2011/07/22

A sign in the sky.

『宇宙兄弟 14 巻』 小山 宙哉 著(講談社) ★★★★☆ 
 Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books

前のエントリーの『MOONLIGHT MILE 22 巻』と同様に、ちょっと前に発売されてたんだけどレヴューし忘れてた一冊。これも今さらだけど、抜かすのも気持ち悪いんで。

実写映画化も決まった『宇宙兄弟』の最新刊。13 巻から約 3 ヶ月っていう早いペースでの発刊なんだけど、まぁ、映画化もあるし、わりと積極的に '攻め' てる感じなのかな。

まぁ、コミック自体は映画化とは別のハナシなんで、気を取り直してコミックのハナシに戻ると、ストーリーはこれまでにもレヴューしてきた通り、天真爛漫で ナチュラルでちょいニュータイプで天然も入ってる弟と、そんな弟を誇りに思いつつもコンプレックスも抱えててる兄の兄弟が、共に宇宙飛行士を目指す物語。タイトルの直球っぷりも好感が持てる。いい語感だし。

今回も 12 巻と同様に、月から戻った弟・ヒビトではなく、宇宙を目指して NASA で訓練に励んでる兄・ムッタを巡るストーリーがメイン。NASA で不器用にもがきながらも、世界から集まった宇宙飛行士の中でも独特の存在感を放つってハナシなんだけど、独特の発想の活かし方とか行動の指向性とか、ついつい笑っちゃうし、同時に、やっぱりグッときちゃう。過剰にエモーションに訴えかけない絶妙な 'ドライ・フィット' 感も健在だし、先への期待感と入り交じった心地いい読後感も相変わらずだし、やっぱり安心して楽しめる感じ。いい意味で、日本のコミック誌の人気連載らしいし、エンターテイメントとして質が高い。


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