DEGO "A Wha' Him Deh Pon?" (2000Black) ★★★★★
Link(s): 2000black.com / iTunes Store / Amazon.co.jp
1990 年代初頭からの長いキャリアを持ち、4 ヒーロー(4HERO)を筆頭に数々の名義で多くの作品をリリースしてきたディーゴ(DEGO)が満を持して(っつうか、どんな心境の変化で?)リリースしたディーゴ名義でのファースト・ソロ・アルバム。先月、自ら主宰するレーベル、2000 ブラックのウェブサイトと iTunes Store 等、デジタル・リリースされてて、CD でもボチボチリリースされるはず。
先にブッチャけちゃうと、ディーゴとは 15 年くらいの個人的な付き合いがあったりするんで、言ってみれば、'いいも悪いもない' 的な感じもなくはないんだけど、ただ、元々は友達として知り合ったわけではなく、あくまでもアーティストとして、彼の作る作品のファンってスタンスで知り合ってはいるんで、作品は作品としてキチンと接することができる関係ではあるかな。
結論としては、ディーゴ名義でのリリースに相応しい、これぞディーゴってサウンド以外の何モノでもないって印象かな。すごくタイトで、シンプルで、渋くて、妙にアディクティヴで。個人的な期待値はかなり高かったんだけど、正直、期待以上の出来映えでビックリっつうか、まぁ、バッチリだった、と。
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2011/07/09
2009/10/24
So classical. So futuristic.
"4HERO Presents Extensions" Various Artists (Raw Canvas) ★★★★☆
4 ヒーローの主宰するレーベル、ロウ・キャンバスのニュー・リリースは、なんと 4 ヒーローのカヴァー・アルバム。まぁ、「4 ヒーローのカヴァー・アルバム」って言われると、「4 ヒーローがいろんなアーティストの曲をカヴァーしたモノ」みたいに思われそうだけど(しかも、それはそれですごく良さそうだし。これまでにも、ミニー・リパートンの "Les Fleur" とかロイ・エアーズの "2000Black" とか、秀逸なカヴァーが多いんで)、今回はそうではなくて、逆の企画。つまり、「4 ヒーローがカヴァーされる側」で、いろんなアーティストが 4 ヒーローの曲をカヴァーしてる、と。まぁ、それをカヴァーされる側の 4 ヒーローが自らイニシアチブをとって制作してるってのは、この手の企画としてはちょっと珍しいとは思うけど、企画としてはすごく面白い。普通ならリミックス・アルバムになりそうなもんだけど、あえてカヴァー。曰く、「1 ファイルも渡してない」んだと。まぁ、もちろん、企画だけじゃなくて、作品としての出来自体も素晴らしいんだけど。
4 ヒーローの主宰するレーベル、ロウ・キャンバスのニュー・リリースは、なんと 4 ヒーローのカヴァー・アルバム。まぁ、「4 ヒーローのカヴァー・アルバム」って言われると、「4 ヒーローがいろんなアーティストの曲をカヴァーしたモノ」みたいに思われそうだけど(しかも、それはそれですごく良さそうだし。これまでにも、ミニー・リパートンの "Les Fleur" とかロイ・エアーズの "2000Black" とか、秀逸なカヴァーが多いんで)、今回はそうではなくて、逆の企画。つまり、「4 ヒーローがカヴァーされる側」で、いろんなアーティストが 4 ヒーローの曲をカヴァーしてる、と。まぁ、それをカヴァーされる側の 4 ヒーローが自らイニシアチブをとって制作してるってのは、この手の企画としてはちょっと珍しいとは思うけど、企画としてはすごく面白い。普通ならリミックス・アルバムになりそうなもんだけど、あえてカヴァー。曰く、「1 ファイルも渡してない」んだと。まぁ、もちろん、企画だけじゃなくて、作品としての出来自体も素晴らしいんだけど。2009/03/22
40 minutes of funk. Decades of blackness.
"4hero ... mixing" Mixed by DEGO (Sonar Kollektiv) ★★★★☆
前にアルバム "Of All The Things" をレビューしたジャザノヴァの主宰するレーベル、ソナー・コレクティヴのミックス CD シリーズ、'... mixing' の第 3 弾でミックスを手掛けたのは 4 ヒーローのディーゴ。まぁ、この時点で内容は悪いわけはないんだけど、期待を上回る出来映えで、あらためて懐の深さを見せて(聴かせて)くれてる。リリースは 2008 年の 11 月なんで、ちょっと時間は経ってるけど。
ブーツィー・コリンズで幕を開けるミックスを一言で表すなら、ブラック・ミュージックの歴史というか、時代を超えてブラック・ミュージックの根底に貫かれてるファンクというか、ブラックネスのようなモノ。自身の主宰する 2000 ブラックの音源や J ディラといった最近のトラックから、エレクトロやヒップ・ホップ、レゲエ / ダブ、ソウル、ジャズといったルーツ・ミュージックまでセレクトしながら、違和感なく統一感を保ちながらグイグイ引き込んでいく感覚はさすが。「ブラック・ミュージックの歴史」なんて言い方をすると大袈裟だけど、便宜上使われてるジャンルとか時代とかにとらわれず、その根底にあるグルーヴみたいなモノを抽出して聴かせるセンスは、やっぱ間違いない。
前にアルバム "Of All The Things" をレビューしたジャザノヴァの主宰するレーベル、ソナー・コレクティヴのミックス CD シリーズ、'... mixing' の第 3 弾でミックスを手掛けたのは 4 ヒーローのディーゴ。まぁ、この時点で内容は悪いわけはないんだけど、期待を上回る出来映えで、あらためて懐の深さを見せて(聴かせて)くれてる。リリースは 2008 年の 11 月なんで、ちょっと時間は経ってるけど。ブーツィー・コリンズで幕を開けるミックスを一言で表すなら、ブラック・ミュージックの歴史というか、時代を超えてブラック・ミュージックの根底に貫かれてるファンクというか、ブラックネスのようなモノ。自身の主宰する 2000 ブラックの音源や J ディラといった最近のトラックから、エレクトロやヒップ・ホップ、レゲエ / ダブ、ソウル、ジャズといったルーツ・ミュージックまでセレクトしながら、違和感なく統一感を保ちながらグイグイ引き込んでいく感覚はさすが。「ブラック・ミュージックの歴史」なんて言い方をすると大袈裟だけど、便宜上使われてるジャンルとか時代とかにとらわれず、その根底にあるグルーヴみたいなモノを抽出して聴かせるセンスは、やっぱ間違いない。
2008/06/20
2000 got to be black.
"A Next Set A Rockers" 2000BLACK (2000BLACK) ★★★★☆
今ではすっかり抜群のコンビネーションを確立した感のある 4 ヒーローのディーゴとカイディのコンビの新作は、その名にディーゴの主宰するレーベル名をそのまま冠したユニット、2000 ブラック名義のアルバム。ふたりのこれまでのコラボレーション作品(例えば、dkd 名義の『Future Rage』やシルエット・ブラウンのアルバム)で聴くことのできた独特のグルーヴが、ある種の完成形になったような 1 枚。
サウンド・プロダクションはドンドン成熟してて、それ故にキャッチーな一言では表現しにくくなってたりする側面もあったりするような気はするけど、他ではなかなか聴くことのできないジワジワくる独特のグルーヴ感はとてもオリジナル。もともとはシンプルにディーゴ&カイディ名義でリリースする予定で制作されていた本作のアーティスト名をレーベル名と同じ 2000 ブラックにしたのも、レーベル自体のサウンド・ディレクションを体現するようなサウンドに仕上がったからこそのことだし、それに相応しい聴き応えのある内容って言えるのかな。
今ではすっかり抜群のコンビネーションを確立した感のある 4 ヒーローのディーゴとカイディのコンビの新作は、その名にディーゴの主宰するレーベル名をそのまま冠したユニット、2000 ブラック名義のアルバム。ふたりのこれまでのコラボレーション作品(例えば、dkd 名義の『Future Rage』やシルエット・ブラウンのアルバム)で聴くことのできた独特のグルーヴが、ある種の完成形になったような 1 枚。サウンド・プロダクションはドンドン成熟してて、それ故にキャッチーな一言では表現しにくくなってたりする側面もあったりするような気はするけど、他ではなかなか聴くことのできないジワジワくる独特のグルーヴ感はとてもオリジナル。もともとはシンプルにディーゴ&カイディ名義でリリースする予定で制作されていた本作のアーティスト名をレーベル名と同じ 2000 ブラックにしたのも、レーベル自体のサウンド・ディレクションを体現するようなサウンドに仕上がったからこそのことだし、それに相応しい聴き応えのある内容って言えるのかな。
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