『バトル・オブ・シリコンバレー』
マーティン・バーク 監督 (ワーナー・ブラザース) ★★★★☆
Link(s): iTunes Store / Amazon.co.jp / Rakuten Books
アップル(Apple)のステーヴ・ジョブズ(STEVE JOBS)とマイクロソフト(Microsoft)のビル・ゲイツ(BILL GATES)という、言わずと知れたパーソナル・コンピュータ史に燦然と輝く 2 人の巨人の若き日のライバル関係を描いたマーティン・バーク監督の作品。もともとは TV 映画として制作されたもので、アメリカでは 1999 年 4 月に OA された。
たしか 1999 年当時は日本ではも TV での放映も劇場公開もなかったんじゃなかったかな? その後、VHS で日本語字幕版は観たんで発売かレンタルかはされたと思うんだけど、まぁ、基本的には「アップル好きの間ではわりと知られてる」程度な感じだった印象かな。長い間、DVD 化もされてなかったし。
まぁ、別に新しい作品ってわけでもないし、歴史的な名作でもないと思うけど(正直、監督も出演俳優もよく知らなかったし)、VHS のリリース当時には観てて、個人的にはわりと好きで。ちょうど、去年の年末に DVD と iTunes Store での取り扱いが始まってて(スティーヴ・ジョブズの逝去のせいなのかな?)、最近、あらためて観直したんで、あらためてレヴューしとこうかな、と。iPod とか iPhone 以降のスティーヴ・ジョブズに関してはそこら中で語られてるけど、パーソナル・コンピュータ黎明期のエピソードはあまり語られてない感じがするというか、わりと知らない人が多いみたいなんで。まぁ、逝去がキッカケってのはあまりいいキッカケじゃないけど、知らないより知ってたほうがいいハナシだとは思うんで。それこそ、もはや現代生活の基礎知識のレベルで。
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2012/01/31
Insanely great old days.
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2009/07/25
Watch football. Talk football.
『J Station』.(ひかり TV) ★★★★☆
どんなキッカケでいつ頃から観るようになったのか、全然覚えてないんだけど、たぶん去年くらいから(?)観るようになったひかり TV のインターネット・サッカー番組。地上波サッカー番組が軒並み痛々しいことになってる昨今、すごくありがたい存在だし、何気にけっこう楽しみにしてたりする。
この『J ステーション』は「サッカー番組」というよりも、厳密には「J リーグ番組」で、サッカー解説者の宮澤ミッシェル氏が司会を務め、毎回ゲストにもうひとりサッカー解説者をゲストに迎えて、毎節 2 試合、J1 の試合をピックアップしてダイジェストを観ながら語るパートをメインに、J1 の他の試合の全ゴール・シーン + 結果、J2 の全試合のゴール・シーン + 結果、その節の MVP の発表と次節の展望等、そしてゲストに因んだ昔の試合の映像等って構成の 1 時間番組。毎週、水曜か木曜くらいに前の週末の試合を取り上げてて、左上の写真はちょうど今週アップされた回のキャプチャで、ゲストは木村和司氏。ゲストの人選はとてもヴァラエティに富んでて、木村和司氏とか金田喜稔氏といったお馴染みの解説者はもちろん、加茂周氏のような大御所から名波浩氏みたいにごく最近まで現役だった選手、さらにはレフリーの上川徹氏まで、いろいろな経歴・タイプの人が登場するのですごく面白い(参考までに、今シーズンのこれまでのゲストは以下の通り(敬称略):福西崇史 / 柱谷哲二 / 金田喜稔 / 相馬直樹 / 水沼貴史 / 山本昌邦 / 野々村芳和 / 本田泰人 / 早野宏史 / 森山泰行 / 都並敏史 / 上川徹 / 名波浩 / 小倉隆史 / 加茂周 / 前園真聖 / 木村和司)。去年とか、川崎の監督復帰直前の関塚隆氏も出たりしてたし。
ミッシェルさんも、まぁ、ちょっとノリが軽いところはあるけど、元選手としては喋りもすごく上手だし、熱心に J リーグを(J2 も含めて)観てるし、各年代の経歴の異なるゲストの魅力や得意ジャンルを上手く引き出してて、解説的な部分だけじゃなく、進行役としてもなかなか上手に務めてる。ゲストもそれぞれ、それなり以上のキャリアのある人たちなんで、さすがに言うことはなかなかの含蓄があるし、やっぱり 1 時間たっぷり時間があって、なおかつウェブだからか適度にリラックスしてて、他のメディアではなかなか聞けないような話が聞けたりもする。ちなみに、今週のゲストの木村和司さんは「暑い夏は…、サッカーはせんほうがいいな。パフォーマンスは落ちる。海とかプールに行ったほうがいい」とか「やっぱ、ゴール前の攻防は面白いわ。中盤の攻防はそれほど面白くないわな」なんて言ってたりして。オイオイ! って、つい突っ込みたくなっちゃう。
やっぱり、何がありがたいって、J リーグをメインにキチンと 1 時間を使っていること。まともな J リーグのダイジェスト番組がないことは、J リーグ発足から 10 年以上経った今でも相変わらず日本サッカーが抱え続けてる問題なので。普通、どこの国でも地上波で当日の夜〜深夜とかにその日の試合について「あーでもないこーでもない」って 1 時間とか 2 時間とかやるのが世界的な常識なんだけど、日本にはいつまで経ってもそんなものはできなくて。スカパー! の『J リーグアフターゲームショー』も悪くはないけど、まぁ、やっぱりスカパー! だから観れる人は限られてるし、NHK BS の『J リーグタイム』も、やっぱり BS だし。
『スーパーサッカー』はもはやサッカー番組ですらないし、『やべっち FC』も、やべっち自身は頑張ってると思うけど、所詮は「代表持ち上げ番組」でしかないし。本気で J リーグを取り上げる気なんて全然感じられない。「代表」ってだけで盲目的になるというか、思考停止状態になるというか、ある種のファシズム的な状況になるのが日本サッカー界なんで。もちろん、スポーツ・ニュースは言わずもがなだし、紙メディアも大差ないし。
そんな中で、たぶん、超マイノリティなんだろうけど、この『J ステーション』はかなり頑張ってると思うし、現状では、実は一番面白いんじゃないかな、なんて思ったりもしちゃう。まぁ、速報性はないけど、それさえ求めなければ。番組の構成上、ピックアップする試合が 2 試合だけなんで、好きなチームが取り上げられることはそれほど多くないけど、このくらいの感じで他のチームのことをチェックしとくにはなかなか面白いし、J2 の全ゴールを観つつ、最低限の試合結果とか順位が映像的に頭に入るのもなかなかいいな、と。次節の toto の予想にも役立つし。あと、ゲストに因んだ昔の試合の映像を振り返るコーナーもなかなか面白くて。もちろん、オールド・ファンには懐かしいんだけど、それだけじゃなくて、新しいファンに過去の歴史を伝えることって、すごく大切だと思うんで(でも、すごく軽視されてる。サッカーに限らず、日本社会、全体として)。まぁ、欲を言えば、J1 を 1 時間、J2 を 30 分くらいの 90 分番組(理想は 2 時間)とかで、J1 を全試合 + J2 を 1-2 試合ピックアップしてやってくれるともっといいとは思うけど。
あと、日頃、地上波の番組でチラッとしか観てないような解説者がジックリ喋ってる(通常、試合の生放送以外ではホントに短い時間しか与えられてないことが多い)から、けっこう見直したりとか、意外な発見も多かったりするし。まぁ、個人的に好き嫌いはあるだろうけど、そういう次元ではないレベルで、やっぱり(ミッシェルさんも含めて)みんなそれぞれ、キチントしたサッカー観を持ってることがしっかりと伝わってきるんで。
マリノス・サポーターとしては、当然、木村和司さん、金田喜稔さん、水沼貴史さん、加茂周さんあたりが出てくるとグッとくるけど、個人的にハナシを聞いててやっぱりスゲェなぁと感心するのは名波かな(同い年なんで呼び捨てで)。オフェンスだけじゃなくディフェンスも含めてすごく細かいところまで観てるし、技術だけじゃない部分もシッカリ持ってて、しかも、自分の考えを中途半端に言葉を濁すことなくズバズバという感じもすごく好感が持てるし。
まぁ、サッカー / J リーグに限らず、地上波 TV 自体はもう、自民党政権くらい末期症状になってると思うけど(「地上波 TV ってメディア」ってことではなく、「地上波 TV を全国ネットで放送してる放送局が、企業として」、って意味で)、特に J リーグはもはや地上波 TV の中ではマトモなコンテンツって扱いも受けてないのが現状で、そんな中で(速報性こそないけど)好きな時間に観れるインターネットでこういう番組があるっていうのは、ひとりのサッカー・ファンとしてすごくありがたいな、と。ちょっと周りに話しても観てるって人に会ったことないから、相当マイナーなんだと思うけど、もうちょっと評価されてもいいんじゃないかな、と。
実は良く理解してないんだけど、ひかり TVってのは(ウィキペディアによると)「株式会社 NTT ぷららが運営する NTT 東・西のフレッツ光向けの映像配信サービスである」と。基本はフレッツ光ユーザー向けの有料サービスなんだろうけど、この『J ステーション』は公開週に限り無料で視聴できる。マックには非対応ってことになってるっぽいけど、VLC で観れてるし*。サッカー関連でも、他にもいろんなコンテンツがあるらしい。個人的には、J リーグ全チームの最新試合のダイジェスト映像と、去年までやってたチャンピオンズ・リーグのダイジェスト番組くらいしか観てないけど。
*マック + VLC で観る方法:
- 「PLAY MOVIE」ってボタンを control + クリックして「リンクをコピー」
- VLC を起動して コマンド + N で「ソースを開く」画面を開いて「URL」のところにコピーしたリンクをペースト
- 「javascript:selectMovie('mms://wms.4media.tv/soccer /jstation18_all_090722.wmv','木村%E3%80%80和司氏');」といったテキストがペーストされるので頭の「javascript:selectMovie('」って部分と後ろの「','木村%E3%80%80和司氏'」を削除して「mms://wms.4media.tv/soccer/jstation18_all_090722.wmv」って部分だけにして「開く」。他にも方法はあるのかもしれないけど。
2008/01/30
Brain-powered.
『ニュースの真相 Evolution(1/30 OA 分)』
. :ゲスト:茂木健一郎(朝日ニューススター) ★★★★☆
最近、わりと気に入って観ている数少ない TV 番組のひとつ、朝日ニューススターの『ニュースの真相 Evolution』(このタイトルはどうなの? って思うけど…)の 1/30 OA のゲストは脳学者の茂木健一郎氏。
まぁ、言わずと知れた「クオリア」の人、最近は NHK の『プロフェッショナル 仕事の流儀』の人なわけですが、たくさん本を書いたり、いろいろなメディアに出たりして、キライじゃないんだけどなんかウサン臭い感が否めない印象だったんだけど、この日の OA を観て、ちょっと印象が変わった。
『脳を活かす勉強法』
が、(本人曰く)余り売れない彼の本にしてはヒットしてて(20 万部突破)、こういう「How to 本」的なモノが売れてることについて複雑な心境らしく、脳トレの人気などにも触れながら(「あれはだたの癒し」との賜ってた)、脳学者として不甲斐ない、と真摯に嘆いてる姿にちょっと好感を持った(前に NHK-BS の『BS アニメ夜話』のガンダムの回に出演して、脳学者の立場からニュータイプについて熱く語ってたときも好感を持ったけど)。
まぁ、要するに、最近いろんなところですごい感じる、コンビニ弁当みたいなモノをありがたがる傾向(っつうか、そういうものしか受け付けられない)に対して、すごく強い危機感を感じているらしいところにはまったく同感。その不甲斐なさを痛感した上で、間口を拡げるためにあえてあういう活動をしてるんだとすると、同じ活動でもだいぶ違って見えてくる。
こういう、TV ではあるけど地上波ではない番組だからこその発言だったのかもしれないけど、こういう部分をもっと出してくれれば面白くなるのに。
それはそうと、この前の週の C・W・ニコルさんがゲストの回もすごく面白かったし、水曜日は最近いい感じ。キャスターの宮崎哲弥氏の趣味なのか、サブ・キャスターの堤未果さんの趣味なのかわかんないけど。
こういう番組こそ、OA 後に何らかのカタチ(ウェブがいちばんいいけど)でアーカイヴが観れればいいのに。再放送は何度かあるけどやりっぱなしってすごくもったいない。同じ朝日ニューススターで OA してる『デモクラシー・ナウ』みたいになってればいいのに。まぁ、これはアメリカの番組で、しかもわりと先進的な番組だからこそ成り立ってるんだと思うけど、こういう資産の活かし方は現代(及び近い未来)の TV 番組のカタチのような気がする。
. :ゲスト:茂木健一郎(朝日ニューススター) ★★★★☆
最近、わりと気に入って観ている数少ない TV 番組のひとつ、朝日ニューススターの『ニュースの真相 Evolution』(このタイトルはどうなの? って思うけど…)の 1/30 OA のゲストは脳学者の茂木健一郎氏。
まぁ、言わずと知れた「クオリア」の人、最近は NHK の『プロフェッショナル 仕事の流儀』の人なわけですが、たくさん本を書いたり、いろいろなメディアに出たりして、キライじゃないんだけどなんかウサン臭い感が否めない印象だったんだけど、この日の OA を観て、ちょっと印象が変わった。
まぁ、要するに、最近いろんなところですごい感じる、コンビニ弁当みたいなモノをありがたがる傾向(っつうか、そういうものしか受け付けられない)に対して、すごく強い危機感を感じているらしいところにはまったく同感。その不甲斐なさを痛感した上で、間口を拡げるためにあえてあういう活動をしてるんだとすると、同じ活動でもだいぶ違って見えてくる。
こういう、TV ではあるけど地上波ではない番組だからこその発言だったのかもしれないけど、こういう部分をもっと出してくれれば面白くなるのに。
それはそうと、この前の週の C・W・ニコルさんがゲストの回もすごく面白かったし、水曜日は最近いい感じ。キャスターの宮崎哲弥氏の趣味なのか、サブ・キャスターの堤未果さんの趣味なのかわかんないけど。
こういう番組こそ、OA 後に何らかのカタチ(ウェブがいちばんいいけど)でアーカイヴが観れればいいのに。再放送は何度かあるけどやりっぱなしってすごくもったいない。同じ朝日ニューススターで OA してる『デモクラシー・ナウ』みたいになってればいいのに。まぁ、これはアメリカの番組で、しかもわりと先進的な番組だからこそ成り立ってるんだと思うけど、こういう資産の活かし方は現代(及び近い未来)の TV 番組のカタチのような気がする。
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