長年愛用してきたナイキ / ACG のエア・トゥマロ（Air Tumalo）のソールがガバッと剥がれちゃって、残念ながら遂に寿命を迎えちゃって（トレッキング・ブーツは、ポリウレタンのミッドソールが経年劣化すると寿命と言われている。一般的には 3 〜 5 年程度）、でも、最近、ACG は全然やる気がないらしく、本格的なギアはほとんど取り扱ってない（特にナイキ・ジャパンは。海外はそうでもないっぽい）んで、ACG 好きとしては寂しい限りなんだけど、まぁ、そうは言っても代替品は必要なわけで、何にしようかと悩んだ末にチョイスしたのがこのメレルのスイッチバック（Switchback）。前から気になってたアイテムだったんで。メレルは鮮やかなカラーが人気だけど、だからこそ、あえてブラックで。早速、試し履きというか、こないだ奥多摩に行ったときに履いてトレイルを歩いてみたんだけど、まぁ、結論から言っちゃうとバッチリ。カタログ・スペック的には 794g あるんで、決して軽いってわけではないと思うけど、何の問題もないっつうか、バッチリな感じだった。カット的には結構ハイカットっていうか、足首部分のホールドがかなりシッカリとしてるんで、その分、シンドイかなとも思ったんだけど、履いてみた感じでそうでもなくて。川にちょっと入っても防水性もバッチリだし。
一応、ライトウェイト系も考えてて、ノース・フェイスのダウラギリ（DHAULAGIRI）GTX とかメレルのカメレオン ラップ ミッドもモデルもいいな、と思ってはいたんだけど。ダウラギリ GTXは 679g のライトな仕様が特徴で、軽くて柔らかい印象。試し履きしてみたら、確かに楽ではあるんだけど、ちょっと柔らかすぎて不安になるところもあったりして。カメレオン ラップ ミッドもちょっと似たような印象かな。まぁ、用途と好みと体力に左右される部分ではあるんで、一概には言えないけど、個人的にはちょっと不安。足首の関節が柔らかいのか、トレイルを歩いてて、結構「グキッ未遂」みたいなことがあるんで。ちょっとしっかりしたホールド感が欲しいかな、と。まぁ、用途とかコースによって使い分けるサブとしてはアリだと思うし、ちょっと持っててもいい感じはするけど。でも、まぁ、今回はエア・トゥマロの代替品が目的なので、やっぱり、オーソドックスにスイッチバックにしといたって感じかな。
トレッキング・ブーツは、これから長くつきあっていく、文字通り、 自分と大地の間をつないで、足下をしっかりと固めてくれるエッセンシャルなアイテムなんで、大事に、仲良くしていきたいな、と。
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