RAHEEM DEVAUGHN "Freedom Fighter" (368 Music Group) ★★★★☆
Link(s): Bandcamp
2008 年にグラミー賞の最優秀男性 R&B ヴォーカル・パフォーマンス部門でノミネートされたことでも知られるアメリカの実力派 R&B / ソウル・シンガー・ソングライター、ラヒーム・デヴォーン(RAHEEM DEVAUGHN)によるミックステープ。Bandcamp のページで公開されていて、無料でストリーミング / ダウンロードできる。
コンセプトとして 'Power to 99% of the people.' って言葉が掲げられてる通り、ウォール・ストリートで始まり、アメリカ国内だけでなく世界各地に広がっている 'Occupy' ムーヴメント(日本語だと「XXXXX を占拠せよ!」って表現されてるのかな?)に呼応し、その動きをサポートするサウンドトラック的な内容で、曲の合間にコーネル・ウェスト(CORNEL WEST)やルイス・ファラカーン(LOUIS FARRAKHAN)、マーティン・ルーサー・キング Jr.(MARTIN LUTHER KING JR.)のスピーチが挟まれているなど、政治的なメッセージ色が濃い。
具体的な構成としては、いわゆる 'ミックステープ' という体裁ではなく、無音状態なく曲をつなげている感じで、DJ マネー(DJ MONEY)がシークエンスを担当してる。収録曲は別に新曲ってわけではないんだけど、ジル・スコット(JILL SCOTT)やビラル(BILAL)、アンソニー・ハミルトン(ANTHONY HAMILTON)、ドウェレ(DWELE)、リュダクリス(LUDACRIS)、DJ ジャジー・ジェフ(DJ JAZZY JEFF)等、収録曲には豪華なゲストが参加してるし、ラヒーム・デヴォーンの音楽性と政治的なスタンスがよくわかる仕上がりで、なかなか聴き応えがある。
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2011/11/05
2011/02/26
Deep future running music.
"Nike+ Basic Run [SPEED] Mixed by DJ AKi" (Nike Sport Music) ★★★★★
Link(s): iTunes Store
これまでにも、レイハラカミさんの "River: Nike+ Original Run" とデ・ラ・ソウルの "Are You In?: Nike+ Original Run" (と iMix の "In the Morning Sunlight")をレヴューした Nike+ 用のワークアウト・ミックス、Nike Sport Music の最新作で、プロデュースしたのは日本のドラムンベース・シーンを代表する DJ として国内外で活躍する DJ AKi くん。
使用されてる音源は、ちょっと前にレヴューした "Fabriclive 50 DBRIDGE & INSTRA:MENTAL Present Autonomic" とか "Exit Records Presents Mosaic Vol. 1" に収録されてる 'オートノミック (Autonomic)' の最新音源で、'スピード' を上手くカタチにした、とてもコンセプチュアル且つファンクショナルなランニング・ミックスに仕上がってる。
Link(s): iTunes Store
これまでにも、レイハラカミさんの "River: Nike+ Original Run" とデ・ラ・ソウルの "Are You In?: Nike+ Original Run" (と iMix の "In the Morning Sunlight")をレヴューした Nike+ 用のワークアウト・ミックス、Nike Sport Music の最新作で、プロデュースしたのは日本のドラムンベース・シーンを代表する DJ として国内外で活躍する DJ AKi くん。使用されてる音源は、ちょっと前にレヴューした "Fabriclive 50 DBRIDGE & INSTRA:MENTAL Present Autonomic" とか "Exit Records Presents Mosaic Vol. 1" に収録されてる 'オートノミック (Autonomic)' の最新音源で、'スピード' を上手くカタチにした、とてもコンセプチュアル且つファンクショナルなランニング・ミックスに仕上がってる。
2010/09/07
So autonomic.
"Fabriclive 50 DBRIDGE & INSTRA:MENTAL Present Autonomic"
(Fabric) ★★★★☆ Link(s): Amazon.co.jp
リリースは今年の始めで、リリース後、わりとすぐにゲットしてて、しかもかなり愛聴してるのにレヴューし忘れてた 1 枚を。元バッド・カンパニーの D・ブリッジが 2 人組プロデューサーのインストラ・メンタルと "Fabliclive" シリーズの第 50 弾としてリリースしたミックス CD で、D・ブリッジが中心となって提唱してるスタイル、'オートノミック' の世界観を表現したショウケース的な作品。DJ AKi くんに教えてもらって以来、かなりお気に入り。
サウンド的には、最近のクラブ・ミュージック・シーンのバズ・ワードのひとつであるダブ・ステップ的って言えばいいのかな? D・ブリッジとのインストラ・メンタルの出自でもあるドラムンベース的な音色とか構造とか制作手法を応用しつつ、テンポを落として音数を減らして、より '隙間' のあるサウンド空間を構築してるような印象。ダビーでテッキーでアブストラクトなんだけど、同時に、わりと洗練されてて、ちょっとチルアウト〜アンビエントなんかにも通じるようなメロウな音の世界観。それをD・ブリッジは 'オートノミック(autonomic)' って呼んでる、と。
(Fabric) ★★★★☆ Link(s): Amazon.co.jp
リリースは今年の始めで、リリース後、わりとすぐにゲットしてて、しかもかなり愛聴してるのにレヴューし忘れてた 1 枚を。元バッド・カンパニーの D・ブリッジが 2 人組プロデューサーのインストラ・メンタルと "Fabliclive" シリーズの第 50 弾としてリリースしたミックス CD で、D・ブリッジが中心となって提唱してるスタイル、'オートノミック' の世界観を表現したショウケース的な作品。DJ AKi くんに教えてもらって以来、かなりお気に入り。サウンド的には、最近のクラブ・ミュージック・シーンのバズ・ワードのひとつであるダブ・ステップ的って言えばいいのかな? D・ブリッジとのインストラ・メンタルの出自でもあるドラムンベース的な音色とか構造とか制作手法を応用しつつ、テンポを落として音数を減らして、より '隙間' のあるサウンド空間を構築してるような印象。ダビーでテッキーでアブストラクトなんだけど、同時に、わりと洗練されてて、ちょっとチルアウト〜アンビエントなんかにも通じるようなメロウな音の世界観。それをD・ブリッジは 'オートノミック(autonomic)' って呼んでる、と。
2009/11/19
So solid. So soulful.
"DJ MARKY & Friends Presents MAKOTO" (Innerground) ★★★★★
Link(s): Amazon.co.jp
かなり前にアルバム "Believe in My Soul" をレヴューした MAKOTO が、ブラジリアン・ドラムンベースを代表するアーティスト、DJ マーキーが XBS と主宰するレーベル、インナーグラウンドからリリースしたミックス CD。インナーグラウンドの音源を中心に、自作のトラックも随所に使った選曲で、ソウルフルでスムースでありながら適度にアップリフティングな疾走感もあって、すごく MAKOTO らしいミックスに仕上がってる。
MAKOTO とは付き合いが長くて、10 年以上前から彼のトラックはコンスタントにチェックしてきてるけど、まぁ、当時から早熟というか、ビックリするくらいクオリティの高いトラックを作ってたんで、プロデューサーとしては全幅の信頼を置いてるっていうか、まぁ、安心して聴けるアーティストのひとりで、その印象は今も変わってない。ただ、当時は DJ としての印象はそれほど強くなくて、どっちかっつうと「スタジオの人」なイメージだった。でも、それ以降の活動の中で、世界中をツアーして回る中で DJ としてもかなり鍛えられたというか、最近ではすっかり DJ としてのステイタスも確立してて、プロデューサーとしても DJ としてもすごく充実してることが感じられるんだけど、そんな充実ぶりがこの "DJ MARKY & Friends Presents MAKOTO" からも強く伝わってくる。
Link(s): Amazon.co.jp
かなり前にアルバム "Believe in My Soul" をレヴューした MAKOTO が、ブラジリアン・ドラムンベースを代表するアーティスト、DJ マーキーが XBS と主宰するレーベル、インナーグラウンドからリリースしたミックス CD。インナーグラウンドの音源を中心に、自作のトラックも随所に使った選曲で、ソウルフルでスムースでありながら適度にアップリフティングな疾走感もあって、すごく MAKOTO らしいミックスに仕上がってる。MAKOTO とは付き合いが長くて、10 年以上前から彼のトラックはコンスタントにチェックしてきてるけど、まぁ、当時から早熟というか、ビックリするくらいクオリティの高いトラックを作ってたんで、プロデューサーとしては全幅の信頼を置いてるっていうか、まぁ、安心して聴けるアーティストのひとりで、その印象は今も変わってない。ただ、当時は DJ としての印象はそれほど強くなくて、どっちかっつうと「スタジオの人」なイメージだった。でも、それ以降の活動の中で、世界中をツアーして回る中で DJ としてもかなり鍛えられたというか、最近ではすっかり DJ としてのステイタスも確立してて、プロデューサーとしても DJ としてもすごく充実してることが感じられるんだけど、そんな充実ぶりがこの "DJ MARKY & Friends Presents MAKOTO" からも強く伝わってくる。
2009/08/18
15 years of Brazilian flavours.
"Brazilika: Explorations Deep Inside the Vault"
Mixed by GILLES PETERSON (Far Out) ★★★☆☆ Link(s): Amazon.co.jp
元トーキング・ラウド / 現ブラウンズウッド主宰者で、DJ / コンパイラーとして知られ、前に "Gilles Peterson in Brazil" と "Gilles Peterson Back in Brazil" をレヴューしたジャイルス・ピーターソンが、ジョー・デイヴィス主宰のファー・アウト・レーベルの人気コンピレーション、「ブラジリカ」シリーズに満を持して登場したのがこの "Brazilika: Explorations Deep Inside the Vault"で、先月リリースされたばかりみたいなんだけど、まぁ、この組み合わせならやっぱりついつい期待しちゃうんで早速聴いてみた、と。
ファー・アウト・レーベルは 1994 年にロンドンに設立されたインディ・レーベルで、素晴らしいブラジル音楽をイギリスのみならず、世界に紹介してきたことで信頼の高いレーベル。リイシューだけではなく、マルコス・ヴァーリやアジムス、ジョイスなんかの新譜も制作・リリースしてて、前にレヴューしたナナ・ヴァスコンセロスとモウリシオ・マエストロとジョイスのお宝音源、"Visions of Dawn" を発掘したのもこのレーベルだったりする。
Mixed by GILLES PETERSON (Far Out) ★★★☆☆ Link(s): Amazon.co.jp
元トーキング・ラウド / 現ブラウンズウッド主宰者で、DJ / コンパイラーとして知られ、前に "Gilles Peterson in Brazil" と "Gilles Peterson Back in Brazil" をレヴューしたジャイルス・ピーターソンが、ジョー・デイヴィス主宰のファー・アウト・レーベルの人気コンピレーション、「ブラジリカ」シリーズに満を持して登場したのがこの "Brazilika: Explorations Deep Inside the Vault"で、先月リリースされたばかりみたいなんだけど、まぁ、この組み合わせならやっぱりついつい期待しちゃうんで早速聴いてみた、と。ファー・アウト・レーベルは 1994 年にロンドンに設立されたインディ・レーベルで、素晴らしいブラジル音楽をイギリスのみならず、世界に紹介してきたことで信頼の高いレーベル。リイシューだけではなく、マルコス・ヴァーリやアジムス、ジョイスなんかの新譜も制作・リリースしてて、前にレヴューしたナナ・ヴァスコンセロスとモウリシオ・マエストロとジョイスのお宝音源、"Visions of Dawn" を発掘したのもこのレーベルだったりする。
2009/07/28
Everlasting flow of sounds.
"River: NIKE+ Original Run".REI HARAKAMI
(NIKE+ / iTunes Store) ★★★★★
ちょっと前に砂原良徳の "LOVEBEAT" と小沢健二の "Ecology Of Everyday Life - 毎日の環境学" をレヴューしたけど、別にティピカルに日本っぽいわけではないのに、なぜかすごく日本人っぽさとか日本ならではの美意識を強く感じさせて、なおかつ、日本が世界に誇るべきメイド・イン・ジャパンのエレクトロニカって言えば、やっぱり忘れちゃいけないアーティストととしてレイ・ハラカミさんがいる。
レイ・ハラカミさんっていえば、1998 年の "Unrest" を皮切りに、1999 年の "opa*q"、2001 年の "Red Curb"(と "レッドカーブの思い出 - trace of red curb dedicated from rei harakami")、2005 年の "Lust"、2006 年の "わすれもの"、今年リリースされた "あさげ - selected re-mix & re-arrangement works / 1" と "ゆうげ - selected re-mix & re-arrangement works / 2"、さらにハラカミさんのことを「世界遺産」と称してベタ褒めしてる矢野顕子さんとのユニット、yanokami 名義の "yanokami"(2007 年)と "yanokamick - yanokami English version -"(2008 年)と素晴らしい出来映えの作品が多いアーティスト。どれか 1 枚を選ぶのは難しいんで、ここはあえて、ちょっと毛色の違う、でもやっぱりハラカミさんらしさが見事にでてていい感じの仕上がりの "River: NIKE+ Original Run" を取り上げてみようかな、と。個人的にもすごく気に入ってるし、思い入れもあったりするんで。
(NIKE+ / iTunes Store) ★★★★★
ちょっと前に砂原良徳の "LOVEBEAT" と小沢健二の "Ecology Of Everyday Life - 毎日の環境学" をレヴューしたけど、別にティピカルに日本っぽいわけではないのに、なぜかすごく日本人っぽさとか日本ならではの美意識を強く感じさせて、なおかつ、日本が世界に誇るべきメイド・イン・ジャパンのエレクトロニカって言えば、やっぱり忘れちゃいけないアーティストととしてレイ・ハラカミさんがいる。レイ・ハラカミさんっていえば、1998 年の "Unrest" を皮切りに、1999 年の "opa*q"、2001 年の "Red Curb"(と "レッドカーブの思い出 - trace of red curb dedicated from rei harakami")、2005 年の "Lust"、2006 年の "わすれもの"、今年リリースされた "あさげ - selected re-mix & re-arrangement works / 1" と "ゆうげ - selected re-mix & re-arrangement works / 2"、さらにハラカミさんのことを「世界遺産」と称してベタ褒めしてる矢野顕子さんとのユニット、yanokami 名義の "yanokami"(2007 年)と "yanokamick - yanokami English version -"(2008 年)と素晴らしい出来映えの作品が多いアーティスト。どれか 1 枚を選ぶのは難しいんで、ここはあえて、ちょっと毛色の違う、でもやっぱりハラカミさんらしさが見事にでてていい感じの仕上がりの "River: NIKE+ Original Run" を取り上げてみようかな、と。個人的にもすごく気に入ってるし、思い入れもあったりするんで。
2009/06/06
Roots sounds.
"Recycle 2009: DJ ROOTS Studio Mix" (DJ ROOTS) ★★★★☆ Link(s): MySpace
昨日のエントリーでレヴューした DJ AKi くんの "mimo" シリーズの影の主役と呼んでも過言じゃない(と勝手に思ってる)サルヴァドールのドラムンベース DJ / プロデューサーの DJ ルーツが今年の 1 月にウェブ上で公開したスタジオ・ミックス。けっこう早い時期に発見してて、それ以来、愛聴してたんだけど、昨日のエントリーを書いてて思い出したので。
昨日のエントリーでもちょっと触れた通り、DJ ルーツはブラジルの古都・バイーア州サルヴァドールを拠点とするドラムンベース DJ / プロデューサー。2006 年に DJ AKi くんたちとブラジルに行ったときにサルヴァドールで出会ったアーティストで、その時に何曲かトラックを聴かせてもらったんだけど、そのクオリティの高さにみんなでブッ飛んじゃったっていう、なかなか思い出深いアーティストだったりする。しかも、大都会のサン・パウロじゃなくて、より北(南半球なので赤道に近付くってこと)の、ブラジルでも最も黒くてカポエイラを生んだ街、サルヴァドールだったってのも感慨深いし。まぁ、本人はアフロ・ブラジリアンじゃないっぽいけど(ブラジルは混血の進みっぷりがハンパじゃないんで、厳密にはもちろんわかんないけど)。
昨日のエントリーでレヴューした DJ AKi くんの "mimo" シリーズの影の主役と呼んでも過言じゃない(と勝手に思ってる)サルヴァドールのドラムンベース DJ / プロデューサーの DJ ルーツが今年の 1 月にウェブ上で公開したスタジオ・ミックス。けっこう早い時期に発見してて、それ以来、愛聴してたんだけど、昨日のエントリーを書いてて思い出したので。昨日のエントリーでもちょっと触れた通り、DJ ルーツはブラジルの古都・バイーア州サルヴァドールを拠点とするドラムンベース DJ / プロデューサー。2006 年に DJ AKi くんたちとブラジルに行ったときにサルヴァドールで出会ったアーティストで、その時に何曲かトラックを聴かせてもらったんだけど、そのクオリティの高さにみんなでブッ飛んじゃったっていう、なかなか思い出深いアーティストだったりする。しかも、大都会のサン・パウロじゃなくて、より北(南半球なので赤道に近付くってこと)の、ブラジルでも最も黒くてカポエイラを生んだ街、サルヴァドールだったってのも感慨深いし。まぁ、本人はアフロ・ブラジリアンじゃないっぽいけど(ブラジルは混血の進みっぷりがハンパじゃないんで、厳密にはもちろんわかんないけど)。
2009/05/08
3 feet high and running.
DE LA SOUL "Are You In?: NIKE+ Original Run"
(NIKE+ / iTunes Store) ★★★☆☆ Link(s): iTunes Store
これまでにも沖野修也さん、ファンタスティック・プラスティック・マシーン、クリスタル・メソッド等が手掛けてきた NIKE+ のオリジナル・ミックス・シリーズ、'NIKE+ Original Run' の新作で、担当してるのはなんとデ・ラ・ソウル。
なんで「なんと」って思ったかっていうと、単純に 3 人ともランニングとかしなそうだから。なんか、似合わなねぇ、って。まぁ、これまでこのシリーズを手掛けてきた他のアーティストが走りそうかっていうと、それはそれでビミョーなんだけど、デ・ラの 3 人が走ってる姿を想像すると笑っちゃうというか、微笑ましいというか、なんかそんな印象を持っちゃったんで。
(NIKE+ / iTunes Store) ★★★☆☆ Link(s): iTunes Store
これまでにも沖野修也さん、ファンタスティック・プラスティック・マシーン、クリスタル・メソッド等が手掛けてきた NIKE+ のオリジナル・ミックス・シリーズ、'NIKE+ Original Run' の新作で、担当してるのはなんとデ・ラ・ソウル。なんで「なんと」って思ったかっていうと、単純に 3 人ともランニングとかしなそうだから。なんか、似合わなねぇ、って。まぁ、これまでこのシリーズを手掛けてきた他のアーティストが走りそうかっていうと、それはそれでビミョーなんだけど、デ・ラの 3 人が走ってる姿を想像すると笑っちゃうというか、微笑ましいというか、なんかそんな印象を持っちゃったんで。
2009/03/22
40 minutes of funk. Decades of blackness.
"4hero ... mixing" Mixed by DEGO (Sonar Kollektiv) ★★★★☆
前にアルバム "Of All The Things" をレビューしたジャザノヴァの主宰するレーベル、ソナー・コレクティヴのミックス CD シリーズ、'... mixing' の第 3 弾でミックスを手掛けたのは 4 ヒーローのディーゴ。まぁ、この時点で内容は悪いわけはないんだけど、期待を上回る出来映えで、あらためて懐の深さを見せて(聴かせて)くれてる。リリースは 2008 年の 11 月なんで、ちょっと時間は経ってるけど。
ブーツィー・コリンズで幕を開けるミックスを一言で表すなら、ブラック・ミュージックの歴史というか、時代を超えてブラック・ミュージックの根底に貫かれてるファンクというか、ブラックネスのようなモノ。自身の主宰する 2000 ブラックの音源や J ディラといった最近のトラックから、エレクトロやヒップ・ホップ、レゲエ / ダブ、ソウル、ジャズといったルーツ・ミュージックまでセレクトしながら、違和感なく統一感を保ちながらグイグイ引き込んでいく感覚はさすが。「ブラック・ミュージックの歴史」なんて言い方をすると大袈裟だけど、便宜上使われてるジャンルとか時代とかにとらわれず、その根底にあるグルーヴみたいなモノを抽出して聴かせるセンスは、やっぱ間違いない。
前にアルバム "Of All The Things" をレビューしたジャザノヴァの主宰するレーベル、ソナー・コレクティヴのミックス CD シリーズ、'... mixing' の第 3 弾でミックスを手掛けたのは 4 ヒーローのディーゴ。まぁ、この時点で内容は悪いわけはないんだけど、期待を上回る出来映えで、あらためて懐の深さを見せて(聴かせて)くれてる。リリースは 2008 年の 11 月なんで、ちょっと時間は経ってるけど。ブーツィー・コリンズで幕を開けるミックスを一言で表すなら、ブラック・ミュージックの歴史というか、時代を超えてブラック・ミュージックの根底に貫かれてるファンクというか、ブラックネスのようなモノ。自身の主宰する 2000 ブラックの音源や J ディラといった最近のトラックから、エレクトロやヒップ・ホップ、レゲエ / ダブ、ソウル、ジャズといったルーツ・ミュージックまでセレクトしながら、違和感なく統一感を保ちながらグイグイ引き込んでいく感覚はさすが。「ブラック・ミュージックの歴史」なんて言い方をすると大袈裟だけど、便宜上使われてるジャンルとか時代とかにとらわれず、その根底にあるグルーヴみたいなモノを抽出して聴かせるセンスは、やっぱ間違いない。
2009/02/16
Dub be good to me.
"The Wild Bunch - The Story Of A Sound System Mixed By DJ MILO"
(Strut) ★★★★☆ Link(s): Amazon.co.jp
一週間くらい前のアンプ・フィドラーとスライ & ロビーのコラボレーションのエントリーでも触れた通り、もうすぐアシュレイ・ビードルとホレス・アンディのコラボレーションが出るからか、ちょっと気分がレゲエ〜ダブ、しかもホレス・アンディって言えば思い出すのはマッシヴ・アタックってことで、気分はにわかにブリストルになってたりするんで、久々にワイルド・バンチを聴いてみたらやっぱメチャメチャカッコイイんで、あらためてレビューを。
ワイルド・バンチは、80 年代にブリストルで活躍したサウンドシステムで、後にマッシヴ・アタックやトリッキー、さらにソウル II ソウルとしても活躍し、マドンナ等を手掛けるプロデューサーとしても名を馳せるネーリー・フーパーなどを輩出したことで広く知られる、イギリスのクラブ・ミュージック史を語る上で欠かすことのできない最重要クルーのひとつ。詳しくは、江古田にあった頃にはよく通った(っつうか、知らぬ間に下北に移転してた)ドープなレコード店、DISC SHOP ZERO のサイトにワイルド・バンチを中心としたブリストルのシーンについての読み応えのある素晴らしいページがある(このアルバムのブックレットのテキストの翻訳も載ってる)んでそちらを参照するとよくわかる。
(Strut) ★★★★☆ Link(s): Amazon.co.jp
一週間くらい前のアンプ・フィドラーとスライ & ロビーのコラボレーションのエントリーでも触れた通り、もうすぐアシュレイ・ビードルとホレス・アンディのコラボレーションが出るからか、ちょっと気分がレゲエ〜ダブ、しかもホレス・アンディって言えば思い出すのはマッシヴ・アタックってことで、気分はにわかにブリストルになってたりするんで、久々にワイルド・バンチを聴いてみたらやっぱメチャメチャカッコイイんで、あらためてレビューを。ワイルド・バンチは、80 年代にブリストルで活躍したサウンドシステムで、後にマッシヴ・アタックやトリッキー、さらにソウル II ソウルとしても活躍し、マドンナ等を手掛けるプロデューサーとしても名を馳せるネーリー・フーパーなどを輩出したことで広く知られる、イギリスのクラブ・ミュージック史を語る上で欠かすことのできない最重要クルーのひとつ。詳しくは、江古田にあった頃にはよく通った(っつうか、知らぬ間に下北に移転してた)ドープなレコード店、DISC SHOP ZERO のサイトにワイルド・バンチを中心としたブリストルのシーンについての読み応えのある素晴らしいページがある(このアルバムのブックレットのテキストの翻訳も載ってる)んでそちらを参照するとよくわかる。
2009/02/11
Abstract extracts.
"J. PERIOD Presents ... The [Abstract] Best". (J. Period) ★★★★☆
個人的には 2008 年のベスト・アルバムだった "The Renaissance" で健在ぶりを示した Q ティップの新旧の音源を、数多くのミックステープで知られる J. ピリオドがミックスした音源。 J. ピリオドのサイトで 2 月 10 日からダウンロード可能になってる。
J. ピリオドはこれまでにも、ザ・ルーツやローリン・ヒルなどの音源で同じような企画を手掛けててなかなか評判のいい DJ。今作も、Q ティップのソロの音源やア・トライヴ・コールド・クウェスト(ATCQ)の音源はもちろん、ビースティ・ボーイズとかディー・ライトなどの関連音源まで、全 48 トラックをアッパーなテンションでガンガンつないでて、構成もすごく凝ってるし、コンシークエンスが ATCQ の "Buggin' Out" を演ってるスペシャルな音源とかも入ってて、Q ティップ・ファンなら間違いなく楽しめるし、Q ティップの魅力を再確認できる。しかも、これは Vol. 1 で、Vol. 2 も用意されてるらしい。
ブッチャけたハナシ、リーガルな問題はどうなってるのかイマイチナゾだけど、この世界はこういう、なんとなくユルい認めてるっぽくて、あんまりイリーガル感はない。ハーフ・リーガルというか、オフィシャルでもアンオフィシャルでもない、こういうユルい感じのコンセンサスで成立してるって、実はすごく大事な感覚のような気がする。これからの時代には、特に。クリエイティヴ・コモンズなんかもちょっと近いけど、とかくつまんないことに目くじら立てたり、つまんない正論を振りかざして善人面してる偽善者が多い昨今なだけに。
2009/01/20
Ginga style.
DJ NUTS "Embalo Jovem" (Mochilla) ★★★★☆ Link(s): Mochilla website
"Keepintime" や "Brasilintime" にも参加してるブラジル人ヒップホップ DJ / ターンテーブリスト、DJ ナッツがモチーラ(Mochilla)から 2008 年にリリースしたミックス CD。さすがにモチーラだけあって、アートワークのカバー写真も超クール。
ナッツには、2004 年のミックス CD "Cultura Copia" でスッカリ心をわしづかみにされてたんでついつい期待も高まるんだけど、そんな期待を裏切らない出来映え。古いブラジルのソウル〜ファンク〜ジャズ〜サンバ〜ボサノヴァ等、ブラジリアン・レア・グルーヴとも呼ぶべきお宝音源を片っ端からミックス & スクラッチするスタイルで楽しませてくれる。個別のトラックについてはよくわからないけど、そういう小難しい理屈抜きに楽しむのが正解。それにしても、アメリカとも、イギリス / ヨーロッパとも、日本とか違うこの独特のグルーヴ感っていったい何なんだろう。やっぱり、ジンガなのか? なかなか奥が深い。ヒップホップってカルチャーは、世界中に拡散し、つながり、刺激し合いながら、それぞれの地で独自のカタチを生み出してるけど、これはそのブラジルの例。独自の、そして極上のモノにしちゃうのはサッカーだけじゃなかったらしい。
ちなみに、2005-2006 年に "Disco é cultura" ってミックスも 3 枚出してて、これもなかなか味わい深い。
"Keepintime" や "Brasilintime" にも参加してるブラジル人ヒップホップ DJ / ターンテーブリスト、DJ ナッツがモチーラ(Mochilla)から 2008 年にリリースしたミックス CD。さすがにモチーラだけあって、アートワークのカバー写真も超クール。ナッツには、2004 年のミックス CD "Cultura Copia" でスッカリ心をわしづかみにされてたんでついつい期待も高まるんだけど、そんな期待を裏切らない出来映え。古いブラジルのソウル〜ファンク〜ジャズ〜サンバ〜ボサノヴァ等、ブラジリアン・レア・グルーヴとも呼ぶべきお宝音源を片っ端からミックス & スクラッチするスタイルで楽しませてくれる。個別のトラックについてはよくわからないけど、そういう小難しい理屈抜きに楽しむのが正解。それにしても、アメリカとも、イギリス / ヨーロッパとも、日本とか違うこの独特のグルーヴ感っていったい何なんだろう。やっぱり、ジンガなのか? なかなか奥が深い。ヒップホップってカルチャーは、世界中に拡散し、つながり、刺激し合いながら、それぞれの地で独自のカタチを生み出してるけど、これはそのブラジルの例。独自の、そして極上のモノにしちゃうのはサッカーだけじゃなかったらしい。
ちなみに、2005-2006 年に "Disco é cultura" ってミックスも 3 枚出してて、これもなかなか味わい深い。
2009/01/16
The master at work.
"Renaissance The Masters Series". SATOSHI TOMIIE(Renaissance) ★★★★☆
「海外組」日本人プロデューサー / DJ の先駆者として活躍し続け、2001 年に立ち上げたレーベル、SAW も好調な富家哲が、ルネッサンスの人気ミックス CD シリーズ、ザ・マスターズ・シリーズの最新作を担当。リリースは 2008 年。富家氏は、これまでにもルネッサンスで 2006 年に "Renaissance Presents 3D: Mixed by SATOSHI TOMIIE"(名盤!)、2007 年に "Renaissance The Master Series Part 9" を手掛けてて、コンスタントに毎年リリースしてるあたりからは、ルネッサンスとのいい関係が継続してることがうかがえる(クリエイティヴの面でも、セールスの面でも)。ただ、去年出したのが "Renaissance The Master Series Part 9" なのに、今作には「パート何番」って付いてないのが何故なのかはナゾ。区別しにくくて、わかりにくいことこの上ないし。
ただ、そのわかりにくさは抜きにすれば、内容は申し分ない仕上がりで、適度にアップリフティングでありながら、サウンドはとてもディープで、心地いい音響がジワジワとくる感じは、いい意味ですごくイヤらしい。凝り性な富家氏らしく、単にミックスするだけじゃなくてアディショナル・プロダクションまでしてるらしいし(キーボードとかエフェクトとかループとか)。最近、このシーンを熱心に追いかけてるわけじゃないから、最近の傾向とか個別のトラックに関しては詳しく知らないけど、全体をひとつの作品として楽しむという意味ではそれほど重要じゃないし、細かいウンチク抜きにして楽しめる。
無機質でテッキーでミニマルでダークでありながら、前よりハードさ(+バカっぽさ)が抑えめで、ディープでアトモスフェリックで音楽的な方向性が強くなってる(ような気がする)感じは個人的に好みだし(プログレッシヴ・ハウスって呼び方はどうかと思うけど)、東京の街で深夜に歩きながら(またはランニングしながら)iPod で聴いいてるとすごくシックリきて、あらためて、クラブ・ミュージック、特にハウス・ミュージックって、都市の深夜の音楽だな、って実感した。
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★★★★,
2008,
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Music,
Renaissance,
Satoshi Tomiie
Dark and minimal.
"RenaissanceThe Masters Series Part 9". SATOSHI TOMIIE(Renaissance) ★★★☆☆
前のエントリーと同様、"Renaissance The Master Series" をレビューするのを機会に、富家哲がルネッサンスからリリースした他の作品も聴き直してみたので、合わせてレビューを。
この "Renaissance The Master Series Part 9" は 2007 年にルネッサンスからリリースされた 2 枚組ミックス CD。一聴した印象はダークでミニマル。派手な仕掛けとかわかりやすいヴォーカル・トラックとかはほとんどなく、地味に、でもジワジワとくる感じは嫌いじゃない。ちょっとトランシーな感じもするかな。そもそも、反復するビートとサウンドが徐々に盛り上げるクラブ・ミュージックのグルーヴ感ってのは、長い時間、ある種のトランス状態でこそ、その機能を効果的に発揮するわけで、派手なトラックとか仕掛けはメリハリにはなるけど、多すぎると逆に耳障りだったりしかねない面もあって、そういう意味では、いい意味ですごくトランシーなミックスと言えるかも。その証拠に(?)、深夜の仕事中やウォーキング / ランニング等の BGM にピッタリで、NIKE+ 用に使ってる iPod nano のプレイリストには欠かせない 1 枚になってるし。
ルネッサンスって、わりとメジャーでコマーシャルなレーベルからのリリースながら、変にコマーシャルにするんじゃなく、いい意味でのアンダーグラウンドっぽさを残しながら、最近の富家氏らしいサウンドを貫いてる印象で、その辺のサジ加減も富家氏らしいって言えばらしいと言えるのかも。
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2007,
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Renaissance,
Satoshi Tomiie
Solid sound of past, present and future.
SATOSHI TOMIIE "Renaissance Presents 3D: Mixed by SATOSHI TOMIIE"
(Renaissance) ★★★★★
"Renaissance The Master Series" をレビューするのを機会に、富家哲がルネッサンスからリリースした他の作品も聴き直してみたので、合わせてレビューを(次のエントリーも同様)。
富家氏は NYC 在住のプロデューサー / DJ で、海外のクラブ・ミュージック・シーンで活躍する日本人の先駆者として、かれこれ 20 年くらい活躍してるアーティスト。デビュー曲の "Tears" は今でもハウス・クラシックとして語り(聴き)継がれてるし、数々のメジャー・アーティストのリミックスを手掛けてたりしながら、今もなお、世界のクラブ / ハウス・シーンの最先端で活躍してて、さらに、自身の主宰するレーベル、SAW も好調だったりと、まさに、第一人者に相応しい活躍を続けてる。
(Renaissance) ★★★★★
"Renaissance The Master Series" をレビューするのを機会に、富家哲がルネッサンスからリリースした他の作品も聴き直してみたので、合わせてレビューを(次のエントリーも同様)。富家氏は NYC 在住のプロデューサー / DJ で、海外のクラブ・ミュージック・シーンで活躍する日本人の先駆者として、かれこれ 20 年くらい活躍してるアーティスト。デビュー曲の "Tears" は今でもハウス・クラシックとして語り(聴き)継がれてるし、数々のメジャー・アーティストのリミックスを手掛けてたりしながら、今もなお、世界のクラブ / ハウス・シーンの最先端で活躍してて、さらに、自身の主宰するレーベル、SAW も好調だったりと、まさに、第一人者に相応しい活躍を続けてる。
Labels:
★★★★★,
2006,
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History,
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Idea,
Mix,
Music,
Renaissance,
Satoshi Tomiie
2009/01/11
Sound travel in Brasil.
MADLIB "Speto Da Rua - Dirty Brasilian Crates Volume 1"
(Mochilla) ★★★★☆
2007 年に 3 週間、ブラジルのレシフェを旅して掘りまくってきたマッドリブによるミックス・シリーズの第 1 弾(相当掘りまくってきたらしく、全 6 枚になるんだとか)が年末に到着。リリースは "Keepintime" や "Brasilintime" でお馴染みの B+ とエリック・コールマン主宰のモチーラ(Mochilla)ってことで、アートワークも問題なくメチャメチャクール。マッドリブ+モチーラ+ブラジルって情報だけで期待は高まるし、クオリティは想像できちゃうと思うけど、その期待を裏切らない、想像通りの出来映え。
レシフェはブラジル北東部ではバイーアのサルヴァドールに次ぐ大都市で、もともとサルヴァドールなどと並ぶ奴隷貿易の拠点となった港なんで、当然、ブラジルの中でも「黒い」街のひとつで、カーニヴァルも有名。音楽的にも「黒くて」「濃い」街、ってこと。まぁ、そんな街にマッドリブがモチーラ・クルーが旅をしただけあって、音も写真・映像もスゴイことになってそうでメチャメチャ楽しみなんだけど、とりあえず、音のほうはバッチリ。ボサ・ノヴァやフォークロアっぽいサウンドからジャズ、ファンクまで、期待を裏切らないドープ・ミックス。シリーズの残り 5 枚にも期待しつつ、今、真夏のブラジルに思いを馳せながら過ごす至福の 60 分を。
(Mochilla) ★★★★☆
2007 年に 3 週間、ブラジルのレシフェを旅して掘りまくってきたマッドリブによるミックス・シリーズの第 1 弾(相当掘りまくってきたらしく、全 6 枚になるんだとか)が年末に到着。リリースは "Keepintime" や "Brasilintime" でお馴染みの B+ とエリック・コールマン主宰のモチーラ(Mochilla)ってことで、アートワークも問題なくメチャメチャクール。マッドリブ+モチーラ+ブラジルって情報だけで期待は高まるし、クオリティは想像できちゃうと思うけど、その期待を裏切らない、想像通りの出来映え。レシフェはブラジル北東部ではバイーアのサルヴァドールに次ぐ大都市で、もともとサルヴァドールなどと並ぶ奴隷貿易の拠点となった港なんで、当然、ブラジルの中でも「黒い」街のひとつで、カーニヴァルも有名。音楽的にも「黒くて」「濃い」街、ってこと。まぁ、そんな街にマッドリブがモチーラ・クルーが旅をしただけあって、音も写真・映像もスゴイことになってそうでメチャメチャ楽しみなんだけど、とりあえず、音のほうはバッチリ。ボサ・ノヴァやフォークロアっぽいサウンドからジャズ、ファンクまで、期待を裏切らないドープ・ミックス。シリーズの残り 5 枚にも期待しつつ、今、真夏のブラジルに思いを馳せながら過ごす至福の 60 分を。
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