2011/03/08

Opening the parachutes.

宇宙兄弟 12 巻小山 宙哉 著(講談社)  
 Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books

これまでにも既発巻をレビューしてきた宇宙兄弟』の最新刊。今回もコンスタントに全巻から 3 ヶ月の年末に発売されてたんだけど、レヴューし忘れてたので遅ればせながら。

ハナシは、これまでにもレヴューしてきた通り、天真爛漫でナチュラルでちょいニュータイプで天然も入ってる弟と、そんな弟を誇りに思いつつもコンプレックスも抱えててる兄の兄弟が共に宇宙飛行士を目指す物語。だから、その名も『宇宙兄弟』

弟・ヒビトは月で嬉しい再会を果たし、そして月からの帰還。兄・ムッタもアメリカで訓練に励む中で、兄弟の恩人がアメリカにやってくる。そんな、なかなか内容が盛りだくさんで、早いストーリー展開を見せるのがこの 12 巻で、あっという間に読めちゃうし、随所にグッとくるポイントがあって、思わず笑っちゃったり、ウルウルきちゃったりするんで、電車の中とか人前で読むのは相変わらず危険。ネタバレになるんで詳細には触れないけど。

適度に笑わせながら、適度にグッとくる、そんな何とも言えない絶妙な 'ドライ・フィット' 感と、早く続きが読みたい期待感がいい感じで混在してる心地いい読後感は相変わらずだし。安定した満足度があって、安心して読める感じ。最後のちょっとビックリする展開になっちゃってたりもするんで、続きがますます楽しみ。


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THE END OF THE ENTRY. PEACE OUT.

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