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これまでにも 1 巻・2 巻・3 巻をレビューした『モーニング』に連載中の『宇宙兄弟』の最新刊。3 巻の発売が 10 月だからかなりコンスタントなペースで展開してる。
今回の舞台も 3 巻からの続きで閉鎖環境実験のモジュール。時間が経つにつれて、いろいろなストレスやトラブルを抱える中で、徐々に人間の生身の心情が露になってきて…。
そんな部分を時に可笑しく、時にちょっとグッとくるエピソードを重ねながら展開させる辺りは、やっぱり、エンターテインメントととしてなかなかハイレベル。続きがますます楽しみ。ちなみに、表紙はブルース・リーのマネ。
「宇宙(そら)へのポータルサイト」を謳う sorae.jp で担当編集者のインタビューを見つけたんだけど、それによると、いわゆる SF というよりも、宇宙飛行士の選考自体をテーマにしてるんだとか(きっかけは向井万起男の『君について行こう ー 女房は宇宙をめざした』を読んだこととのこと)。そう言われると確かにそうで、目の付けどころとしてもなかなか面白い。
* 関連アイテム:
- 『宇宙兄弟 1 巻』 Links: Previous review | Amazon.co.jp / Rakuten Books
- 『宇宙兄弟 2 巻』 Links: Previous review | Amazon.co.jp / Rakuten Books
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