2008/06/28

Space brothers.

『宇宙兄弟 1 巻』『宇宙兄弟 2 巻』 小山 宙哉 著(講談社)
 Link(s): Amazon.co.jp (Vol. 1 / Vol. 2) / Rakuten Books (Vol. 1 / Vol. 2)
 


特に予備知識もなく、ふと目にした『モーニング』の表紙で見て、タイトルに魅かれてパラパラと立ち読みしたら、もう、読むしかない、って感じの内容だったコミック。ちょうど、最新刊の『2 巻』が発売されたところなので、まだまだ話はこれから。

最近だと、『度胸星』(最近、装丁デザインが一新されて再発された?)とか『プラネテス』とか『MOONLIGHT MILE』とか、ガンダム世代がグッときちゃう SF コミックの名作はいくつかあるけど、そのリストに加わりそうな予感。兄弟揃って宇宙飛行士を目指し、月、そして火星を目指すっていう、わりと近めの未来って設定の中で、決して避けることのできない宇宙に対する根源的な憧れや、時代や状況が変わっても変わることがないものを描いている(描いていくはず)。笑える要素は一番多いかな? 兄弟ってモチーフを上手く活かしてて、適度にライトで、適度にグッとくるエンターテインメント。これからの展開がとても楽しみなコミックのひとつ。ラメラメなアートワークはどうかと思うけど。

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