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昨日のエントリーとは直接関係ないけど、個人的にメチャメチャ「ブラジル・シック」な BGM を。別に新譜じゃないんだけど。
ブラジルのシンガー・ソングライター、セウ・ジョルジが 2005 年にリリースしたアルバムで、デヴィッド・ボウイの曲をポルトガル語でアコースティックにカヴァーしたモノを集めたアルバム(1 曲だけオリジナル曲も収録)。もともとは、『ライフ・アクアティック』って映画のサウンドトラックに 5 曲収録されてて、それにさらに追加してアルバムにした、と。まぁ、映画自体には全然興味もないし、よく知らないんだけど。
"Rebel Rebel"・"Life on Mars?"・"Lady Stardust"・"Ziggy Stardust"・"Changes"・"Rock N' Roll Suicide" 等、言わずと知れたデヴィッド・ボウイ・クラシックがカヴァーされてて、もちろんどれも名曲なんだけど、何とも言えないレイジーな感じと、ポルトガル語のちょっと丸い感じの響きが、デヴィッド・ボウイの曲といい感じにミスマッチというか、ちょっと予想してなかった感じの、いい意味で期待を裏切る仕上がりで。ちなみに、歌詞は直訳じゃなくて、かなりオリジナリティ溢れるポルトガル語詞になってるらしい。
リリースは 2005 年末だったんだけど、ちょうど 2006 年の 1 月にブラジルに行ってて、向こうにいるときにメチャメチャよく聴いてたんで、そういう意味で、個人的にメチャメチャ「ブラジル・シック」な 1 枚。特に夕暮れ時とかピッタリで、聴くたびに「ブラジル・シック」を再発させちゃう危険なんだけど、そういう個人的な思い入れを抜きにしても、なかなか面白い趣向のアルバムでもあるし。あと、アートワークもすごくいいね。黄色の背景に水色のポロシャツ+赤のビーニー+アコースティック・ギターって、なかなかマネできない。
* SEU JORGE "Lady Stardust" (From "The Life Aquatic Studio Sessions")
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