"We Love DJ Kool Herc" (saturnneversleeps.com) ★★★★★
Link(s): saturnneversleeps.com
タイトルを見ればわかる通り、ヒップ・ホップのオリジネーターの 1 人として知られるアーティスト、DJ クール・ハーク(DJ KOOL HERC)へのトリビュート・コンピレーションで、2 月にキング・ブリット(KING BRITT)とルシール(RUCYL)の 2 人組ユニット、サターン・ネヴァー・スリープス(SATURN NEVER SLEEPS)のサイトで発表されたモノ。コンピレーション自体はフリー・ダウンロードのカタチで公開されてて、同時に、病気で倒れたクール・ハークの入院・医療費の募金を呼びかけてる。
参加アーティストは、西海岸の 'ファンク番長' ことダム・ファンク(DAM FUNK)をはじめとして、近年のシーンで最も刺激的なビートを聴かせているプロデューサーの 1 人のラス・G(RAS G)、キング・ブリットとは旧知のソウルメイトである 4 ヒーロー(4HERO)のディーゴ(DEGO)、キング・ブリットと同郷の女流詩人のアースラ・ラッカー(URSULA RUCKER)等、国・都市やジャンルを超えた豪華なメンバーが集結してて、サウンド的にもヒップ・ホップに限定されてるわけじゃなく、さまざまな音楽性を網羅してる。既発曲がどのくらい含まれてるのかはわかんないけど、内容的には申し分ない、フリー・ダウンロードにするにはもったいないくらいのクオリティの全 18 曲のコンピレーションに仕上がってる。
リリース時にはレヴューし忘れてて、一応、当面必要な額の募金は集まったらしいんだけど、企画の意図ももちろんいいし、今後の継続的な支援が必要だと思うし、それに加えて、純粋にコンピレーションとしての出来映えも素晴らしくて、個人的にはメチャメチャ愛聴してたりもするんで、備忘も兼ねて。
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2011/05/05
2011/04/15
Electronic relaxation.
"Kompakt Benefit Compilation for Japan" (Kompakt) ★★★★☆
Link(s): iTunes Store / bandcamp
前にレヴューした "The Sun Still Rises in the East" と "Something We Can Do" に続いて、コレも震災支援のコンピレーションで、リリースしたのはドイツの Kompakt(コンパクト)。内容以前の特徴として最初に目につくのは全 34 曲っていうヴォリュームと、iTunes Store で ¥1350 って価格の安さ。コレには素直にちょっとビックリ。まぁ、安いからって内容で手を抜いてるわけではないんだけど。
サウンド的には、"The Sun Still Rises in the East" がアブストラクト・ヒップ・ホップ系、"Something We Can Do" がドラムンベース系だったのに対して、今作はテクノ〜エレクトロニカ系のレーベルとして人気の高い Komapkt からのリリースなので、サウンドは当然、Kompakt らしいモノになってる。
ただ、いわゆるテクノ〜エレクトロニカ系だけかっていうとそんなことはなくて、bandcamp のページのタグにも 'dance, disco, electronic, house, tech house, techno' なんて書いてある通り、アンビエント、チル・アウト、テクノ、エレクトロニカ、ディープ・ハウス、テック・ハウス、ダブ等、わりとヴァリエーションに富んだ内容になってる印象で、いろんなスタイルのサウンドが楽しめる。
Link(s): iTunes Store / bandcamp
前にレヴューした "The Sun Still Rises in the East" と "Something We Can Do" に続いて、コレも震災支援のコンピレーションで、リリースしたのはドイツの Kompakt(コンパクト)。内容以前の特徴として最初に目につくのは全 34 曲っていうヴォリュームと、iTunes Store で ¥1350 って価格の安さ。コレには素直にちょっとビックリ。まぁ、安いからって内容で手を抜いてるわけではないんだけど。サウンド的には、"The Sun Still Rises in the East" がアブストラクト・ヒップ・ホップ系、"Something We Can Do" がドラムンベース系だったのに対して、今作はテクノ〜エレクトロニカ系のレーベルとして人気の高い Komapkt からのリリースなので、サウンドは当然、Kompakt らしいモノになってる。
ただ、いわゆるテクノ〜エレクトロニカ系だけかっていうとそんなことはなくて、bandcamp のページのタグにも 'dance, disco, electronic, house, tech house, techno' なんて書いてある通り、アンビエント、チル・アウト、テクノ、エレクトロニカ、ディープ・ハウス、テック・ハウス、ダブ等、わりとヴァリエーションに富んだ内容になってる印象で、いろんなスタイルのサウンドが楽しめる。
2010/11/26
The music for the great journey.
"180° South" Original Soundtrack (Brushfire Records) ★★★★☆
Link(s): Amazon.co.jp / iTunes Store
来年 1 月 22 日に日本で公開される映画『180°(ワン・エイティ)サウス』のオリジナル・サウンドトラックで、ジャック・ジョンソンが主宰するブラッシュファイアからのリリース。
映画は、パタゴニアの創業者のイヴォン・シュイナードとザ・ノース・フェイスの創業者のダグ・トンプキンスの 2 人が 1960 年代(つまり、それぞれのブランドを始める前)に行ったパタゴニア地方への旅を今、振り返ってみたモノで、監督はサーフ・ドキュメンタリーの傑作 "Thicker Than Water" で知られるクリス・マロイ。まぁ、コレだけの要素だけで十分興味津々なんだけど、映画自体はまだ観てないんで、詳細はサイトで。まぁ、トレーラーを観る限り、相当ヤバそうなんだけど。タイトルは「2 人の人生を 180° 変えた旅」って意味らしい。
Link(s): Amazon.co.jp / iTunes Store
来年 1 月 22 日に日本で公開される映画『180°(ワン・エイティ)サウス』のオリジナル・サウンドトラックで、ジャック・ジョンソンが主宰するブラッシュファイアからのリリース。映画は、パタゴニアの創業者のイヴォン・シュイナードとザ・ノース・フェイスの創業者のダグ・トンプキンスの 2 人が 1960 年代(つまり、それぞれのブランドを始める前)に行ったパタゴニア地方への旅を今、振り返ってみたモノで、監督はサーフ・ドキュメンタリーの傑作 "Thicker Than Water" で知られるクリス・マロイ。まぁ、コレだけの要素だけで十分興味津々なんだけど、映画自体はまだ観てないんで、詳細はサイトで。まぁ、トレーラーを観る限り、相当ヤバそうなんだけど。タイトルは「2 人の人生を 180° 変えた旅」って意味らしい。
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2010,
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Brushfire,
Folk,
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Rock,
Soundtrack,
The North Face
2009/09/07
Well-balanced.
ISOUL8 "Balance" (Sonar Kollektiv) ★★★★☆
Link(s): iTunes Store / Amazon.co.jp
昨日のエントリーのリマの "This World" とのつながりでもう 1 枚、個人的にわりとにたカテゴリーに分類されてる愛聴盤を。
リマのメンバーのひとりで、4 ヒーローのディーゴと一緒に 2000 ブラックのイベントで来日経験もあるインテリスタのイタリア人プロデューサー、ヴォルコフことエンリコのアイソウル 8(っつうか、'Isoul8' と書いて「アイソレイト」と読む)名義のアルバムで、ジャザノヴァの主宰するソナー・コレクティヴから 2006 年にリリースされたアルバム(まぁ、この周辺のアーティストはみんな自分のレーベルがあって、お互いに仲間のレーベルからいろんな名義でリリースし合ったりしてる)なんだけど、イタリア人のエンリコらしく(?)、なかなかクールでセクシーな 1 枚に仕上がってる。
Link(s): iTunes Store / Amazon.co.jp
昨日のエントリーのリマの "This World" とのつながりでもう 1 枚、個人的にわりとにたカテゴリーに分類されてる愛聴盤を。リマのメンバーのひとりで、4 ヒーローのディーゴと一緒に 2000 ブラックのイベントで来日経験もあるインテリスタのイタリア人プロデューサー、ヴォルコフことエンリコのアイソウル 8(っつうか、'Isoul8' と書いて「アイソレイト」と読む)名義のアルバムで、ジャザノヴァの主宰するソナー・コレクティヴから 2006 年にリリースされたアルバム(まぁ、この周辺のアーティストはみんな自分のレーベルがあって、お互いに仲間のレーベルからいろんな名義でリリースし合ったりしてる)なんだけど、イタリア人のエンリコらしく(?)、なかなかクールでセクシーな 1 枚に仕上がってる。
2009/07/12
Sound of humidity.
"Inner Exile".LEE EVERTON(Rootdown) ★★☆☆☆
去年リリースされてけっこう話題になってたけど、なんか機会を逃して聴きそびれてたスイス人アーティスト、リー・エヴァートンのデビュー・アルバムを遅ればせながらチェック。漏れ聞いてた評判によると、今〜これからの時期にピッタリっぽいんで。
漏れ聞いてた評判では「レゲエ・シーンのジャック・ジョンソン」みたいな、かなり安直な、でも、ある意味、すごくわかりやすい感じの言われ方をしてたんで、正直、ちょっとビミョーな感じもしてたんだけど、まぁ、確かにアコースティックでオーガニックでシンプルなサウンドで、ブルースとかフォークのテイストも感じさせつつも全体としてルーツ・レゲエをベースにしてて、ナチュラルなソングライティングとヴォーカルって意味では、そう言いたくなる気持ちも解らないではない。
でも、正直言うと、漏れ聞いてた評判ほどの出来じゃないような印象を持っちゃったのも事実。少なくとも、ボブ・マーリーとかボブ・ディランとかヴァン・モリソンを引き合いに出すようなレベルではないな、と。ビックリしたんだけど、ホントにそういうのをどっかで見たんで。まぁ、そんな風に書かれちゃうとどうしても期待値がガーンって上がっちゃうから、聴くときの耳も厳しくもなるんだけど。それに、別に本人が言ったわけじゃないだろうし。もちろん「影響を受けた」くらいのことは言ってるかもしれないけど(この手の音楽をやってて、この 3 人の影響を受けてないアーティストなんているのか? ってハナシだし)、それと、そういった名前を引き合いに出してリー・エヴァートンを紹介することは全然意味合いが違うから。
まぁ、そんな経緯があったからか、個人的には思ったほどじゃなかったというか、それほどシックリきたわけじゃないってのが正直なところ。なんでだろう? ソングライティングがちょっと弱いのかな。声質が好みじゃないのかな。別に出来が悪いわけではないし、湿度が高くなってきた今の時期に、どっかでフツーに耳にしたりする分には全然 OK な音ではあるんだけど。ただ、個人的には、似たような印象の(近いファンクションを持った)アルバムだったら、レゲエ・テイストのモノならミシカの "Above the Bones"、レゲエ・テイストにこだわらないならドナヴォン・フランケンレイターの "Donavon Frankenreiter" とかジャック・ジョンソンの "Sleep Through the Static"、特に "Donavon Frankenreiter" のほうが愛聴度が高いかな。
LEE EVERTON "So Proud Of You" (From "Inner Exile")
2009/01/16
The master at work.
"Renaissance The Masters Series". SATOSHI TOMIIE(Renaissance) ★★★★☆
「海外組」日本人プロデューサー / DJ の先駆者として活躍し続け、2001 年に立ち上げたレーベル、SAW も好調な富家哲が、ルネッサンスの人気ミックス CD シリーズ、ザ・マスターズ・シリーズの最新作を担当。リリースは 2008 年。富家氏は、これまでにもルネッサンスで 2006 年に "Renaissance Presents 3D: Mixed by SATOSHI TOMIIE"(名盤!)、2007 年に "Renaissance The Master Series Part 9" を手掛けてて、コンスタントに毎年リリースしてるあたりからは、ルネッサンスとのいい関係が継続してることがうかがえる(クリエイティヴの面でも、セールスの面でも)。ただ、去年出したのが "Renaissance The Master Series Part 9" なのに、今作には「パート何番」って付いてないのが何故なのかはナゾ。区別しにくくて、わかりにくいことこの上ないし。
ただ、そのわかりにくさは抜きにすれば、内容は申し分ない仕上がりで、適度にアップリフティングでありながら、サウンドはとてもディープで、心地いい音響がジワジワとくる感じは、いい意味ですごくイヤらしい。凝り性な富家氏らしく、単にミックスするだけじゃなくてアディショナル・プロダクションまでしてるらしいし(キーボードとかエフェクトとかループとか)。最近、このシーンを熱心に追いかけてるわけじゃないから、最近の傾向とか個別のトラックに関しては詳しく知らないけど、全体をひとつの作品として楽しむという意味ではそれほど重要じゃないし、細かいウンチク抜きにして楽しめる。
無機質でテッキーでミニマルでダークでありながら、前よりハードさ(+バカっぽさ)が抑えめで、ディープでアトモスフェリックで音楽的な方向性が強くなってる(ような気がする)感じは個人的に好みだし(プログレッシヴ・ハウスって呼び方はどうかと思うけど)、東京の街で深夜に歩きながら(またはランニングしながら)iPod で聴いいてるとすごくシックリきて、あらためて、クラブ・ミュージック、特にハウス・ミュージックって、都市の深夜の音楽だな、って実感した。
Labels:
★★★★,
2008,
Art,
Culture,
House Music,
Idea,
Mix,
Music,
Renaissance,
Satoshi Tomiie
Dark and minimal.
"RenaissanceThe Masters Series Part 9". SATOSHI TOMIIE(Renaissance) ★★★☆☆
前のエントリーと同様、"Renaissance The Master Series" をレビューするのを機会に、富家哲がルネッサンスからリリースした他の作品も聴き直してみたので、合わせてレビューを。
この "Renaissance The Master Series Part 9" は 2007 年にルネッサンスからリリースされた 2 枚組ミックス CD。一聴した印象はダークでミニマル。派手な仕掛けとかわかりやすいヴォーカル・トラックとかはほとんどなく、地味に、でもジワジワとくる感じは嫌いじゃない。ちょっとトランシーな感じもするかな。そもそも、反復するビートとサウンドが徐々に盛り上げるクラブ・ミュージックのグルーヴ感ってのは、長い時間、ある種のトランス状態でこそ、その機能を効果的に発揮するわけで、派手なトラックとか仕掛けはメリハリにはなるけど、多すぎると逆に耳障りだったりしかねない面もあって、そういう意味では、いい意味ですごくトランシーなミックスと言えるかも。その証拠に(?)、深夜の仕事中やウォーキング / ランニング等の BGM にピッタリで、NIKE+ 用に使ってる iPod nano のプレイリストには欠かせない 1 枚になってるし。
ルネッサンスって、わりとメジャーでコマーシャルなレーベルからのリリースながら、変にコマーシャルにするんじゃなく、いい意味でのアンダーグラウンドっぽさを残しながら、最近の富家氏らしいサウンドを貫いてる印象で、その辺のサジ加減も富家氏らしいって言えばらしいと言えるのかも。
Labels:
★★★★,
2007,
Art,
Culture,
House Music,
Idea,
Mix,
Music,
Renaissance,
Satoshi Tomiie
Solid sound of past, present and future.
SATOSHI TOMIIE "Renaissance Presents 3D: Mixed by SATOSHI TOMIIE"
(Renaissance) ★★★★★
"Renaissance The Master Series" をレビューするのを機会に、富家哲がルネッサンスからリリースした他の作品も聴き直してみたので、合わせてレビューを(次のエントリーも同様)。
富家氏は NYC 在住のプロデューサー / DJ で、海外のクラブ・ミュージック・シーンで活躍する日本人の先駆者として、かれこれ 20 年くらい活躍してるアーティスト。デビュー曲の "Tears" は今でもハウス・クラシックとして語り(聴き)継がれてるし、数々のメジャー・アーティストのリミックスを手掛けてたりしながら、今もなお、世界のクラブ / ハウス・シーンの最先端で活躍してて、さらに、自身の主宰するレーベル、SAW も好調だったりと、まさに、第一人者に相応しい活躍を続けてる。
(Renaissance) ★★★★★
"Renaissance The Master Series" をレビューするのを機会に、富家哲がルネッサンスからリリースした他の作品も聴き直してみたので、合わせてレビューを(次のエントリーも同様)。富家氏は NYC 在住のプロデューサー / DJ で、海外のクラブ・ミュージック・シーンで活躍する日本人の先駆者として、かれこれ 20 年くらい活躍してるアーティスト。デビュー曲の "Tears" は今でもハウス・クラシックとして語り(聴き)継がれてるし、数々のメジャー・アーティストのリミックスを手掛けてたりしながら、今もなお、世界のクラブ / ハウス・シーンの最先端で活躍してて、さらに、自身の主宰するレーベル、SAW も好調だったりと、まさに、第一人者に相応しい活躍を続けてる。
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2006,
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Renaissance,
Satoshi Tomiie
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