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ストーリー的には、閉鎖環境実験のモジュールでのテストを終えて…、って展開なんだけど、やっぱり、なかなか一筋縄にはいかなくて、意外性と、緩急と、それぞれのキャラクターの立たせ方と、クスッとさせる小ネタと、グッときちゃうエピソードと、そういういろんな要素を上手く絡ませながら、エンターテインメントとして成立させるスキルは相変わらずさすがの出来映え。
バカみたいに爽やかなわけでもないし、演出過剰でお涙頂戴なわけでもないし、でも、思わずグッときちゃう適度な「ドライ・フィット」感が、すごくいいバランス。やっぱドライ・フィットは気持ちいいな、と。
因みに、マンガ大賞 2009 のサイトに、書店が使える「ノミネート 10 作品の POP データ」が公開されてるんだけど、その POP のコピーは「たぶん初! 宇宙への就活マンガ」。まぁ、間違いじゃない。
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