しばらくブラジル音楽のエントリーはなかったけど、別に聴いてなかったわけじゃなく、相変わらず 70 年代頃を中心にこの辺ばっか掘ってるんだけど、そんな中でもお気に入りの 1 枚が、1979 年リリースのコパ 7 のファースト・アルバム。アートワークもサウンドもとてもラヴリィ。
コパ 7 といえば、前にレビューした "Black Rio" にもメチャメチャファンキーな "Copa 7 No Samba" が収録されてたけど、いわゆるブラック・リオ・ムーヴメントを代表するバンドのひとつ。ブラック・リオ・ムーヴメントってのは、同時期のアメリカのソウル〜ファンクにインスパイアされたブラジル音楽、言ってみればブラジリアン・レア・グルーヴなわけで、まぁ、元も子もない言い方しちゃえば悪いわけがないわけで。
この "O Som do Copa 7" もご多分に漏れず、とてもラヴリィ且つとてもファンキー。40 分弱くらいの短いアルバムなんだけど、曲ごとのメリハリも利いてるし、全体として完成度が高い。ちなみに、アルバム・タイトルは "The Sound of Copa 7" って意味で、翌年に続編 "O Som Do Copa 7, Vol. 2" も出てる。
昔と違ってあまり本とかには頼らずに、ブラジル人とか海外のブラジル音楽好きのブログなんかを見ながらいろいろと手探りで聴いてみてるけど、どうも、個人的にはこの辺のファンキーなヤツとフォーキーなヤツがすごくツボらしい。
COPA 7 "Fofoqueira" (From "O Som do Copa 7")
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