2009/09/05

Deep into the space.

IAN O'BRIEN "Gigantic Days" (Peacefrog  
Link(s): iTunes Store / Amazon.co.jp

昨日のエントリーでレヴューしたイアン・シモンズ(IAN SIMMONS)と、なんか、ちょっとイメージがカブりがちだったりする「もうひとりのイアン」(と勝手に呼んでるの)がこのイアン・オブライエン(IAN O'BRIEN)。わりと近い時期に活躍してて、サウンドのテイストも近かったりしたんで。

特に、イアン・シモンズの "Last States of Nature"(Link: Amzn)と並んで、個人的な愛聴盤であり、ハイテック・ジャズ・クラシックと呼べるような 1 枚がこのイアン・オブライエンの "Gigantic Days"。昨日のエントリーのイアン・シモンズの "The Burgenland Dubs" のレヴューを書いてて思い出したんで、いい機会なんでレヴューしとこうかな、と。

イアン・オブライエンは、90 年代初頭のイギリスで起こったデトロイト・テクノ・リヴァイヴァル的な動きの中から頭角を表してきたアーティスト / プロデューサーで、この "Gigantic Days" は、1996 年リリースの "Desert Scores"(Links: iTS / Amzn)に続いて 1999 年にリリースされたセカンド・アルバム。"Desert Scores" がストレートにデトロイトへの偏愛を表現したのようなアルバムだったのに対して、この "Gigantic Days" は、そこに自身のルーツ・ミュージックである 70 年代のジャズ / フュージョン / ファンク的なアプローチを融合させたようなディープなサウンドを展開してて、結果として、極上のハイテック・ジャズ・アルバムに仕上がってる。

まぁ、ブッチャけたというか安直なというか、でも、正しい言い方をしちゃえば、アートワークのイメージにピッタリなサウンドというか、宇宙のイメージがピッタリな感じ。まぁ、個人的にツボだって言っちゃえばそれまでなんだけど、クールでドープなハイテック・ジャズ・サウンドはタイムレスで、今、聴いても全然フレッシュ。特にこれからの季節の夜中とかに聴くことが増えること請け合いな 1 枚。移動中とかに聴いても気持ちいいし。

イアン・オブライエン自身は、その後も何度か来日もしてるし、コンスタントに作品もリリースしてるけど、まぁ、個人的にはやっぱこの "Gigantic Days" かな、と。クラシックとして。ちょっと前に日本では紙ジャケ(Link: Amzn)で再発もされたらしいし。



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