LAKEN ISO 70(シルバー)
LAKEN ISO 40(ストーン・ブルー)
(ラーケン) ★★★★☆
ちょっと前に触れた「脱ビニール傘」と同様に、ここ数ヶ月悩んでたのがウォーター・ボトルについて。つまり、「脱ペットボトル」、厳密には「ミニマイズ・ペットボトル」ってこと。だって、明らかに過剰消費されてるでしょ、ペットボトルって。「パタゴニアがペットボトルをリサイクルしてつくったシンチラ(フリース)」みたいな記事を読んだのは、まだ身の回りに今ほどペットボトル自体が普及してなかった頃で(たしか『POPEYE』かなんかだったかな?)、シンチラ自体も高くて買えなかったから、ただ、なんとなく、「パタゴニア、スゴイことするなぁ」「ペットボトルって偉いなぁ」くらいにしか思ってなかったんだけど、それから 10 数年(20 年になるかな?)、状況はかなり変わってて、パタゴニアのシンチラはリサイクルされたフリースからつくられてるし、ペットボトルの消費量は明らかに急増しててリサイクルが間に合わないなんて話も聞くし。もちろん、ペットボトルってフタを閉めて持ち運べるのは便利だし、軽くて丈夫で機能性が高いから、なくすのは難しいし、その必要もないと思うけど、年がら年中、何にでも、何も考えずに使うのはどうなんだ? って思って。電車とか乗ると、もう、みんな必ず 1 本ずつ持ってるんじゃないか、って勢いでしょ、ペットボトルって。でも、そんなにいつでも必要か、っていうとそうでもないと思うし、実はコスト・パフォーマンスは高くないし、使い捨てはなるべく減らしたほうがいいだろ、と。
そうは言っても、ペットボトルは便利で機能性は高いから、その部分が損なわれることなく、ペットボトルのウィーク・ポイントを補えなきゃなので、どうしたもんだろう、とちょっと悩んでいたのです。オーソドックスに考えると、シグ(SIGG)かラーケン(LAKEN)のアルミ製のウォーター・ボトルか、ナルゲン(NALGENE)やキャメルバック(CAMELBAK)のプラスティック・ボトルになるんだけど、丈夫で長持ちするモノだからこそデザインとか大事なわけで、そう考えるとシグのアース・イン・ウォーター辺りが有力候補になるんだけど、実物が近場に全然売ってない(最近、思うところあって、なるべくアマゾンや楽天で買い物しないようにしてるので)し、値段もちょっと高めだしなぁ、と。そんなこんな数週間悩んでたんですが、東海自然歩道のルート 2-3(石砂山〜石老山〜嵐山)を歩きたい気分が高まってきたので、その前には手に入れないと、ということになり、ラーケンの ISO にしました。
ラーケンの ISO を選んだ理由は保温・保冷機能。まず、デザインと質感で選べばプラスティック・ボトルよりアルミ・ボトルだろ、と。シグもラーケンもデザイン的には普通のアルミ・ボトルのほうが面白いモノが多いんだけど、せっかくアルミ・ボトルを選ぶなら、ペットボトルやプラスティック・ボトルにはない保温・保冷機能は嬉しい。シグにも似たような機能のモノがあるけど、スイスのシグよりスペインのラーケンかな、と。サイズは結局、0.4 リットルのモノ(ISO 40)と 0.7 リットルのモノ(ISO 70)を両方購入。日常では 0.4 リットル、スポーツの時は o.7 リットル、山では両方というのがいいかな、と。実際に、東海自然歩道のルート 2-3 で使ってみたんだけど、やっぱりドリンク・ホルダーに入れて扱うには ISO 40 のほうが適してる。保温・保冷機能も、いわゆる魔法瓶とかほどではないにしても、思ったより機能してて、なかなか快適。まぁ、山だとISO 40 と ISO 70 でミニマムだから、状況次第でもう 1 リットルくらい要りそうだから、ISO を飲料用、プラス 1 リットルを料理用に持つ感じになるのかな(これはナルゲンとかでよさそう)。
もうちょっといろんなデザインや色があるといいな、と思いつつ、まぁ、シンプルなデザインだし、使い勝手もいいんで、これからの季節、活躍してくれそうです。
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