
ドラムンベースだけでなく、ソウル / ファンク / ジャズ等のルーツ・ミュージックに造詣が深く、スクラッチ・マスターでもあるので当然、ディスコ〜オールド・スクール〜ヒップホップも守備範囲、そして、もちろんブラジリアン・ミュージックもアリで、かなりバラエティに富んでいながら、一貫したグルーヴ感は保ってて、とてもソウルフルで味わい深いセレクション。ドラムンベースでも、選んでいるのがマニックス(a. k. a. マーク・マック)の "You Held My Hand"(1992 年のドラムンベース・クラシック!)だったりして。DJ には、プロデューサー気質のアーティストと、DJ =選曲家気質のアーティストがいると思うんだけど、マーキーの場合は完全に後者で、彼のその資質は余すことなく発揮されてる。
富家哲氏の "Renaissance Presents 3D: Mixed by SATOSHI TOMIIE" を聴いたときにも感じたけど、こういう風にルーツをシッカリ持ってるアーティストってやっぱり信頼できるし、作る作品にもそういうのって現れる。最近は、ルーツの希薄な薄っぺらなアーティストが多いけど、やっぱりこういうアーティストってすごく大事だし、こういうアーティストが世界中に出てくれば、音楽を聴くのがもっともっと楽しくなるんだけど。
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