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2011/09/16

Heart 2 heart. Love 2 love.

"LA ♥ JPN ♥ LA Vol. 1 / Vol. 2" (disques corde)  ★★★★☆ 
 Link(s): iTunes Store (Vol. 1 / Vol. 2)


この "LA ♥ JPN ♥ LA" シリーズは、LA 界隈のアンダーグラウンド・シーンが中心になってコンパイルされた 311 のチャリティ・コンピレーション。ヴォリューム 1 は 7 月に、ヴォリューム 2 は今月リリースされてて、LA 界隈のアーティストだけでなく、日本人アーティストの音源も収録されてる。あと、それぞれ 25 曲以上収録されてて価格は ¥900 なのでかなりユーザー・フレンドリー。売り上げはすべて日本赤十字社シヴィック・フォース(Civic Force)に寄付されるという。

具体的に参加してるアーティストは、ヴォリューム 1 はラス・G(Ras G)やダム・ファンク(Dam-Funk)、カルロス・ニーニョ(Carlos Nino)、ミゲル・アットウッド・ファーガソン(Miguel Atwood-Ferguson)、ギャビー・ヘルナンデス(Gaby Hernandez)等、ヴォリューム 2 はトキモンスタ(Tokimonsta)、ライフ・フォース・トリオ(The Life Force Trio)、フリー・ザ・ロボッツ(Free the Robots)等、LA 界隈のシーンを代表するアーティストたちがトラックを提供してる。

また、日本からも DJ ミツ・ザ・ビーツ(DJ MITSU THE BEATS)やブン(Bun)、インナー・サイエンス(Inner Science)らが参加してて、まぁ、間違いないっつうか、かなり聴き応えのある内容に仕上がってる。

2011/04/15

Electronic relaxation.


"Kompakt Benefit Compilation for Japan" (Kompakt) ★★★★☆ 
 Link(s): iTunes Store / bandcamp


前にレヴューした "The Sun Still Rises in the East" と "Something We Can Do" に続いて、コレも震災支援のコンピレーションで、リリースしたのはドイツの Kompakt(コンパクト)。内容以前の特徴として最初に目につくのは全 34 曲っていうヴォリュームと、iTunes Store で ¥1350 って価格の安さ。コレには素直にちょっとビックリ。まぁ、安いからって内容で手を抜いてるわけではないんだけど。

サウンド的には、"The Sun Still Rises in the East" がアブストラクト・ヒップ・ホップ系、"Something We Can Do" がドラムンベース系だったのに対して、今作はテクノ〜エレクトロニカ系のレーベルとして人気の高い Komapkt からのリリースなので、サウンドは当然、Kompakt らしいモノになってる。

ただ、いわゆるテクノ〜エレクトロニカ系だけかっていうとそんなことはなくて、bandcamp のページのタグにも 'dance, disco, electronic, house, tech house, techno' なんて書いてある通り、アンビエント、チル・アウト、テクノ、エレクトロニカ、ディープ・ハウス、テック・ハウス、ダブ等、わりとヴァリエーションに富んだ内容になってる印象で、いろんなスタイルのサウンドが楽しめる。

2011/04/14

Mind the gap of the A311 anthem.

斉藤和義『ずっとウソだった』 ★ Link(s): Unofficial Website

4 月 7 日木曜日に YouTube で公開されて一気に話題になった斉藤和義の楽曲。動画の削除と拡散のイタチごっこを繰り返しつつ Twitter などで拡散して、結果的に大きなニュースになったという意味ですごく現代的な現象だった。

もうすっかり知られてる通り、これは去年リリースされたシングル『ずっと好きだった』を原発政策・電力会社批判の辛辣な歌詞に変えたメッセージ・ソングで、『ずっとウソだった』ってタイトル自体もオフィシャルで発表されたモノじゃない。まぁ、一連の出来事の顛末はウィキペディアに まとめられてるのがわりとわかりやすいのであらためて詳しくは触れないけど。でも、なんか、一気に広がった反動からか、週末に都知事選であまりにもガッカ リしたからか、週が明けてからちょっと騒ぎが収まっちゃった感もあるんで、だからこそ、あえてレヴューを。この時期のトピックとして、どう感じたかをやっ ぱりキチンと残しとくべきだと思ったし、いろんな意味ですばらしい出来映えだと思ってるんで。まぁ、一言でいえば全面支持なんだけど。

2011/04/04

Sumthin' sumthin'.

"Something We Can Do" (HE:Digital) ★ Link(s): Official Website

前にレヴューした "The Sun Still Rises In The East" に続いて、これも 311 の支援コンピレーションで、これまでも何度かレヴューしてる MAKOTO が主宰するレーベル、ヒューマン・エレメンツ(Human Elements)のデジタル・レーベル、HE:Digital からのリリース。収録音源は、日本人のドラムンベース・アーティストの曲(または日本人アーティストと海外アーティストとのコラボレーション)で、発案から 2 週間でカタチにしたにも関わらず、全曲未発表音源っていうなかなか豪華。企画意図だけじゃなく、純粋に音源としてもかなりいい仕上がりになってる。既に Bandcamp からリリースされてて("The Sun Still Rises In The East" にも使われてた Bandcamp は即日リリース可能なんだとか)、iTunes Store や beatport も追って今週にはリリースされるはず(詳細はオフィシャル・サイトで)。

2011/03/27

The sound of relief.

"The Sun Still Rises In The East" (A Bridge Too Far Recordings)  
 Link(s): Bandcamp 

気が付けば、前のエントリーは奇しくも 3 月 10 日。311 の大地震・津波の前日で、それ以降、更新してなかったことになる。

このエントリーを書いてる 311 の 2 週間以上経った時点でもまだまだその渦中にあり、終わったことでもないし、振り返れることでもないんだけど、ひとつだけ確実に言えるのは、311 以前と以後で明らかにマインドセットが大きく変わったってこと。いろんな、っつうか、あらゆる面で。まだまだ渦中だから上手く整理はできてないけど、変わったってことだけは間違いないって実感はある。

311 以降の最初のエントリーを何にするか、どういうテンションにするかは自分なりにもそれなりに悩んだところだった。それこそ、かわぐちかいじの『太陽の黙示録』にしようかってアイデアもあったくらい。実際、311 の前の週にやっと全巻を読み終えたところだったんで。まぁ、さすがにちょっと刺激的すぎるので時期をズラすことにしたんだけど。本質的にはナシじゃないとは思ってるけど、タイミングとテンションはちょっと慎重にならざるを得ない。こういう部分もちょっとしたマインドセットの変化なのかも。