見ての通り、特別なことをしてるわけじゃなくて、道路交通法で定められてる通りに車道の左端を走りやすくするように、白線を引き、ブルーに塗られ、自転車専用と書かれてるだけ。たったこれだけのことで、ビックリするくらい走りやすい。幅もこれだけあれば十分だし、他の道路でよくあるように(車道の左端ではなく)路肩に追いやられる心配もない。ズバリ、コレが正解なんじゃないかって思っちゃうくらい。
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2012/08/20
Blue lines for cycling blues.
都道 431 号線(水道道路)西新宿 4 丁目 〜 泉南間 自転車専用レーン ★★★★☆
これまでにも、前にレヴューした『銀輪の巨人 ジャイアント』のレヴューや『自転車はここを走る!』のレヴューをはじめとして、自転車関連のエントリーでたびたび触れてる通り、残念ながら日本は自転車文化後進国で、なかなか気持ちよく自転車で走ることができないのが現状なんだけど、そんな中で、(個人的に知る限り)数少ない '良い施策' のひとつが、右の写真の自転車専用レーン。存在はちょっと前から知ってたし、評判は割と良かったんだけど、実際に走ってみたら、思ってた以上に走りやすくてビックリした。
見ての通り、特別なことをしてるわけじゃなくて、道路交通法で定められてる通りに車道の左端を走りやすくするように、白線を引き、ブルーに塗られ、自転車専用と書かれてるだけ。たったこれだけのことで、ビックリするくらい走りやすい。幅もこれだけあれば十分だし、他の道路でよくあるように(車道の左端ではなく)路肩に追いやられる心配もない。ズバリ、コレが正解なんじゃないかって思っちゃうくらい。
見ての通り、特別なことをしてるわけじゃなくて、道路交通法で定められてる通りに車道の左端を走りやすくするように、白線を引き、ブルーに塗られ、自転車専用と書かれてるだけ。たったこれだけのことで、ビックリするくらい走りやすい。幅もこれだけあれば十分だし、他の道路でよくあるように(車道の左端ではなく)路肩に追いやられる心配もない。ズバリ、コレが正解なんじゃないかって思っちゃうくらい。
2012/04/02
Run Free. Run further. Run forever.
MICAH TRUE a. k. a. 'CABALLO BLANCO' (November, 1954 – April 1, 2012) - R. I. P.
前にレヴューした傑作『BORN TO RUN 走るために生まれた』でメイン・キャラクターの 1 人として取り上げられてたランナーで、ウルトラマラソンの先駆者でありベアフット・ランニングの伝導者としても知られる 'カバーヨ・ブランコ(CABALLO BLANCO)' ことミカ・トゥルー(MICAH TRUE)の訃報が伝えられた。享年 58 歳。
カバーヨ・ブランコは火曜日にランニングに出かけたまま戻らず、翌日から『BORN TO RUN』の著者のクリストファー・マクドゥーガル(CHRISTOPHER McDOUGALL)等のヴォランティアを含めた多くの人々が捜索に当たったものの、ニュー・メキシコ南西部の荒野で発見されたのは土曜日になってからで、既に死亡していたとのこと。詳しい死因等はまだわかってないっぽい。特別な目的ではなく、ごく日常的なランニングに出かけただけだったんだとか。行方不明になったってニュースを知ったときから、心配しつつもどっかで「ひょっこり帰ってこねぇかなぁ」って祈ってたんだけど。
カバーヨ・ブランコは 1954 年コロラド州ボルダー出身で、英語でカッパー・キャニオン(Copper Canyon)と呼ばれるメキシコのチワワ州にあるバランカ・デル・コブレ(Barranca del Cobre / 銅峡谷)でカッパー・キャニオン・ウルトラマラソン(Copper Canyon Ultramarathon)を開催したことで知られる人物。このバランカ・デル・コブレはタラウマラ山脈の 6 つの峡谷からなる峡谷地帯で、タラウマラ(Tamahumara)族の伝統的な居住地でもあることが、'史上最強の走る民族' と言われるタラウマラ族につながる部分で、ここでのタラウマラ族の '走りの秘密' をめぐるエピソードが『BORN TO RUN』の主題(のひとつ)になり、それがウルトラマラソンとベアフット・ランニングにもつながった、と。ちなみに、'カバーヨ・ブランコ(caballo blanco)' ってのはスペイン語で '白馬' って意味なんだとか。
2012/03/22
Simple ideas. Clear visions.
『EARTHLING 地球人として生きるためのガイドブック』
Think the Earth 編 (ソル・メディア)★★★★☆
Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
去年の年末に発売された書籍で、ベースになっているのは、編者になっている Think the Earth が去年の 7 月 30・31 日に開催したイベント、'EARTHLING 2011' の内容を書籍化したモノ。ある種、議事録的な書籍なんだけど、イベントに行けなかったので、なかなか楽しんで読めたかな。
'earthling(アースリング)' ってのは '宇宙人' って言葉に対する概念として '地球人' という意味で使われる言葉で、ロバート・A・ハインラインの 1949 年の SF 小説『レッド・プラネット』(Links: Amzn / Rktn)で使われたのが最初なんだとか(未読だけど)。
イベントには '地球人大演説会' ってサブ・タイトルが付いてて、さまざまなジャンルで 活躍する 30 人のアースリングたちが 1 日 15 人・それぞれ 15 分ずつヴィジュアル・プレゼンテーションを行った、と。プレゼンテーションは Ustream で配信され(いくつかはリアルタイムで観た)、アーカイヴもかなりの本数が残されてるんで、プレゼンテーションの内容を確認することもできるようになってる。
30 人のリストもオフィシャル・サイトで確認できるんだけど、このリストの中には 元サッカー日本代表監督(もちろん、我らが横浜 F・マリノスをリーグ連覇に導いた監督でもある)の岡田武史氏とか、このサイトでもこれまでに何度か取り上げてる作家・写真家の石川直樹氏とか、ガンダムの原作者の富野由悠季氏とか、前にレヴューした『虹の戦士』の翻案者の北山耕平氏とかの名前があって、これだけでも十分魅かれちゃう感じだった。冒頭には、Think the Earth プロジェクトの理事長の水野誠一氏と脳科学者の茂木健一郎氏の対談なんかもあるし。
Think the Earth 編 (ソル・メディア)★★★★☆
Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
去年の年末に発売された書籍で、ベースになっているのは、編者になっている Think the Earth が去年の 7 月 30・31 日に開催したイベント、'EARTHLING 2011' の内容を書籍化したモノ。ある種、議事録的な書籍なんだけど、イベントに行けなかったので、なかなか楽しんで読めたかな。
'earthling(アースリング)' ってのは '宇宙人' って言葉に対する概念として '地球人' という意味で使われる言葉で、ロバート・A・ハインラインの 1949 年の SF 小説『レッド・プラネット』(Links: Amzn / Rktn)で使われたのが最初なんだとか(未読だけど)。
イベントには '地球人大演説会' ってサブ・タイトルが付いてて、さまざまなジャンルで 活躍する 30 人のアースリングたちが 1 日 15 人・それぞれ 15 分ずつヴィジュアル・プレゼンテーションを行った、と。プレゼンテーションは Ustream で配信され(いくつかはリアルタイムで観た)、アーカイヴもかなりの本数が残されてるんで、プレゼンテーションの内容を確認することもできるようになってる。
30 人のリストもオフィシャル・サイトで確認できるんだけど、このリストの中には 元サッカー日本代表監督(もちろん、我らが横浜 F・マリノスをリーグ連覇に導いた監督でもある)の岡田武史氏とか、このサイトでもこれまでに何度か取り上げてる作家・写真家の石川直樹氏とか、ガンダムの原作者の富野由悠季氏とか、前にレヴューした『虹の戦士』の翻案者の北山耕平氏とかの名前があって、これだけでも十分魅かれちゃう感じだった。冒頭には、Think the Earth プロジェクトの理事長の水野誠一氏と脳科学者の茂木健一郎氏の対談なんかもあるし。
2012/03/03
Mo' cycling blues.
『自転車はここを走る!』疋田 智・小林 成基 著(エイ出版社)★★★★☆
Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
サブ・タイトルに「自転車で安全に走るためのガイドブック」って付いてる通り、昨今の、特に去年の警察庁による自転車の車道通行厳格化の通達以降の日本の危機的な自転車状況の異常性を指摘し、警笛を鳴らしつつ、現実的にどのように自転車に乗ったらいいのかについてまとめられたムックで、著者は NPO 法人・自転車活用推進研究会の理事の疋田智・小林成基の両氏。これまでにもこの手の本はなるべくチェックするようにしてて、でも、その多くはけっこうイマイチな印象なモノが多いんで、あまり期待しないで読んでみたんだけど、正直、期待以上のないようだったかな。
これまでにも自転車関連のレヴューはちょこちょこしてることからもわかる通り、個人的にすごく興味がある(っつうか、危機感を感じてる)テーマでもあって、でも、なかなか「コレ!」ってソリューションがなくてモヤモヤしてるんだけど、本書にはリアリティのあるレベルでのヒントがけっこう含まれてたかな。ちょっと大袈裟な言い方をすると、自転車に乗ってる(及び乗りたいと思ってる)人は、とりあえずプロローグだけでも読んでおいたほうがいいんじゃないかなって思ったくらい。値段も ¥680 とリーズナブルだし、プロローグだけなら楽天ブックスの 'チラよみ' でも読めるし。日本の自転車事情がいかに異常かがわかるんで(ホントは自転車に乗らない人にも知らしめたいんだけど。でも、後述するように、コレはコレで別の大きな問題だったりする)。
最大のポイントは、上に書いた「現実的にどのように自転車に乗ったらいいのか」の '現実的に' の部分。ただ理想を語るんでも、ただ現状の問題点を指摘(糾弾?)するんでもなく、どちらの要素も含みつつ、あくまでも、これだけトンチンカンな自転車事情の中で現実的にどう自転車に乗るべきかを、自転車乗りのリアルな視点で描かれてること。つまり、白と黒をわかった上で、'グレーな部分' を現実的な対処法として示して(+ 肯定して)るってことなんだけど、'グレーな部分' を 'グレーな部分' としてキチンと述べてるモノって、この手のモノでは実はなかなかないので。そういう意味ではそれ自体が希有だし、ただキレイごとを並べてるような本よりもよっぽど誠実だし、同時に、メチャメチャ現実的でもあり、故に実用的でもある。
Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
サブ・タイトルに「自転車で安全に走るためのガイドブック」って付いてる通り、昨今の、特に去年の警察庁による自転車の車道通行厳格化の通達以降の日本の危機的な自転車状況の異常性を指摘し、警笛を鳴らしつつ、現実的にどのように自転車に乗ったらいいのかについてまとめられたムックで、著者は NPO 法人・自転車活用推進研究会の理事の疋田智・小林成基の両氏。これまでにもこの手の本はなるべくチェックするようにしてて、でも、その多くはけっこうイマイチな印象なモノが多いんで、あまり期待しないで読んでみたんだけど、正直、期待以上のないようだったかな。これまでにも自転車関連のレヴューはちょこちょこしてることからもわかる通り、個人的にすごく興味がある(っつうか、危機感を感じてる)テーマでもあって、でも、なかなか「コレ!」ってソリューションがなくてモヤモヤしてるんだけど、本書にはリアリティのあるレベルでのヒントがけっこう含まれてたかな。ちょっと大袈裟な言い方をすると、自転車に乗ってる(及び乗りたいと思ってる)人は、とりあえずプロローグだけでも読んでおいたほうがいいんじゃないかなって思ったくらい。値段も ¥680 とリーズナブルだし、プロローグだけなら楽天ブックスの 'チラよみ' でも読めるし。日本の自転車事情がいかに異常かがわかるんで(ホントは自転車に乗らない人にも知らしめたいんだけど。でも、後述するように、コレはコレで別の大きな問題だったりする)。
最大のポイントは、上に書いた「現実的にどのように自転車に乗ったらいいのか」の '現実的に' の部分。ただ理想を語るんでも、ただ現状の問題点を指摘(糾弾?)するんでもなく、どちらの要素も含みつつ、あくまでも、これだけトンチンカンな自転車事情の中で現実的にどう自転車に乗るべきかを、自転車乗りのリアルな視点で描かれてること。つまり、白と黒をわかった上で、'グレーな部分' を現実的な対処法として示して(+ 肯定して)るってことなんだけど、'グレーな部分' を 'グレーな部分' としてキチンと述べてるモノって、この手のモノでは実はなかなかないので。そういう意味ではそれ自体が希有だし、ただキレイごとを並べてるような本よりもよっぽど誠実だし、同時に、メチャメチャ現実的でもあり、故に実用的でもある。
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2012/01/28
Sequence of life.
『動的平衡 2 生命は自由になれるのか』 福岡 伸一 著 (木楽舎) ★★★☆☆
Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
青山学院大学教授の分子生物学者の著作で、前にレヴューした 2009 年の『動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』の続編。前作同様、『ソトコト』等で発表していた原稿をベースに加筆・修正等を加えてまとめたモノで、2011 年 12 月に出版された。
前に「最近はマス・メディアでの活動も多いらしく」って書いたけど、その後、ほとんど地上波 TV を観ない生活になって 1 年以上経ってるんで、マス・メディア、っつうか、TV で今でも活躍してるのかはわかんないけど、わりとカジュアルな場での活動にも高い対応力を持つ、気になる知識人の 1 人であることは確かかな。
本書『動的平衡 2』をまず読んで感じるのは、前作同様、「生命とは何か?」っていう相当難しいテーマを、かなりわかりやすく噛み砕いて書かれてるってこと。まぁ、'わかりやすく' って実はけっこうデリケート(っつうか、危険)な言葉で、'わかりやすさ' を '安易な単純化' と取り違えてるようなモノがメチャメチャ多い中、'わかりやすさ' を維持しつつも、決して '安易な単純化' になることなく、絶妙なサジ加減をキープしてる点はさすがかな、と。人気があるのも頷けるというか。
内容的には、前作で述べられた「動的平衡(dynamic equilibrium)」という生命観、つまり、クラシックの誉れ高い『利己的な遺伝子』(Links: Amzn / Rktn)で知られるイギリスの動物行動学者のリチャード・ドーキンス(RICHARD DAWKINS)が唱えた「自己複製する(自ら子孫を残せる)もの」という生命の定義を捉え直す考え方のひとつの提示しつつ、それにまつわるさまざまなエピソードが紹介されているカタチを採ってる。
Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
青山学院大学教授の分子生物学者の著作で、前にレヴューした 2009 年の『動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』の続編。前作同様、『ソトコト』等で発表していた原稿をベースに加筆・修正等を加えてまとめたモノで、2011 年 12 月に出版された。
前に「最近はマス・メディアでの活動も多いらしく」って書いたけど、その後、ほとんど地上波 TV を観ない生活になって 1 年以上経ってるんで、マス・メディア、っつうか、TV で今でも活躍してるのかはわかんないけど、わりとカジュアルな場での活動にも高い対応力を持つ、気になる知識人の 1 人であることは確かかな。
本書『動的平衡 2』をまず読んで感じるのは、前作同様、「生命とは何か?」っていう相当難しいテーマを、かなりわかりやすく噛み砕いて書かれてるってこと。まぁ、'わかりやすく' って実はけっこうデリケート(っつうか、危険)な言葉で、'わかりやすさ' を '安易な単純化' と取り違えてるようなモノがメチャメチャ多い中、'わかりやすさ' を維持しつつも、決して '安易な単純化' になることなく、絶妙なサジ加減をキープしてる点はさすがかな、と。人気があるのも頷けるというか。
内容的には、前作で述べられた「動的平衡(dynamic equilibrium)」という生命観、つまり、クラシックの誉れ高い『利己的な遺伝子』(Links: Amzn / Rktn)で知られるイギリスの動物行動学者のリチャード・ドーキンス(RICHARD DAWKINS)が唱えた「自己複製する(自ら子孫を残せる)もの」という生命の定義を捉え直す考え方のひとつの提示しつつ、それにまつわるさまざまなエピソードが紹介されているカタチを採ってる。
2011/12/10
Living in the mountains. Living with the mountains.
『岳 15 巻』 石塚 真一 著(小学館 / ビッグコミックス) ★★★★☆
Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
これまでにも出るごとにレヴューしてきた『岳』の最新巻。前のエントリーでレヴューした『宇宙兄弟 15 巻』と同様、レヴューし忘れてて発売からかなり経っちゃったんだけど、抜かすのも気持ち悪いんで。ハナシは、これまでに何度も書いてる通り、主人公の山岳救助ボランティアの '山バカ' こと島崎三歩と、山をこよなく愛する周辺の人たちの、山にまつわる心温まるエピソードって感じで、昨今のちょっとした(?)山登りブームのベースを支える要因のひとつになってる(ような気がする)コミック。決してミラクルがあったり超人が出てきたりするわけじゃないんだけど、そこが逆に、なんかグッとくる。そんな絶妙なサジ加減が魅力って言えるかな。
これまでは、基本的には 1 話(または数話)完結型の 'ちょっといいハナシ' 的なエピソードがメインだったんで、まぁ、良くも悪くもマンネリになりやすいっていうか、(もちろん、キャラクターの成長とかは描かれてるんだけど)どうしても似たようなハナシになりやすかったんだけど(だからこそ、わりとどこからでも読めるとも言えるんだけど。いわゆる、'偉大なるマネリズム' 的な)、この 15 巻はストーリー的にちょっと転機になる一冊って言えるのかな。
2011/12/09
Say yeah!
『宇宙兄弟 15 巻』 小山 宙哉 著(講談社) ★★★★☆
Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
前から既発巻をレヴューしてきた『宇宙兄弟』の最新刊で、発売直後の 9 月に読んでたんだけど、うっかりレヴューし忘れてて、でも、抜かすのも気持ち悪いんで。16 巻がもうすぐ出ちゃうみたいなんで、その前に。
実写映画化も決まってる(現在撮影中?)くらいなんで、基本的にはすっかり人気漫画のひとつになってる『宇宙兄弟』は、これまでにもレヴューしてきた通り、天真爛漫且つナチュラルでちょっと天然でもある弟と、そんな弟を誇りに思いつつもコンプレックスも抱えててる兄の兄弟が、共に宇宙飛行士を目指す物語。
基本的には、天然で脇目も振らずに一直線に目標に向かってきた弟のヒビトが常に先行してて、兄のムッタがウダウダと悩みながらも、子供の頃に抱いた弟と同じ夢を目指すっていう構図で、2 人を中心としたストーリーが同時進行で(時に交わりながら)描かれる。
Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
前から既発巻をレヴューしてきた『宇宙兄弟』の最新刊で、発売直後の 9 月に読んでたんだけど、うっかりレヴューし忘れてて、でも、抜かすのも気持ち悪いんで。16 巻がもうすぐ出ちゃうみたいなんで、その前に。実写映画化も決まってる(現在撮影中?)くらいなんで、基本的にはすっかり人気漫画のひとつになってる『宇宙兄弟』は、これまでにもレヴューしてきた通り、天真爛漫且つナチュラルでちょっと天然でもある弟と、そんな弟を誇りに思いつつもコンプレックスも抱えててる兄の兄弟が、共に宇宙飛行士を目指す物語。
基本的には、天然で脇目も振らずに一直線に目標に向かってきた弟のヒビトが常に先行してて、兄のムッタがウダウダと悩みながらも、子供の頃に抱いた弟と同じ夢を目指すっていう構図で、2 人を中心としたストーリーが同時進行で(時に交わりながら)描かれる。
2011/12/05
Be thankful for what you've got to be.
"DON'T BUY THIS JACKET" Black Friday / Cyber Monday Ad (Patagonia) ★★★★★
Link(s): The Cleanest Line website (English / Japanese)
先月のアメリカの感謝祭の翌日のブラック・フライデーにパタゴニア(Patagonia)がニュー・ヨーク・タイムズ(New York Times)に掲載した広告。週明けの月曜日、いわゆるサイバー・マンデーにも同内容のメール・マガジンが送信された(右の写真はメール・マガジン版)。
見ての通り、上部にドン! と書かれてるメイン・キャッチコピーは 'DON'T BUY THIS JACKET'。まぁ、普通に考えれば、小売業の企業が使うキャッチコピーとは思えないような、ある種、ちょっと挑発的な(?)言葉遣いが、すごく印象的でパタゴニアらしい広告。目的は、当然、大量(過剰)消費が自然環境に与える負荷についての意識を高めるために、購買の必要性について考えることを促すモノ。アメリカで消費が爆発的に増える感謝祭のタイミングに合わせて行われた。
ちょっと時間が経っちゃったし、感謝祭って日本ではイマイチ馴染みがないんでそれほどピンとこない類いの話題かもしれないけど、個人的にはすごく気になる動きだったんで、メモを兼ねて。
Link(s): The Cleanest Line website (English / Japanese)
先月のアメリカの感謝祭の翌日のブラック・フライデーにパタゴニア(Patagonia)がニュー・ヨーク・タイムズ(New York Times)に掲載した広告。週明けの月曜日、いわゆるサイバー・マンデーにも同内容のメール・マガジンが送信された(右の写真はメール・マガジン版)。
見ての通り、上部にドン! と書かれてるメイン・キャッチコピーは 'DON'T BUY THIS JACKET'。まぁ、普通に考えれば、小売業の企業が使うキャッチコピーとは思えないような、ある種、ちょっと挑発的な(?)言葉遣いが、すごく印象的でパタゴニアらしい広告。目的は、当然、大量(過剰)消費が自然環境に与える負荷についての意識を高めるために、購買の必要性について考えることを促すモノ。アメリカで消費が爆発的に増える感謝祭のタイミングに合わせて行われた。
ちょっと時間が経っちゃったし、感謝祭って日本ではイマイチ馴染みがないんでそれほどピンとこない類いの話題かもしれないけど、個人的にはすごく気になる動きだったんで、メモを兼ねて。
2011/12/02
La búsqueda de más a la música cubana.
"GILLES PETERSON Presents Havana Cultura: The Search Continues"
(Brownswood) ★★★★☆ Link(s): iTunes Store / Amazon.co.jp
前にレヴューした "GILLES PETERSON Presents Havana Cultura - New Cuba Sound" の続編で、元トーキング・ラウド(Talkin' Loud)/ 現ブラウンズウッド(Brownswood)主宰者であり、DJ / コンパイラーとして世界的に大きな人気を誇るジャイルス・ピーターソン(GILLES PETERSON)の '音楽の旅・キューバ編' の第 2 弾。'The Search Continues' ってサブ・タイトル通り、'旅の続き' って言える感じかな。
これまでにも関連作品をたびたびレヴューしてることからもわかる通り、個人的にはジャイルス・ピーターソンとはかなりツボがカブってる(もちろん、間接的に教えてもらってきたって意味でもある)し、前作も秀逸な内容だったんで、今回もかなり期待してたんだけど、決して期待を裏切ることのない出来映えで、「さすがジャイルスだなぁ」と素直に感心しちゃうような内容。かなり聴き応えがある出来映えに仕上がってる。アートワークの写真も、適度にベタで、メチャメチャいい感じだし。
(Brownswood) ★★★★☆ Link(s): iTunes Store / Amazon.co.jp
前にレヴューした "GILLES PETERSON Presents Havana Cultura - New Cuba Sound" の続編で、元トーキング・ラウド(Talkin' Loud)/ 現ブラウンズウッド(Brownswood)主宰者であり、DJ / コンパイラーとして世界的に大きな人気を誇るジャイルス・ピーターソン(GILLES PETERSON)の '音楽の旅・キューバ編' の第 2 弾。'The Search Continues' ってサブ・タイトル通り、'旅の続き' って言える感じかな。
これまでにも関連作品をたびたびレヴューしてることからもわかる通り、個人的にはジャイルス・ピーターソンとはかなりツボがカブってる(もちろん、間接的に教えてもらってきたって意味でもある)し、前作も秀逸な内容だったんで、今回もかなり期待してたんだけど、決して期待を裏切ることのない出来映えで、「さすがジャイルスだなぁ」と素直に感心しちゃうような内容。かなり聴き応えがある出来映えに仕上がってる。アートワークの写真も、適度にベタで、メチャメチャいい感じだし。
2011/12/01
Down on earth.
『機動戦士ガンダム UC episode 4 重力の井戸の底で』
矢立肇・富野由悠季 原作 古橋 一浩 監督 (バンダイビジュアル) ★★★★☆
Link(s): Amazon (DVD / Blu-ray) / Rakuten (DVD / Blu-ray)
前から何度もレヴューしてる福井晴敏による書き下ろしの小説を原作としたアニメーション版「機動戦士ガンダム UC」の第 4 話。4 月に発売された第 3 話「ラプラスの亡霊」の続きで、全 6 話の予定だからこれで 2/3 を消化したことになる。
DVD の発売は 12 月に入ってからだったんでレヴューしてなかったんだけど、これまでと同じように DVD 発売に先駆けて映画館で行われたプレミア公開で観た。
機動戦士ガンダム UC の概略については第 1 話「ユニコーンの日」のレヴューに詳しく書いたから省くけど、第 3 話「ラプラスの亡霊」の最後のシーン(っつうか、ほぼエンディング・クレジット)で描かれてた通り、第 4 話の舞台はタイトルにもなってる '重力の井戸の底' と呼ばれている地球。宇宙で始まって地球に舞台が移るってのはガンダム・シリーズの王道なんで、その王道に沿った展開って言える(そして、その後は当然、もう一度…って展開になる)。
第 1 話「ユニコーンの日」のレヴューにも書いた通り、原作の小説版を既に読み終えているんで、当然、原作との比較をしながら観てる感じなんだけど、この第 4 話の第一印象は「派手でトリッキー」+「サーヴィス満点」って感じかな。いろんな意味で。
矢立肇・富野由悠季 原作 古橋 一浩 監督 (バンダイビジュアル) ★★★★☆
Link(s): Amazon (DVD / Blu-ray) / Rakuten (DVD / Blu-ray)
前から何度もレヴューしてる福井晴敏による書き下ろしの小説を原作としたアニメーション版「機動戦士ガンダム UC」の第 4 話。4 月に発売された第 3 話「ラプラスの亡霊」の続きで、全 6 話の予定だからこれで 2/3 を消化したことになる。
DVD の発売は 12 月に入ってからだったんでレヴューしてなかったんだけど、これまでと同じように DVD 発売に先駆けて映画館で行われたプレミア公開で観た。
機動戦士ガンダム UC の概略については第 1 話「ユニコーンの日」のレヴューに詳しく書いたから省くけど、第 3 話「ラプラスの亡霊」の最後のシーン(っつうか、ほぼエンディング・クレジット)で描かれてた通り、第 4 話の舞台はタイトルにもなってる '重力の井戸の底' と呼ばれている地球。宇宙で始まって地球に舞台が移るってのはガンダム・シリーズの王道なんで、その王道に沿った展開って言える(そして、その後は当然、もう一度…って展開になる)。
第 1 話「ユニコーンの日」のレヴューにも書いた通り、原作の小説版を既に読み終えているんで、当然、原作との比較をしながら観てる感じなんだけど、この第 4 話の第一印象は「派手でトリッキー」+「サーヴィス満点」って感じかな。いろんな意味で。
2011/11/30
The finale.
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 23 巻 ひかる宇宙編』
安彦 良和 著 矢立 肇 / 富野 由悠季 原案(角川グループパブリッシング)★★★★★
Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
月刊『ガンダム A』で 2001 年から連載している安彦良和先生によるファースト・ガンダムの描き下ろしリライト版『THE ORIGIN』が、約 10 年をかけて遂にこの 23 巻で完結を迎えた。連載開始当初から、安彦先生の健康が何よりも心配だったので(連載前に入院していたんで。それに、最初の数話を読んだだけで、ある意味、クオリティに関しては何の心配もなかったんで)、まずはこうして無事に完結を迎えたことが嬉しい限りだし、感慨深い。
この『THE ORIGIN』シリーズに関しては、17 巻以降、最新巻が発売されるたびにレヴューしてきたんだけど、当然、それ以前からも読んでたわけで、もっと厳密にいうと、『ガンダム A』で連載開始時から毎月読んできたんで、この機に作品全体を振り返ってみようかな。まぁ、細かいエピソードを拾っていくとキリがないんでやめとくけど。
『THE ORIGIN』は、ファースト・ガンダムのキャラクター・デザインと作画監督を務めていた安彦先生が、あらためてそのストーリーや細かい設定を見直し、再解釈・再設定しながら(メカニック・デザインのリファインは大河原邦男先生が担当してる)コミックとして描き直した作品。基本的にはファースト・ガンダムのストーリーに沿って進行していくんだけど、アニメ版や映画版との変更点も多く、初めて語られるエピソードも多くて、特に 9 巻・10 巻の「シャア・セイラ編」〜 11 巻・12 巻の「開戦編」〜 13 巻・14 巻の「ルウム編」で開戦前からガンダム登場までの時期(つまり、ジオンの独立やシャアとセイラの物語、モビルスーツ開発のエピソード等)のストーリーまで描かれた点は大きな特徴であり、古いガンダム・ファンにとっては最大級の嬉しいサプライズだった。
安彦 良和 著 矢立 肇 / 富野 由悠季 原案(角川グループパブリッシング)★★★★★
Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
月刊『ガンダム A』で 2001 年から連載している安彦良和先生によるファースト・ガンダムの描き下ろしリライト版『THE ORIGIN』が、約 10 年をかけて遂にこの 23 巻で完結を迎えた。連載開始当初から、安彦先生の健康が何よりも心配だったので(連載前に入院していたんで。それに、最初の数話を読んだだけで、ある意味、クオリティに関しては何の心配もなかったんで)、まずはこうして無事に完結を迎えたことが嬉しい限りだし、感慨深い。
この『THE ORIGIN』シリーズに関しては、17 巻以降、最新巻が発売されるたびにレヴューしてきたんだけど、当然、それ以前からも読んでたわけで、もっと厳密にいうと、『ガンダム A』で連載開始時から毎月読んできたんで、この機に作品全体を振り返ってみようかな。まぁ、細かいエピソードを拾っていくとキリがないんでやめとくけど。
『THE ORIGIN』は、ファースト・ガンダムのキャラクター・デザインと作画監督を務めていた安彦先生が、あらためてそのストーリーや細かい設定を見直し、再解釈・再設定しながら(メカニック・デザインのリファインは大河原邦男先生が担当してる)コミックとして描き直した作品。基本的にはファースト・ガンダムのストーリーに沿って進行していくんだけど、アニメ版や映画版との変更点も多く、初めて語られるエピソードも多くて、特に 9 巻・10 巻の「シャア・セイラ編」〜 11 巻・12 巻の「開戦編」〜 13 巻・14 巻の「ルウム編」で開戦前からガンダム登場までの時期(つまり、ジオンの独立やシャアとセイラの物語、モビルスーツ開発のエピソード等)のストーリーまで描かれた点は大きな特徴であり、古いガンダム・ファンにとっては最大級の嬉しいサプライズだった。
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Yasuhiko Yoshikazu
2011/11/09
Minimal freestyle art of words.
"太平洋をつなぐ詩の夕べ ゲーリー・スナイダー & 谷川俊太郎
An evening with GARY SNYDER & SHUNTARO TANIGAWA" ★★★★☆
Link(s): Website
10 月 29 日に新宿の明治安田生命ホールで、同年代であり、今もなお現代の日本とアメリカを代表する詩人として活躍しているゲーリー・スナイダー(GARY SNYDER)と谷川俊太郎の 2 人が出演したポエトリー・リーディングのライヴ・イヴェントが行われた。
ゲーリー・スナイダーは 1930 年生まれで、谷川俊太郎は 1931 年生まれ。1950 年代に詩人としてのキャリアをスタートさせたっていう共通点を持ち、1971 年に谷川俊太郎がゲーリー・スナイダーのキット・キット・ディジーの自宅を訪ねているなど、親交の深い 2 人が同じステージに立つっていう、なかなか豪華且つ興味深いイヴェントだったんで、ちょっと日が経っちゃったけど、一応、感想をまとめておこうかな、と。
会場の雰囲気としては、基本的には谷川俊太郎ファンが多かったような気がする(まぁ、当然って言えば当然だけど)けど、個人的な目当ては圧倒的にゲーリー・スナイダー。これまでにもゲーリー・スナイダーについては何度か取り上げてる通り、すごく好きな詩人 / 作家なので。
もうそれなりに高齢ということもあり、次にライヴを観れる機会がいつあるのかわからない(もちろん、特に他意はないけど、まぁ、年齢を考えれば、そう考えざるを得ない)って意味でも、これは行っとかないとまずいな、と。ゲーリー・スナイダー自身は日本との関係も深くて、わりと頻繁に来日はしてるんだけど、実はライヴを観るのは初めてだったりしたんで。
An evening with GARY SNYDER & SHUNTARO TANIGAWA" ★★★★☆
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10 月 29 日に新宿の明治安田生命ホールで、同年代であり、今もなお現代の日本とアメリカを代表する詩人として活躍しているゲーリー・スナイダー(GARY SNYDER)と谷川俊太郎の 2 人が出演したポエトリー・リーディングのライヴ・イヴェントが行われた。ゲーリー・スナイダーは 1930 年生まれで、谷川俊太郎は 1931 年生まれ。1950 年代に詩人としてのキャリアをスタートさせたっていう共通点を持ち、1971 年に谷川俊太郎がゲーリー・スナイダーのキット・キット・ディジーの自宅を訪ねているなど、親交の深い 2 人が同じステージに立つっていう、なかなか豪華且つ興味深いイヴェントだったんで、ちょっと日が経っちゃったけど、一応、感想をまとめておこうかな、と。
会場の雰囲気としては、基本的には谷川俊太郎ファンが多かったような気がする(まぁ、当然って言えば当然だけど)けど、個人的な目当ては圧倒的にゲーリー・スナイダー。これまでにもゲーリー・スナイダーについては何度か取り上げてる通り、すごく好きな詩人 / 作家なので。
もうそれなりに高齢ということもあり、次にライヴを観れる機会がいつあるのかわからない(もちろん、特に他意はないけど、まぁ、年齢を考えれば、そう考えざるを得ない)って意味でも、これは行っとかないとまずいな、と。ゲーリー・スナイダー自身は日本との関係も深くて、わりと頻繁に来日はしてるんだけど、実はライヴを観るのは初めてだったりしたんで。
2011/10/12
iRIP.
Steven Paul 'STEVE' JOBS (Feb 24, 1955 - Oct 5, 2011) - Rest in peace.
病気を理由に 8 月にアップル(Apple)の CEO を退き、その病状が心配されてたスティーヴ・ジョブズ(STEVE JOBS)の訃報が日本時間の 10 月 6 日の朝に報じられた。
これまでにも、ジョブズ / アップル関連のモノはわりとたくさんレビューしてきてることからもわかるように、ジョブズはもちろん、個人的にメチャメチャ思い入れのある人物。だから、もちろんすごくショックだし、訃報を聞いて(見て)以来、茫然自失というか、なんか心ここにあらずな心理状態が続いてたりもする。
病気を理由に 8 月にアップル(Apple)の CEO を退き、その病状が心配されてたスティーヴ・ジョブズ(STEVE JOBS)の訃報が日本時間の 10 月 6 日の朝に報じられた。
これまでにも、ジョブズ / アップル関連のモノはわりとたくさんレビューしてきてることからもわかるように、ジョブズはもちろん、個人的にメチャメチャ思い入れのある人物。だから、もちろんすごくショックだし、訃報を聞いて(見て)以来、茫然自失というか、なんか心ここにあらずな心理状態が続いてたりもする。
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2011/09/28
Never defeated. Live strong.
『ヒクソン・グレイシー 無敗の法則』
ヒクソン・グレイシー 著 ミゲール・リーヴァスミクー 構成
(ダイヤモンド社) ★★★☆☆ Link(s): Amazon.co.jp
表紙とタイトルを見ての通り、'400 戦無敗の男' ことヒクソン・グレイシーの著作。原著のライセンス・クレジット等が見当たらないので、どうも、日本企画というか、日本向けに書かれたっぽい(かなりビミョーな PV まであるし)。表紙にはサブ・タイトルなのか、"INVINCIBLE: Rickson Gracie's Path to Awareness and Becoming Unbreakable" なんて書いてある。
出版されたのは去年で、たしか出版時には来日してイベントとかもやってた記憶がある(行かなかったけど)。これまでにも『すべては敬愛するエリオのために ― グレイシー一族の真実』とか『ブラジリアン バーリトゥード』をレヴューしてるように、基本的にはブラジリアン / グレイシー柔術にはすごく興味があるし、当然、ヒクソンにも興味があるんで、出版された頃に読もうと思ってたんだけどちょっと忘れてて、ふとしたことから思い出したんで読んでみたって感じかな。
個人的な感想としては良くも悪くもすごく 'ヒクソンらしい' って印象かな。しかも、'良くも悪くも' のうち、どっちかっつうと、やや '悪くも' のほうが多めな感じで。内容としては、格闘技そのものや格闘家としてのキャリアについてではなく、あくまでも 1 人の人間としての '人生訓' みたいなモノなんだけど、個人的には、この部分が一番物足りなかったというか、期待とは違っていたんで。
ヒクソン・グレイシー 著 ミゲール・リーヴァスミクー 構成
(ダイヤモンド社) ★★★☆☆ Link(s): Amazon.co.jp
表紙とタイトルを見ての通り、'400 戦無敗の男' ことヒクソン・グレイシーの著作。原著のライセンス・クレジット等が見当たらないので、どうも、日本企画というか、日本向けに書かれたっぽい(かなりビミョーな PV まであるし)。表紙にはサブ・タイトルなのか、"INVINCIBLE: Rickson Gracie's Path to Awareness and Becoming Unbreakable" なんて書いてある。
出版されたのは去年で、たしか出版時には来日してイベントとかもやってた記憶がある(行かなかったけど)。これまでにも『すべては敬愛するエリオのために ― グレイシー一族の真実』とか『ブラジリアン バーリトゥード』をレヴューしてるように、基本的にはブラジリアン / グレイシー柔術にはすごく興味があるし、当然、ヒクソンにも興味があるんで、出版された頃に読もうと思ってたんだけどちょっと忘れてて、ふとしたことから思い出したんで読んでみたって感じかな。
個人的な感想としては良くも悪くもすごく 'ヒクソンらしい' って印象かな。しかも、'良くも悪くも' のうち、どっちかっつうと、やや '悪くも' のほうが多めな感じで。内容としては、格闘技そのものや格闘家としてのキャリアについてではなく、あくまでも 1 人の人間としての '人生訓' みたいなモノなんだけど、個人的には、この部分が一番物足りなかったというか、期待とは違っていたんで。
2011/09/13
Being minimal.
『百年前の山を旅する』 服部 文祥 著 (東京新聞出版部) ★★★☆☆
Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
タイトル(と表紙の写真)からわかる通り、21 世紀の今、あえて 100 年(以上)前の装備で、100 年(以上)前のルートで登山した様子や、その際の試行錯誤等を綴った書籍で、出版されたのは去年の 10 月。もともと『okugai』誌と『岳人』誌に掲載されていた記事をまとめたモノで、著者の服部文祥氏は 'サバイバル・シリーズ' と呼ばれる一連の書籍(Link: Amzn)でも知られてる。
たしか、『okugai』誌の 2009 年初夏号に掲載されてた「奥多摩・笹尾根縦走 100 年前の装備で山に入る」を読んでたのかな? その後、熱心に追いかけたわけじゃなかったんだけど、わりと印象深い内容だったんで、その延長線上で書かれたモノをまとめた書籍ってことであれば読んでおこうかな、と思って。
結論としては、読み物としてメチャメチャ面白いか? って言われるとちょっとビミョーだったりもするけど、コンセプト自体がすごく興味深いし、ひとつひとつの旅のストーリーも面白いし、いろいろと考えさせられる部分は多い。
Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
タイトル(と表紙の写真)からわかる通り、21 世紀の今、あえて 100 年(以上)前の装備で、100 年(以上)前のルートで登山した様子や、その際の試行錯誤等を綴った書籍で、出版されたのは去年の 10 月。もともと『okugai』誌と『岳人』誌に掲載されていた記事をまとめたモノで、著者の服部文祥氏は 'サバイバル・シリーズ' と呼ばれる一連の書籍(Link: Amzn)でも知られてる。
たしか、『okugai』誌の 2009 年初夏号に掲載されてた「奥多摩・笹尾根縦走 100 年前の装備で山に入る」を読んでたのかな? その後、熱心に追いかけたわけじゃなかったんだけど、わりと印象深い内容だったんで、その延長線上で書かれたモノをまとめた書籍ってことであれば読んでおこうかな、と思って。
結論としては、読み物としてメチャメチャ面白いか? って言われるとちょっとビミョーだったりもするけど、コンセプト自体がすごく興味深いし、ひとつひとつの旅のストーリーも面白いし、いろいろと考えさせられる部分は多い。
2011/08/27
Mind the gap.
『地球の論点 ー 現実的な環境主義者のマニフェスト』
スチュアート・ブランド 著 仙名 紀 訳 (英治出版) ★★★☆☆
Link(s): Amazon.co.jp
著者紹介に '未来学者' なんて肩書きが書かれてるスチュアート・ブランド(Stewart Brand)の最新作で、今年の 6 月に出版されたモノ。
原著は 2009 年出版の "Whole Earth Discipline: An Ecopragmatist Manifesto"(Links: iTS / Amzn)なので、タイトル周り的にはかなり直球っていうか、あまり奇を衒ってない感じで、変なタイトルの訳書が多い中で、なかなか良心的な印象(ただ、帯はちょっとやりすぎ感があるけど)。
タイトルと著者名でわかる人にはわかる通り、著者のスチュアート・ブランドは、1968 年から出版されてた伝説の雑誌、"Whole Earth Catalog" の発行人・編集者として著名な人物。特に、アップルのスティーヴ・ジョブズ(Steve Jobs)が 2005 年 6 月にスタンフォード大学で行った卒業生向けのスピーチ(iTunes でポッドキャストとして公開されてる)で、若い頃に強く影響を受けた雑誌として名前を挙げたことで近年、あらためて注目を集め、特に、"Whole Earth Catalog" の最終号で使われた "Stay hungry, stay foolish." って台詞は、スピーチの締めくくりの言葉として印象的に引用されたこともあって、すごく有名になった。
スチュアート・ブランド 著 仙名 紀 訳 (英治出版) ★★★☆☆
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著者紹介に '未来学者' なんて肩書きが書かれてるスチュアート・ブランド(Stewart Brand)の最新作で、今年の 6 月に出版されたモノ。原著は 2009 年出版の "Whole Earth Discipline: An Ecopragmatist Manifesto"(Links: iTS / Amzn)なので、タイトル周り的にはかなり直球っていうか、あまり奇を衒ってない感じで、変なタイトルの訳書が多い中で、なかなか良心的な印象(ただ、帯はちょっとやりすぎ感があるけど)。
タイトルと著者名でわかる人にはわかる通り、著者のスチュアート・ブランドは、1968 年から出版されてた伝説の雑誌、"Whole Earth Catalog" の発行人・編集者として著名な人物。特に、アップルのスティーヴ・ジョブズ(Steve Jobs)が 2005 年 6 月にスタンフォード大学で行った卒業生向けのスピーチ(iTunes でポッドキャストとして公開されてる)で、若い頃に強く影響を受けた雑誌として名前を挙げたことで近年、あらためて注目を集め、特に、"Whole Earth Catalog" の最終号で使われた "Stay hungry, stay foolish." って台詞は、スピーチの締めくくりの言葉として印象的に引用されたこともあって、すごく有名になった。
2011/07/30
Life as travel. Travel as life.
"180° SOUTH" クリス・マロイ 監督(キングレコード) ★★★★☆
Link(s): Amazon.co.jp (DVD / Blu-ray)
かなり前にジャック・ジョンソン(JACK JOHNSON)主宰のレーベル、ブラッシュファイア(Brushfire)からリリースされたサウンドトラックをレヴューしてた映画『180° South(ワン・エイティ・サウス) 』。劇場公開時に観ててレヴューし忘れてたんだけど、DVD がリリースされてたんで。DVD はまだ観てないんだけど、でも、また観たい、っつうか、いつでも観れるように持っていたいって思える映画なんで。まぁ、個人的には、DVD ってメディアはキライなんで、できれば iTunes Store で販売・レンタルしてもらえたほうがいいんだけど(現時点では iTunes Store にはないらしい)。
映画は、パタゴニア(Patagonia)の創業者のイヴォン・シュイナード(YVON CHOUINARD)とザ・ノース・フェイス(The North Face)の創業者のダグ・トンプキンス(DOUGLAS TOMPKINS)の 2 人が 1960 年代(つまり、それぞれのブランドを始める前)に行ったパタゴニア地方への旅を今、あらためてトレースしたドキュメンタリーで、サーフ・ドキュメンタリーの傑作 "Thicker Than Water"(Link: Amazon.co.jp)で知られるクリス・マロイ(CHRIS MALLOY)が監督を務めてる。
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かなり前にジャック・ジョンソン(JACK JOHNSON)主宰のレーベル、ブラッシュファイア(Brushfire)からリリースされたサウンドトラックをレヴューしてた映画『180° South(ワン・エイティ・サウス) 』。劇場公開時に観ててレヴューし忘れてたんだけど、DVD がリリースされてたんで。DVD はまだ観てないんだけど、でも、また観たい、っつうか、いつでも観れるように持っていたいって思える映画なんで。まぁ、個人的には、DVD ってメディアはキライなんで、できれば iTunes Store で販売・レンタルしてもらえたほうがいいんだけど(現時点では iTunes Store にはないらしい)。
映画は、パタゴニア(Patagonia)の創業者のイヴォン・シュイナード(YVON CHOUINARD)とザ・ノース・フェイス(The North Face)の創業者のダグ・トンプキンス(DOUGLAS TOMPKINS)の 2 人が 1960 年代(つまり、それぞれのブランドを始める前)に行ったパタゴニア地方への旅を今、あらためてトレースしたドキュメンタリーで、サーフ・ドキュメンタリーの傑作 "Thicker Than Water"(Link: Amazon.co.jp)で知られるクリス・マロイ(CHRIS MALLOY)が監督を務めてる。
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2011/07/22
A sign in the sky.
『宇宙兄弟 14 巻』 小山 宙哉 著(講談社) ★★★★☆
Link(s): Amazon.co.jp / Rakuten Books
前のエントリーの『MOONLIGHT MILE 22 巻』と同様に、ちょっと前に発売されてたんだけどレヴューし忘れてた一冊。これも今さらだけど、抜かすのも気持ち悪いんで。
実写映画化も決まった『宇宙兄弟』の最新刊。13 巻から約 3 ヶ月っていう早いペースでの発刊なんだけど、まぁ、映画化もあるし、わりと積極的に '攻め' てる感じなのかな。
まぁ、コミック自体は映画化とは別のハナシなんで、気を取り直してコミックのハナシに戻ると、ストーリーはこれまでにもレヴューしてきた通り、天真爛漫で ナチュラルでちょいニュータイプで天然も入ってる弟と、そんな弟を誇りに思いつつもコンプレックスも抱えててる兄の兄弟が、共に宇宙飛行士を目指す物語。タイトルの直球っぷりも好感が持てる。いい語感だし。
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前のエントリーの『MOONLIGHT MILE 22 巻』と同様に、ちょっと前に発売されてたんだけどレヴューし忘れてた一冊。これも今さらだけど、抜かすのも気持ち悪いんで。
実写映画化も決まった『宇宙兄弟』の最新刊。13 巻から約 3 ヶ月っていう早いペースでの発刊なんだけど、まぁ、映画化もあるし、わりと積極的に '攻め' てる感じなのかな。
まぁ、コミック自体は映画化とは別のハナシなんで、気を取り直してコミックのハナシに戻ると、ストーリーはこれまでにもレヴューしてきた通り、天真爛漫で ナチュラルでちょいニュータイプで天然も入ってる弟と、そんな弟を誇りに思いつつもコンプレックスも抱えててる兄の兄弟が、共に宇宙飛行士を目指す物語。タイトルの直球っぷりも好感が持てる。いい語感だし。
2011/07/15
Shape with idea.
PP 洗濯用ハンガー・シャツ用・3 本組 (無印良品) ★★★☆☆ Link(s): muji.net
無印良品に関しては、これまでにも「ステンレスクリップ(ペンホルダー付)」と「スープに入れるお餅」をレヴューしたけど、この「PP 洗濯用ハンガー・シャツ用」もその 2 アイテムと同様、すごく無印良品らしいナイス・アイテムで、別に新しい製品ではないと思うけど、ちょっと前から我が家では愛用してる。
右の写真を見てわかる通り、変なカタチのハンガー。素材は何の変哲もないポリプロピレンで、素材の質感を最大限に活かしたシンプルさは無印良品そのもの。
だからこそ、カタチ=デザインがキモになるんだけど、言ってみれば「PP 洗濯用ハンガー・シャツ用」ではなく、「T シャツ専用ハンガー」って感じかな。「T シャツ専用」ってのがポイントであり、そのための形状になってる、ってこと。
2011/07/13
Hackers' delight.
『ウィキリークス アサンジの戦争』
デヴィッド・リー / ルーク・ハーディング 著
月沢 李歌子・島田 楓子 訳 (講談社) ★★★★☆
Link(s): Amazon.co.jp
2007 年にイラク駐留アメリカ軍ヘリコプターがイラク市民・ロイターの記者を銃撃・殺傷した様子が映っている動画、いわゆる 'アパッチ・ヴィデオ' を 2010 年 4 月に公開したこと一躍、世界中の注目を集め、その後のアメリカの外交公電の公開や逮捕劇など、瞬く間に世界情勢に大きな影響を与える存在となったウィキリークス(WikiLeaks)とその創設者のジュリアン・アサンジ(Julian Assange)について、ウィキリークスともっとも親密な(でも、決して馴れ合いではない)関係を築いてきたイギリスの新聞『ガーディアン(The Guardian)』紙の記者が綴ったモノで、出版は原著("WikiLeaks: Inside Julian Assange's War on Secrecy")・訳書ともに 2011 年。今年に入ってからたくさん出版されてるウィキリークス関連の書籍のひとつってことになる。
最大のポイントは、著者が他のメディアに先んじてウィキリークスと協力体制を築いてた『ガーディアン』の記者である点。当然、他メディアでは知り得ないような記述が多くて読み応えは十分。アサンジの生い立ちやキャラクターから始まって、ウィキリークスの設立過程や一連の 'アパッチ・ヴィデオ' 〜 'ケーブル・ゲート' と呼ばれるアメリカ外交公電の公開〜逮捕劇に至るまでの流れをカヴァーしつつ、ウィキリークスが果たした役割や課題、'ウィキリークス以後' の世界でのメディア・個人の在り方みたいな部分まで触れられているんで、バランス良く概要を掴むのにももってこい。読み物としても適度に客観的でありながら、著者(たち)自身がプレーヤーでもあるので、適度にドラマチックに、'読ませる' 感じにまとまってて、決して軽いわけじゃないんだけど、思いの外、すんなりと読めちゃった印象かな。読み物として普通に面白いというか。
デヴィッド・リー / ルーク・ハーディング 著
月沢 李歌子・島田 楓子 訳 (講談社) ★★★★☆
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2007 年にイラク駐留アメリカ軍ヘリコプターがイラク市民・ロイターの記者を銃撃・殺傷した様子が映っている動画、いわゆる 'アパッチ・ヴィデオ' を 2010 年 4 月に公開したこと一躍、世界中の注目を集め、その後のアメリカの外交公電の公開や逮捕劇など、瞬く間に世界情勢に大きな影響を与える存在となったウィキリークス(WikiLeaks)とその創設者のジュリアン・アサンジ(Julian Assange)について、ウィキリークスともっとも親密な(でも、決して馴れ合いではない)関係を築いてきたイギリスの新聞『ガーディアン(The Guardian)』紙の記者が綴ったモノで、出版は原著("WikiLeaks: Inside Julian Assange's War on Secrecy")・訳書ともに 2011 年。今年に入ってからたくさん出版されてるウィキリークス関連の書籍のひとつってことになる。
最大のポイントは、著者が他のメディアに先んじてウィキリークスと協力体制を築いてた『ガーディアン』の記者である点。当然、他メディアでは知り得ないような記述が多くて読み応えは十分。アサンジの生い立ちやキャラクターから始まって、ウィキリークスの設立過程や一連の 'アパッチ・ヴィデオ' 〜 'ケーブル・ゲート' と呼ばれるアメリカ外交公電の公開〜逮捕劇に至るまでの流れをカヴァーしつつ、ウィキリークスが果たした役割や課題、'ウィキリークス以後' の世界でのメディア・個人の在り方みたいな部分まで触れられているんで、バランス良く概要を掴むのにももってこい。読み物としても適度に客観的でありながら、著者(たち)自身がプレーヤーでもあるので、適度にドラマチックに、'読ませる' 感じにまとまってて、決して軽いわけじゃないんだけど、思いの外、すんなりと読めちゃった印象かな。読み物として普通に面白いというか。
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