Link(s): Amazon.co.jp / iTunes Store
昨日のエントリーのビラルのアルバムのレヴューを書いてて思い出したドゥウェレのアルバム。これも今年の夏前頃のリリースで、リリース当初にゲットして結構聴いてたんだけど、レヴューし忘れてた 1 枚。出来はいいんだけど。
これまでに何度かピックアップしてるドゥウェレは、デトロイト出身の R&B シンガー・ソングライターで、このアルバムは通算 4 枚目のアルバム。コモンや J・ディラ / スラム・ヴィレッジなんかとの絡みが多いアーティストなんで、個人的には馴染みはあるんだけど、でも、昨日のエントリーでも書いた通り、「ディアンジェロとマックスウェル以降に出てきた男性アーティストのひとり」的な印象も拭えなかったりして、ちょっと申し訳なかったりもするんだけど。
まぁ、そこで挙げた、ビラルとかミュージック・ソウルチャイルドとかヴィクター・デュプレとかジョン・レジェンドとか、'紛らわしい' アーティストたちと同様、聴けば全然好きだったりするんだけど。特にドゥウェレの場合は、その中でもメロウで美メロな印象が強いかな。あまり、奇を衒ったようなことはしない、オーソドックスなソウル・シンガー・ソングライターって感じで。
今回の "W.Ants W.Orld W.Omen (W.W.W.)" も基本的にはその印象通りの内容。それほど派手な仕掛けがあるわけじゃないんだけど、ヴォーカルもサウンドも控え目で、イヤらしい過剰さがないメロウでオーガニックなサウンドが堪能できる感じで。安心して聴くことのできるクオリティの 1 枚だなぁ、と。こういうアーティスト / アルバムの存在は、いつの時代にもありがたい。
あと、個人的には、前にここで紹介したマイケル・ジャクソンへのトリビュートが印象に残ってる。今、観ても、メチャメチャ秀逸。
DWELE "What's Not To Love'" (From "W.Ants W.Orld W.Omen (W.W.W.)")
0 comment(s)::
Post a Comment