来自体も素晴らしいんだけど。2009/10/24
So classical. So futuristic.
"4HERO Presents Extensions" Various Artists (Raw Canvas) ★★★★☆
4 ヒーローの主宰するレーベル、ロウ・キャンバスのニュー・リリースは、なんと 4 ヒーローのカヴァー・アルバム。まぁ、「4 ヒーローのカヴァー・アルバム」って言われると、「4 ヒーローがいろんなアーティストの曲をカヴァーしたモノ」みたいに思われそうだけど(しかも、それはそれですごく良さそうだし。これまでにも、ミニー・リパートンの "Les Fleur" とかロイ・エアーズの "2000Black" とか、秀逸なカヴァーが多いんで)、今回はそうではなくて、逆の企画。つまり、「4 ヒーローがカヴァーされる側」で、いろんなアーティストが 4 ヒーローの曲をカヴァーしてる、と。まぁ、それをカヴァーされる側の 4 ヒーローが自らイニシアチブをとって制作してるってのは、この手の企画としてはちょっと珍しいとは思うけど、企画としてはすごく面白い。普通ならリミックス・アルバムになりそうなもんだけど、あえてカヴァー。曰く、「1 ファイルも渡してない」んだと。まぁ、もちろん、企画だけじゃなくて、作品としての出来自体も素晴らしいんだけど。
4 ヒーローの主宰するレーベル、ロウ・キャンバスのニュー・リリースは、なんと 4 ヒーローのカヴァー・アルバム。まぁ、「4 ヒーローのカヴァー・アルバム」って言われると、「4 ヒーローがいろんなアーティストの曲をカヴァーしたモノ」みたいに思われそうだけど(しかも、それはそれですごく良さそうだし。これまでにも、ミニー・リパートンの "Les Fleur" とかロイ・エアーズの "2000Black" とか、秀逸なカヴァーが多いんで)、今回はそうではなくて、逆の企画。つまり、「4 ヒーローがカヴァーされる側」で、いろんなアーティストが 4 ヒーローの曲をカヴァーしてる、と。まぁ、それをカヴァーされる側の 4 ヒーローが自らイニシアチブをとって制作してるってのは、この手の企画としてはちょっと珍しいとは思うけど、企画としてはすごく面白い。普通ならリミックス・アルバムになりそうなもんだけど、あえてカヴァー。曰く、「1 ファイルも渡してない」んだと。まぁ、もちろん、企画だけじゃなくて、作品としての出来自体も素晴らしいんだけど。2009/10/20
Still slick enough.
"The Great Adventures of Slick Rick" SLICK RICK (Def Jam) ★★★★★
ちょっと訳あって最近、聴きまくってる正真正銘のヒップ・ホップ・クラシック、スリック・リックの 1988 年リリースのファースト・アルバム。
まぁ、あらためて見てみると、「アートワークがゴキゲンすぎ」とか「オッ、実はアイパッチしてないんじゃん」とか「'スリック・リックの大冒険' ってスゲエタイトルだな」とか、けっこう新鮮だったりするわけだけど、まぁ、何と言っても、サウンド自体がメチャメチャフレッシュ。「エフ・アール・イー・エス・エイチ」とか言いたくなるくらい。
ちょっと訳あって最近、聴きまくってる正真正銘のヒップ・ホップ・クラシック、スリック・リックの 1988 年リリースのファースト・アルバム。まぁ、あらためて見てみると、「アートワークがゴキゲンすぎ」とか「オッ、実はアイパッチしてないんじゃん」とか「'スリック・リックの大冒険' ってスゲエタイトルだな」とか、けっこう新鮮だったりするわけだけど、まぁ、何と言っても、サウンド自体がメチャメチャフレッシュ。「エフ・アール・イー・エス・エイチ」とか言いたくなるくらい。
2009/10/18
Protect ya head.
GIRO Sport Indicator Black (GIRO) ★★★★☆
前々から「ボチボチかなぁ」って考えてた自転車用ヘルメットを遂に購入。初めてのヘルメットなんで「レヴュー」というほどの蘊蓄は語れないけど、まぁ、感想というか、なんで「ボチボチかなぁ」って考えるようになったかって経緯と、実際に買って / 使ってみて感じたことを。
まず、なんで「ボチボチかなぁ」って考えてたかって部分。これまでにも自転車に関するエントリーで触れてたりするんで、ダブる部分もあるけど、まぁ、簡単に言うと「かなりヤバイなぁ」って感じてるから。しかも、かつてないほどのレベルで。何がヤバイかって、自転車にまつわる状況が。少なくとも東京の都市部に於いては。「危機感」って感じ。
前々から「ボチボチかなぁ」って考えてた自転車用ヘルメットを遂に購入。初めてのヘルメットなんで「レヴュー」というほどの蘊蓄は語れないけど、まぁ、感想というか、なんで「ボチボチかなぁ」って考えるようになったかって経緯と、実際に買って / 使ってみて感じたことを。まず、なんで「ボチボチかなぁ」って考えてたかって部分。これまでにも自転車に関するエントリーで触れてたりするんで、ダブる部分もあるけど、まぁ、簡単に言うと「かなりヤバイなぁ」って感じてるから。しかも、かつてないほどのレベルで。何がヤバイかって、自転車にまつわる状況が。少なくとも東京の都市部に於いては。「危機感」って感じ。
2009/10/17
Think global. Act local.
『日本のヒップホップ ― 文化グローバリゼーションの〈現場〉』
イアン・コンドリー 著 上野 俊哉 監訳 田中 東子・山本 敦久 訳
(NTT 出版) ★★★☆☆ Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
MIT の准教授であるアメリカ人の著者が、日本のヒップ・ホップについて綴った日本文化論。著者は 1995 〜 1997 年(つまり、EAST END x YURI と『今夜はブギー・バック』直後であり、『さんピン CAMP』と「大 LB まつり」が行われた時期ってこと)に日本に滞在し、その後も頻繁に日本を訪れて、レコーディング・スタジオやクラブなどに足繁く通い、インタヴューを行い、それを基に、あくまでもアメリカ人の客観的な目線で考察してる、という内容。もともとは 1999 年に博士号申請論文として書かれたモノで、それをベースに修正・加筆された英語版 "Hip-hop Japan: Rap and the Paths of Cultural Globalization"(Link: Amzn)が 2006 年に出版された。この『日本のヒップホップ』はその訳書で、発売されたのは今年の春頃だったかな? 発売時から気にはなってたんで、ちょっと楽しみにしながら読んでみた、と。
まぁ、先に感想をザックリと言っちゃうと、「新鮮な驚き」と「違和感」と「共感」がそれぞれ 1/3 ずつって感じかな。特に、1995 〜 1997 年と、それ以降の時期っていうと、個人的にも、公私ともに(まだ「私」が多かったかな)日本のヒップ・ホップ・シーンにけっこう足を踏み入れてた時期なんで(それこそ、著者と何度もニアミスしてるはず)、わりとリアリティがあるっていうか、実感を持って読めちゃう時期のドキュメントって感じでもあったりするんで、だからこそ、よけいにそう感じちゃうのかもしれないけど。3 つの面、どちらに関しても。
イアン・コンドリー 著 上野 俊哉 監訳 田中 東子・山本 敦久 訳
(NTT 出版) ★★★☆☆ Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
MIT の准教授であるアメリカ人の著者が、日本のヒップ・ホップについて綴った日本文化論。著者は 1995 〜 1997 年(つまり、EAST END x YURI と『今夜はブギー・バック』直後であり、『さんピン CAMP』と「大 LB まつり」が行われた時期ってこと)に日本に滞在し、その後も頻繁に日本を訪れて、レコーディング・スタジオやクラブなどに足繁く通い、インタヴューを行い、それを基に、あくまでもアメリカ人の客観的な目線で考察してる、という内容。もともとは 1999 年に博士号申請論文として書かれたモノで、それをベースに修正・加筆された英語版 "Hip-hop Japan: Rap and the Paths of Cultural Globalization"(Link: Amzn)が 2006 年に出版された。この『日本のヒップホップ』はその訳書で、発売されたのは今年の春頃だったかな? 発売時から気にはなってたんで、ちょっと楽しみにしながら読んでみた、と。
まぁ、先に感想をザックリと言っちゃうと、「新鮮な驚き」と「違和感」と「共感」がそれぞれ 1/3 ずつって感じかな。特に、1995 〜 1997 年と、それ以降の時期っていうと、個人的にも、公私ともに(まだ「私」が多かったかな)日本のヒップ・ホップ・シーンにけっこう足を踏み入れてた時期なんで(それこそ、著者と何度もニアミスしてるはず)、わりとリアリティがあるっていうか、実感を持って読めちゃう時期のドキュメントって感じでもあったりするんで、だからこそ、よけいにそう感じちゃうのかもしれないけど。3 つの面、どちらに関しても。
2009/10/15
Wild style.
『野性の実践』ゲーリー・スナイダー 著 原 成吉・重松 宗育 訳
(山と溪谷社) ★★★★★ Link(s): Amazon.co.jp
今日はブログ・アクション・デイ '09(Blog Action Day '09)で、今年のテーマは 'Climate Change' ってことなので、それに合わせたエントリーを。で、何をピックアップしようかなって考えた中で、一番相応しいというか、個人的に一番シックリくるのはゲーリー・スナイダーのこのクラシックかな、と。
個人的には 'Climate Change' ってテーマ自体、なかなか難易度が高いっていうか、個人的には「一筋縄ではいかない」って印象があるテーマって気がしてて。まぁ、翻訳すると「気候変動」ってことになるんだろうけど、「気候変動」とか、その原因だと言われてる「温暖化ガス(CO2)削減」とか、ちょっと、頭から信用しちゃって平気? みたいなところもあったりして。そんなに簡単にわかったり、割り切れたりする話じゃないと思うんだけど、なんか、その議論抜きで「前提」になっちゃってて、あたかも「それだけやっとけば OK」的な風潮になってる感じにはちょっと違和感があって。ホントにそうなのか? ってのはキチンと議論・検証されるべきだし、決してそれだけで OK なんて話じゃないはずだし。
(山と溪谷社) ★★★★★ Link(s): Amazon.co.jp
今日はブログ・アクション・デイ '09(Blog Action Day '09)で、今年のテーマは 'Climate Change' ってことなので、それに合わせたエントリーを。で、何をピックアップしようかなって考えた中で、一番相応しいというか、個人的に一番シックリくるのはゲーリー・スナイダーのこのクラシックかな、と。個人的には 'Climate Change' ってテーマ自体、なかなか難易度が高いっていうか、個人的には「一筋縄ではいかない」って印象があるテーマって気がしてて。まぁ、翻訳すると「気候変動」ってことになるんだろうけど、「気候変動」とか、その原因だと言われてる「温暖化ガス(CO2)削減」とか、ちょっと、頭から信用しちゃって平気? みたいなところもあったりして。そんなに簡単にわかったり、割り切れたりする話じゃないと思うんだけど、なんか、その議論抜きで「前提」になっちゃってて、あたかも「それだけやっとけば OK」的な風潮になってる感じにはちょっと違和感があって。ホントにそうなのか? ってのはキチンと議論・検証されるべきだし、決してそれだけで OK なんて話じゃないはずだし。
2009/10/13
Designs of hope.
"Design For Obama"
Edited by AARON PERRY-ZUCKER / SPIKE LEE (Taschen) ★★★★☆
タイトル通り、第 44 代アメリカ大統領・バラク・フセイン・オバマをモチーフにしたグラフィック・デザイン / ポスターを集めた洋書。発行元はアート / デザイン系ではお馴染みのタッシェンなんで、それだけでもそれなりに信頼できるだけど、まぁ、それを抜きにしてもなかなか見応えのある内容になってる。
編者に映画監督のスパイク・リーの名前があったりするんだけど、それはスパイクの代表作『ドゥ・ザ・ライト・シング』のポスターをモチーフにした、その名も "Did The Right Thing" って作品があるからで、本の中に掲載されてるスパイクによるエッセイによると、インターネットでこれを見つけたスパイクは大喜びして、自ら作者に連絡を取って、そこからこの本の企画につながったんだとか。
Edited by AARON PERRY-ZUCKER / SPIKE LEE (Taschen) ★★★★☆
タイトル通り、第 44 代アメリカ大統領・バラク・フセイン・オバマをモチーフにしたグラフィック・デザイン / ポスターを集めた洋書。発行元はアート / デザイン系ではお馴染みのタッシェンなんで、それだけでもそれなりに信頼できるだけど、まぁ、それを抜きにしてもなかなか見応えのある内容になってる。編者に映画監督のスパイク・リーの名前があったりするんだけど、それはスパイクの代表作『ドゥ・ザ・ライト・シング』のポスターをモチーフにした、その名も "Did The Right Thing" って作品があるからで、本の中に掲載されてるスパイクによるエッセイによると、インターネットでこれを見つけたスパイクは大喜びして、自ら作者に連絡を取って、そこからこの本の企画につながったんだとか。
2009/10/12
Brasil inspired.
BK-ONE with BENZILLA "Radio Do Canibal"
(Rhymesayers) ★★★★☆ Link(s): iTunes Store / Amazon.co.jp
ちょっと前に "Tema Do Canibal" のビデオを観て以来、けっこう楽しみにしてた BK ワンのブラジリアン・ヒップ・ホップ・アルバム。やっとリリースされたんだけど、期待に違わぬ内容で、なかなか味わい深い 1 枚に仕上がってる。
「ブラジリアン・ヒップ・ホップ」って言っても「ブラジル人アーティストによるヒップ・ホップ」ではなくて、「ブラジル音楽ネタのヒップ・ホップ」って意味。BK ワンはミネアポリス在住のアメリカ人 DJ / プロデューサーで、ブラジルを旅したときに掘ってきたネタでアルバムを作った、と。インタールードのタイトルが “Caetano Veloso” とか “Ivan Tiririca” とか “Hyldon” だったりするくらいで。ただ、「ブラジル産」ではなく、「原料:ブラジル / 製造:アメリカ」ってことなので、仕上がりとしては「ブラジル音楽」ってよりも、ブラジルは存分に感じさせるけど、あくまでも「ヒップ・ホップ」な印象かな。
(Rhymesayers) ★★★★☆ Link(s): iTunes Store / Amazon.co.jp
ちょっと前に "Tema Do Canibal" のビデオを観て以来、けっこう楽しみにしてた BK ワンのブラジリアン・ヒップ・ホップ・アルバム。やっとリリースされたんだけど、期待に違わぬ内容で、なかなか味わい深い 1 枚に仕上がってる。「ブラジリアン・ヒップ・ホップ」って言っても「ブラジル人アーティストによるヒップ・ホップ」ではなくて、「ブラジル音楽ネタのヒップ・ホップ」って意味。BK ワンはミネアポリス在住のアメリカ人 DJ / プロデューサーで、ブラジルを旅したときに掘ってきたネタでアルバムを作った、と。インタールードのタイトルが “Caetano Veloso” とか “Ivan Tiririca” とか “Hyldon” だったりするくらいで。ただ、「ブラジル産」ではなく、「原料:ブラジル / 製造:アメリカ」ってことなので、仕上がりとしては「ブラジル音楽」ってよりも、ブラジルは存分に感じさせるけど、あくまでも「ヒップ・ホップ」な印象かな。
2009/10/10
Organized confusion.
『資本主義はなぜ自壊したのか ー 「日本」再生への提言』. :中谷 巌 著(集英社インターナショナル) ★★★☆☆
なんで読もうと思ったのか、イマイチ思い出せないんだけど、たぶん、今年 2 月に OA された『ニュースの深層』を観てちょっと興味を引かれたからだったと思うんだけど、どうも、実は話題作だったらしく、池田信夫氏のブログとかアマゾンのカスタマー・レヴューで酷評されてたり、まぁ、賛否両論というか、良くも悪くも話題の一冊だったらしい(去年の年末発売なんでさすがにもう落ち着いてると思うけど)。まぁ、何となく、言わんとしてることは解る気がするけど(賛も否も)。
個人的には知らなかったんだけど、著者の中谷巌氏ってのは『ワールドビジネスサテライト』なんかに出てたわりと有名な経済学者らしくて(それが賛否を激しくしてる理由だと思われる)、著書の『入門マクロ経済学』はマクロ経済学の教科書として日本の大学で広く使われているんだとか。肩書き的には、三菱 UFJ リサーチ & コンサルティング理事長 / 多摩大学名誉学長・経営情報学部教授・ルネッサンスセンター長 / 一橋大学名誉教授 / ハーヴァード大学経済学博士 / オーストラリア国立大学名誉法学博士。そして、自民・公明連立政権が行った構造改革を積極的に推進したメンバーのひとりでもある(本人曰く、「急先鋒だった」んだとか)にも関わらず、その考えをこの本書で一転させたことから大きな話題(っていうか、ちょっとした「騒動」)になったらしい。まぁ、それなりに有名人だったなら、そうなったことは十分理解はできるけど。
まぁ、こんなこと書いてて、実は、その「騒動」の問題の中身に関してはイマイチよくわかってないんだけど。だって、今年 2 月に OA された『ニュースの深層』への出演ってのはこの本書の出版(とそこから起こった話題)を受けてのものだったし、そこでの話を聞いてちょっと興味を持ったんだから。それ以前の主張の中身も、存在感がどんな感じだったのか全然知らずに、まぁ、ある意味、何の先入観も持たずに話を聞いて、興味を持って、本書を手に取ったわけなので。
そもそも、経済学なんて個人的には最も興味がない学問だし(胡散臭いとすら思ってるんで)、詳細になんか触れられるわけがないけど(それらしいことを書こうとするとボロが出るのが目に見えてる)ザックリと乱暴にまとめちゃうと、話としては、1970 年代にアメリカの大学に留学して、アメリカの新自由主義・市場原理主義的な経済学に「かぶれた」経済学者が、昨今の世界的な状況を鑑みて、「何かがおかしい」と思い、変節した、と。そこに至る経緯と、今、どんな風に考えてるのかってことを、一般書のテンションでわかりやすくまとめたのが本書だ(本人の言葉を借りれば、「自戒の念を込めて書いた懺悔の書」なんだとか)、ってのが概要になるのかな。
変節後の著者の話を聞いて何故興味を持ったのかは、本書のまえがきを読んですぐにわかった。著者は今、単なるビジネス・スキルを超えた歴史観・世界観・人間観を身につけるための「40 代 CEO 育成講座」ってのを多摩大学で塾頭として主宰してて、そこで、いろいろなジャンルの専門家と、本人の言葉を借りると「知の格闘技」を行ってるらしいだけど、そこに参加してる講師の中に、環境考古学者の安田喜憲氏とか経済学者で現静岡県知事の川勝平太氏とかって名前があったんで。『ニュースの深層』での著者の話の中に、明らかに安田氏や川勝氏に重なる(影響を受けたと思われる、っていうか、イジワルな言い方をすると「請け売り」っぽい)話が出てきてたんで。で、安田氏や川勝氏の考えに興味を持ってる身には、親近感を感じる部分があった、と。まぁ、さすがに、元ネタが同じだとは思わなかったけど。
そんな感じなんで、変節前の著者を知ってる人たちが、ちょっとヒステリックとすら思えるような反応をしてるのは、正直、ちょっと引いちゃうところがあるかな。まぁ、気持ちはわからんでもないし、思わず突きたくなる重箱の隅がたくさんありそうなこともなんとなく想像はできるけど。いきなりキューバとかブータンの話とか持ち出されても、唐突過ぎだし、文章自体もそれほど説得力があるとは思えないし(著者がキューバとかブータンに魅かれる気持ちは個人的には共感はできるけど)。かと言って、なんか経済学に詳しい(っぽい)人の批判に合点がいくかって言うと、やっぱり、そんなことはなくて。なんか、経済学村の内輪話っていうか、オタクどもの戯言って感じがしちゃうのも事実(永田町村の政治オタクどもの戯言とかみたいな感じ。霞ヶ関とかもそう。ただ自分たちの「常識」を振り翳してる感覚というか)。こういう話を聞いてると、つい「重力に魂を引かれた者たち」のロジックとか言いたくなっちゃう。
個人的には、カール・ポランニーの『大転換 ー 市場社会の形成と崩壊』の話とか、知らなかったんで普通に興味深かった(特に、労働・土地・貨幣は、再生産が不可能であるため、取引の対象にしてはいけないって話とか)し、ポランニーの「市場経済のもとでは、自由も平和も制度化することはできなかった。というのは、市場経済の目的は利益と繁栄を作り出すことであり、平和と自由を作り出すことではないからである」って言葉も、まぁ、当たり前っていえば当たり前なんだけど、でも、忘れてる人って結構多い気がするし。著者の唱える「そもそも新自由主義・市場原理主義は英米のエスタブリッシュメントにとって都合のいいシステム(勝者が勝者のためにつくったルール)であり、そのためのツールでしかない」的な見解とか、理性や論理を過度に重んじるアメリカって国の特殊性を語る言説とか、ちょっと陰謀説的な考え方だったりもするけど、そんなに嫌いじゃないし、あながち外れてもないと思うし。特に、理性や論理だけじゃ整理できない、何とも言えない信念というか、価値基準というか、「核」みたいなモノがヨーロッパの国にはアメリカにはない感じとか、個人的にも前から感じてたことだったりして、けっこう共感できたりもするんで。あと、株取引を例に挙げて「形式知」と「暗黙知」の話(インターネットなどで誰でも知ることができる情報がすべてではないし、それをもって「情報の平等」なんて言えない)とか、具体的な施策として挙げてる還付金付き消費税とかも、ちょっと面白いと思うし。
ただ、同時に、胡散臭さみたいなモノを感じちゃうのも事実だったりはするんだけど。アメリカって国と同様に、「理性や論理」で物事を整理しようとする「経済学」が見落としがち(わざと見ないようにしてる?)部分に目を向けてるのはいいんだけど、胡散臭さというか、請け売り感みたいなモノが感じられて、イマイチ、著者自身の言葉(主張)に聞こえない感じがしちゃう。キューバとブータンの部分とか、一神教と多神教の部分とか、縄文時代の部分とか。まぁ、この本自体の企画意図として、それほど専門的で難解なモノにはしないことがあるっぽいから、内容的にも字数的にもリミッターをかけてるのかもしれないけど、イマイチ説明不足というか、説得力に欠けるというか、愛を感じないというか、あまり心を動かされない感じはあるな、と。「理性や論理」じゃなくて、「心」を動かす部分について書いてるのに。とは言いつつも、まぁ、「変節」して間もないっぽいから、まだ「変節前」の癖が抜けてないのかも? とか思えるレベルではあったりするんだけど。個人的には。
民主主義が完全で賢明であると見せかけることは誰にもできない。実際のところ、民主主義は最低の政治形態であると言うことができる。これまでに試みられてきた民主主義以外のあらゆる政治形態を除けば、だが。ー ウィンストン・チャーチルチャーチルってなかなかのパンチライン職人で、個人的にはけっこう嫌いじゃなかったりするんだけど、著者はそんなチャーチルのこんな言葉を引用して、「民主主義」の部分を「マーケット・メカニズム」に、「政治」を「経済」に置き換えても成り立つって主張してて、それはそれで一理あるというか、まぁ、そういうことなんだろうな、とは思えるし、言われてみればその通りなんだけど、それを意識してるか意識してないか(気付いてるか気付いてないか)って、けっこう大事だよな、と。気付いてない人、かなり多そうだし。
まぁ、そういうことに気付いたり、たとえ賛同しなかったとしても、考えてみるキッカケにはなりそうだし(まぁ、思考停止して拒否するヤツもいそうだけど)、そういう意味では別にそれほど悪い本じゃないと思うし、(賛否両論を含めて)話題になることも悪いことじゃないのかな、と。ただ、個人的には、この内容で、この分量で、このテンションなのであれば、新書でよかった気がするけど。っつうか、新書の方がよかったんじゃね? って思ったりはするけど。
THE END OF THE ENTRY
2009/10/05
Cover 2 cover.
"Tru Thoughts Covers" (Tru Thoughts) ★★★☆☆
Link(s): iTunes Store / Amazon.co.jp
特別好きなレーベルって意識はないんだけど、わりとツボなリリースが多くて、気が付いたら何度も取り上げてるイギリスのレーベル、トゥルー・ソーツ(Tru Thoughts)からちょっと前にリリースされた企画盤。タイトル通りカヴァー集なんだけど、まぁ、ちょっと面白い仕上がりなんで。
参加アーティストはクアンティック(QUANTIC)だったり、リジー・パークス(LIZZY PARKS)だったり、ノスタルジア 77(NOSTALGIA 77)だったり、TM ジューク(TM JUKE)だったり、まぁ、トゥルー・ソーツではお馴染みのアーティストたちなんだけど、カヴァーされてる曲がマイケル・ジャクソン(MICHAEK JACKSON)の "You Are Not Alone" やマーヴィン・ゲイ(MARVIN GAYE)の "Sexual Healing" といったお馴染みの曲から、4 ヒーロー(4HERO)の "Hold It Down" とかホワイト・ストライプス(WHITE STRIPES)の "Seven Nation Army” とかマックス・セッジリー(MAX SEDGLEY)の "Happy" とかエミネム(EMINEM)の "My Name Is ..." とか、ちょっとビックリするような曲まで、なかなか意外性に富んでて面白い選曲で。
Link(s): iTunes Store / Amazon.co.jp
特別好きなレーベルって意識はないんだけど、わりとツボなリリースが多くて、気が付いたら何度も取り上げてるイギリスのレーベル、トゥルー・ソーツ(Tru Thoughts)からちょっと前にリリースされた企画盤。タイトル通りカヴァー集なんだけど、まぁ、ちょっと面白い仕上がりなんで。参加アーティストはクアンティック(QUANTIC)だったり、リジー・パークス(LIZZY PARKS)だったり、ノスタルジア 77(NOSTALGIA 77)だったり、TM ジューク(TM JUKE)だったり、まぁ、トゥルー・ソーツではお馴染みのアーティストたちなんだけど、カヴァーされてる曲がマイケル・ジャクソン(MICHAEK JACKSON)の "You Are Not Alone" やマーヴィン・ゲイ(MARVIN GAYE)の "Sexual Healing" といったお馴染みの曲から、4 ヒーロー(4HERO)の "Hold It Down" とかホワイト・ストライプス(WHITE STRIPES)の "Seven Nation Army” とかマックス・セッジリー(MAX SEDGLEY)の "Happy" とかエミネム(EMINEM)の "My Name Is ..." とか、ちょっとビックリするような曲まで、なかなか意外性に富んでて面白い選曲で。
2009/10/04
Sounds of blackness.
『ピーター・バラカン選 ブラック・ミュージック 200CD+2』
ピーター・バラカン 著(学研) ★★★★☆ Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
いわゆる「ディスク・ガイド」的な本なんて読まなくなって超久しい(たぶん 15 年ぶりくらいなんじゃないかな?)んだけど、他ならぬピーター・バラカン著で、テーマも他ならぬブラック・ミュージックってことなんで、思わず手に取っちゃった。小西康陽さんの『マーシャル・マクルーハン広告代理店。ディスクガイド 200 枚。小西康陽。』にはそれほど魅かれなかったけど(ちょっと興味はあるけど)、これは要チェックだな、と。
表紙に本人の写真を使うのはちょっとどうなんだって思わなくはないけど、表紙も中ページも装丁のデザインは悪くないし。タワー・レコードの新宿店ではサイン会まであるらしくて、まぁ、さすがにサインが欲しいほどファンではないけど、でも昔からとても信頼してる音楽評論家(なんて呼ばれるのは本意じゃないのかもしれないけど)のひとりなんで。
「音楽評論家(なんて呼ばれるのは本意じゃないのかもしれないけど)」って書いたのは、本人は「評論」してる意識じゃないっぽい感じがするから。あくまでも「紹介」してるって感じというか。本人は自分の肩書きを「ブロードキャスター」って言葉で表現してて(適切な言葉がないからなんだろうけど)、これは、キャスターとかコメンテーターとかジャーナリストととかって感じではなく、あくまでも、単に「放送(ブロードキャスト)に携わる人」ってことを意味してるっぽくて。ラジオでもテレビでも、音楽についてでも『CBS ドキュメント』のような内容でも。だとすると、文章を書く仕事はあくまでも、「ブロードキャスター」じゃない部分の、サブ的な仕事って感じなんだと思うし。
ピーター・バラカン 著(学研) ★★★★☆ Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
いわゆる「ディスク・ガイド」的な本なんて読まなくなって超久しい(たぶん 15 年ぶりくらいなんじゃないかな?)んだけど、他ならぬピーター・バラカン著で、テーマも他ならぬブラック・ミュージックってことなんで、思わず手に取っちゃった。小西康陽さんの『マーシャル・マクルーハン広告代理店。ディスクガイド 200 枚。小西康陽。』にはそれほど魅かれなかったけど(ちょっと興味はあるけど)、これは要チェックだな、と。 表紙に本人の写真を使うのはちょっとどうなんだって思わなくはないけど、表紙も中ページも装丁のデザインは悪くないし。タワー・レコードの新宿店ではサイン会まであるらしくて、まぁ、さすがにサインが欲しいほどファンではないけど、でも昔からとても信頼してる音楽評論家(なんて呼ばれるのは本意じゃないのかもしれないけど)のひとりなんで。
「音楽評論家(なんて呼ばれるのは本意じゃないのかもしれないけど)」って書いたのは、本人は「評論」してる意識じゃないっぽい感じがするから。あくまでも「紹介」してるって感じというか。本人は自分の肩書きを「ブロードキャスター」って言葉で表現してて(適切な言葉がないからなんだろうけど)、これは、キャスターとかコメンテーターとかジャーナリストととかって感じではなく、あくまでも、単に「放送(ブロードキャスト)に携わる人」ってことを意味してるっぽくて。ラジオでもテレビでも、音楽についてでも『CBS ドキュメント』のような内容でも。だとすると、文章を書く仕事はあくまでも、「ブロードキャスター」じゃない部分の、サブ的な仕事って感じなんだと思うし。
2009/10/03
An unyielding way of life.
『ヴィンランド・サガ 8 巻』 幸村 誠 著(講談社) ★★★☆☆
前に 6 巻と 7 巻もレヴューした幸村誠の第 2 作目の 8 巻。 7 巻をレヴューしたのが今年の 3 月だから約半年ぶりの発売ってことになる。まぁ、連載されてるのが月刊『アフターヌーン』だから仕方ないけど、やっぱり久々感は否めないかな。まぁ、読んじゃうと、思った以上にすんなりと(前巻までの流れを思い出して)読めちゃうんだけど。
この『ヴィンランド・サガ』は、読み切りとして『モーニング』に発表されたデビュー作『プラネテス』 の第 1 回に偶然出会って以来、一気にファンになっちゃった幸村誠の第 2 作目。当初、週刊誌、しかも少年誌の『少年マガジン』で連載が開始され、余計なお世話ながら「大丈夫か?」と心配してたら、案の定(?)月刊『アフター ヌーン』に移籍したという経緯を持つ作品。もともと『プラネテス』も 『モーニング』で不定期連載だったし、決して筆が速いタイプではなさそうなだけに、このくらいのペースのほうがいいのかな、とも思ったりして。漫画にしてもアニメにしてもそうだけど、受け手(読者・視聴者)の立場からすると、定期的にキチンと供給されることよりも、キチンとしたクオリティで供給されることのほうが大事な気がするし。
前に 6 巻と 7 巻もレヴューした幸村誠の第 2 作目の 8 巻。 7 巻をレヴューしたのが今年の 3 月だから約半年ぶりの発売ってことになる。まぁ、連載されてるのが月刊『アフターヌーン』だから仕方ないけど、やっぱり久々感は否めないかな。まぁ、読んじゃうと、思った以上にすんなりと(前巻までの流れを思い出して)読めちゃうんだけど。この『ヴィンランド・サガ』は、読み切りとして『モーニング』に発表されたデビュー作『プラネテス』 の第 1 回に偶然出会って以来、一気にファンになっちゃった幸村誠の第 2 作目。当初、週刊誌、しかも少年誌の『少年マガジン』で連載が開始され、余計なお世話ながら「大丈夫か?」と心配してたら、案の定(?)月刊『アフター ヌーン』に移籍したという経緯を持つ作品。もともと『プラネテス』も 『モーニング』で不定期連載だったし、決して筆が速いタイプではなさそうなだけに、このくらいのペースのほうがいいのかな、とも思ったりして。漫画にしてもアニメにしてもそうだけど、受け手(読者・視聴者)の立場からすると、定期的にキチンと供給されることよりも、キチンとしたクオリティで供給されることのほうが大事な気がするし。
2009/10/02
Autumn mode. Folky mood.

"Secret Love: A View On Folk"
"Secret Love 2: Another View"
"Secret Love 3: Not A Secret Anymore"
"Secret Love 4"
"Secret Love 5" Compiled by JAZZANOVA & RESOUL (Sonar Kollektiv) ★★★★☆
ちょっと前のエントリーのニコラ・クレーマーの "The Other One" のレヴューでちょっと触れたジャザノヴァ編纂のコンピレーション "Secret Love: A View on Folk" をあらためて聴き直してみようと思ったら、なんとシリーズが 5 枚も出てて、いい機会だからまとめて聴いてみたら、秋にピッタリな感じでなかなかいいコンピレーションだったんで、まとめてレヴューをしてみようかな、と。
2009/10/01
Life cycle. Cycle life.
『週刊 ダイヤモンド 2009/9/26 号』(ダイヤモンド社) ★★★☆☆
Link(s): Amazon.co.jp
これまでの人生で(なんて言うと大袈裟だけど)ほとんど接点のなかった『週刊ダイヤモンド』誌の自転車特集号。『週刊ダイヤモンド』って、何でも「選ばれて書店売上 No. 1 ビジネス週刊誌」らしいんだけど、まぁ、馴染みがないことこの上ない感じ。でも、内容的にちょっと引っかかったんで。先週号なんでもう普通の本屋の店頭には並んでないっぽいんだけど、アマゾンとかでは買えるみたい。
表紙に「自転車が熱い! ブームを読み解く大事典」なんて、ドン引きしちゃうような特集タイトルが書いてあるんで、ついつい構えちゃうというか、警戒感を抱いちゃったんだけど(「今、●○が熱い!」とか何の衒いもなく言えちゃうヤツは信用しないことにしてるんで)、まぁ、内容は、健康とかエコロジーとかって観点から始まって、自転車通勤が会社に認められるかとか、事故ったときの保険のこととか、交通ルールや母親+こども 2 人乗りみたいな社会的な問題とか、自転車に取り組んできた日本の企業とか、海外での自転車事情とか等、わりと広くいろんな面にスポットを当ててて、悪くない感じ。前にレヴューした『自転車の安全鉄則』の疋田智氏のインタヴューも載ってる。ただ、ブームを煽るだけじゃなく、問題点にも言及してる辺りは、『週刊ダイヤモンド』らしい(のかな? よく知らないけど。イメージ的に)。
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これまでの人生で(なんて言うと大袈裟だけど)ほとんど接点のなかった『週刊ダイヤモンド』誌の自転車特集号。『週刊ダイヤモンド』って、何でも「選ばれて書店売上 No. 1 ビジネス週刊誌」らしいんだけど、まぁ、馴染みがないことこの上ない感じ。でも、内容的にちょっと引っかかったんで。先週号なんでもう普通の本屋の店頭には並んでないっぽいんだけど、アマゾンとかでは買えるみたい。表紙に「自転車が熱い! ブームを読み解く大事典」なんて、ドン引きしちゃうような特集タイトルが書いてあるんで、ついつい構えちゃうというか、警戒感を抱いちゃったんだけど(「今、●○が熱い!」とか何の衒いもなく言えちゃうヤツは信用しないことにしてるんで)、まぁ、内容は、健康とかエコロジーとかって観点から始まって、自転車通勤が会社に認められるかとか、事故ったときの保険のこととか、交通ルールや母親+こども 2 人乗りみたいな社会的な問題とか、自転車に取り組んできた日本の企業とか、海外での自転車事情とか等、わりと広くいろんな面にスポットを当ててて、悪くない感じ。前にレヴューした『自転車の安全鉄則』の疋田智氏のインタヴューも載ってる。ただ、ブームを煽るだけじゃなく、問題点にも言及してる辺りは、『週刊ダイヤモンド』らしい(のかな? よく知らないけど。イメージ的に)。
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