2010/05/02

Organic comfort.

OSKLEN United Kingdom Of Ipanema Tote (OSKELN) ★☆
Link(s): Rakuten.co.jp

買ったのはけっこう前で、かなり愛用してるんだけど、なんか周りの反応がけっこういいのと(但し、ビックリするくらい女性のみ)、最近、街中でもやけに目にする(ほとんど女性)のと、J-WAVE のブラジル音楽番組 "SAUDE! SAUDADE" でプレゼントしたところ、記録的な応募があったってツイートを見て、「へぇ、そうなんだぁ」とか思いつつ、なら、せっかくだから取り上げとこうかな、と。ブラジルのブランド、オスクレン(OSKLEN)のトート・バッグ。

オスクレンは、ハイ・ファッションな洗練されたセンスと、パタゴニアのようなエコロジカルで、ある意味でラディカルな姿勢を併せ持つブラジル、リオ・デ・ジャネイロのブランド。ヨーロッパでは 'トロピカル・プラダ' とも称されてるとか。「人生はサーフィンだ」と宣うクリエイティブ・ディレクター、オスカル・メツァヴァトはサーフィン、スケートボード、アウトド ア / マウンテン・スポーツを軸にしたライフスタイルをメンズ / レディースで展開してて、アウトドアとストリートとハイ・ファッションの世界を股にかけ、ブラジルならではのいい感じのファンキーさが加味されたセンスで独特の存在感を放ってて、今、個人的には一番気になってて、好きなブランド。

オスクレンのことを初めて知ったのは 2005 年くらいだったかな? 何かの雑誌(たぶん『Pen』のブラジル特集)でオスカル・メツァヴァトの記事を読んだことだった。何で時期を覚えてるかっていうと、2006 年 1 月にブラジルに行ったときにもう知ってて、現地でショップをチェックしたし、そこで買ったジーンズとか、今でもフツーに愛用してるんで。

このトート・バッグに書かれてる 'United Kingdom of Ipanema' って言葉は、もともとS/S 08 のコレクションのタイトルというかテーマだったモノなんだけど、コレクション自体もそうだし、 'United Kingdom of Ipanema' って言葉自体もすごく好きで気に入ってたんで、しばらく後にこのバッグのことを知ったときにも、すぐにゲットしたいなと思ってた。まぁ、しばらくの間、忘れてて実際にゲットしたのは去年だったかな? 今は表参道ヒルズにショップがあるんで日本でも買える。

素材は「ルナ エコ ジュータ」っていう植物の根を使ってて、2 年で自然に還る素材なんだとか(ちなみに、ポリエステルは 100 年かかるらしい)。サイズは H37.0 x W39.0 x D15.5cm で持ち手は 40.0cm。持ち手がちょっと短い感じがするんだけど、腕が細いんで肩にかけて使えてる。バッグについての詳細は日本語のスペシャル・サイトが詳しい。

カメラ+レンズとか MacBook Pro 15" とかフットサル用具一式とかも余裕で入るサイズで、ナンダカンダ言って使い勝手がすごくいいんで、メチャメチャ愛用してる。いわゆる「エコ・バッグ」(この呼び方もどうかと思うけど)的なモノとして考えると、一般的には決して安い値段ではない(オスクレン自体決して安いブランドではない)し、雑誌とかにやたらとオマケで付いてる昨今、わざわざ(安くない価格を払って)買うってのがどのくらい受け入れられることなのか解らない不思議な世の中になってきてる気はするけど、コスト・パフォーマンスは全然悪くない。それに、街中でメチャメチャ見かけるいくつかのブランドのモノ(それこそ、雑誌のオマケのヤツとか)ほど他人とカブったりはしないし。ちなみに、この生成り x 黒文字以外にも、あと 3 カラーのヴァリエーションがある。
BRASIL BRASIL

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